幼児期の食事
幼児期の食事について
幼児期は基本的な食習慣が作られる大切な時期です。また、著しく成長する時期ですので、体は小さくても成長のもとになる食品をとる必要があります。
進め方のポイント
- 食事やおやつ(補食)の時間が空腹で迎えられるように、生活リズムを整えましょう。
- 素材の持ち味を大切に、薄味にしましょう。
- ほとんどの食品を食べることができますが、歯が生えそろう3歳頃までは食物繊維の多い食品や消化しにくい食品はやわらかく加熱したり、小さく刻んだりして食べやすく調理しましょう。
- 家族そろって食事をとるよう心がけましょう。
- 「いただきます」「ごちそうさま」のあいさつなど、食事の基本的なマナーを身につけましょう。
こんな心配事ありませんか?
好き嫌い(偏食)
- 幼児期の好き嫌いは固定されたものではなく、時期によって変化していくものです。少しでも食べてみようと言葉かけをし、無理強いしないようにしましょう。
- 一緒に食べる家族がおいしそうに食べる姿をみせましょう。
- 苦手な食品は好きな料理に混ぜたり、固さや大きさ、舌ざわりなどを食べやすく工夫したりしましょう。
- 苦手な食品もときどき食卓に出し、食べる機会をつくりましょう。ひとくちでも食べられたらたくさんほめてあげましょう。
- 赤や黄色などの明るい食品をとり入れるほか、子どもの好きな形(ハートや花、車など)にするなど盛りつけを楽しく工夫しましょう。
- お手伝いに興味がでてきたら、野菜の皮むきなどの簡単な作業を任せてみましょう。上手にできなくてもたくさんほめてあげることで、食への興味や関心につながります。
少食
- 食欲に個人差が出てくる時期です。無理強いすることなく、規則正しい生活と十分な運動を習慣にしましょう。
- 盛りつけ量を少なめにし、残さず食べられた達成感を経験させてみましょう。
遊び食べ、むら食い
- 大人と同じように子どもの食欲にも日によって波がありますので、無理強いする必要はありません。
- 食事時間は20分から30分くらいが目安です。食べ終わる前に遊び始めたら「ごちそうさま」の声かけをし、食事を切り上げることも大切です。
おやつについて
おやつの役割
- 3回の食事だけではとりきれないエネルギーや栄養、水分を補給する機会です。
- 食事とは違った食べることの楽しさを味わうことができます。
- 食事のマナーや食習慣などを自然なかたちで無理なく身につけることができます。
上手なおやつの与え方
- 与える時間と回数を決めましょう。できるだけ食事との間隔が2時間から3時間程度あくように調整しましょう。
- 欲しがる分だけ与えるのではなく、量を決めましょう。
- おにぎりやパンなどの主食のほか、旬の果物や野菜、いも、乳製品など自然の味を生かしたものが望ましいです。
- 牛乳やお茶などの甘くない飲み物と組み合わせましょう。
おすすめレシピの紹介
家族みんなでおいしく食べられるメニューのレシピです。食材の大きさや固さはお子さんの食べやすいように工夫しましょう。お子さんがお手伝いできそうなところは任せて、一緒に作ってみましょう。上手にできなくてもお手伝いのあとはたくさんほめてあげましょう。
- おすすめレシピ(1) (PDF 115.7KB)
- おすすめレシピ(2) (PDF 138.3KB)
- おすすめレシピ(3) (PDF 140.1KB)
- おすすめレシピ(4) (PDF 146.4KB)
- おすすめレシピ(5) (PDF 141.7KB)
- おすすめレシピ(6) (PDF 146.4KB)
- おすすめレシピ(7) (PDF 167.1KB)
特に苦手な子が多い野菜をおいしく食べられるレシピもご紹介します。
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