スウェーデンのうつわ グスタフスベリのある暮らし

スウェーデンのうつわ グスタフスベリのある暮らし
展覧会概要
スウェーデンのデザイン史において重要な役割を果たしてきたグスタフスベリ製陶所。1825年に設立され、すべての人に美しい日用品を届けるという理念のもと、個性豊かなデザイナーたちによって、暮らしを彩る数々のテーブルウェアが生み出されました。
本展は、グスタフスベリを代表するデザイナー、ヴィルヘルム・コーゲ、スティグ・リンドベリ、リサ・ラーソン、カーリン・ビョルクヴィストの4人に焦点をあて、スウェーデン国立美術館の所蔵品約300点を展示。グスタフスベリの歴史と魅力をひもとく、日本で初めての展覧会です。
- 会期
- 2026年10月17日(土曜日)から12月20日(日曜日)まで 会期中無休
- 開館時間
- 午前10時から午後6時まで(入館は午後5時30分まで)
- 主催
- 秋田市立千秋美術館、ABS秋田放送
- 後援
- スウェーデン大使館、秋田魁新報社、AKT秋田テレビ、AAB秋田朝日放送、エフエム秋田 、CNA秋田ケーブルテレビ
- 特別協力
- スウェーデン国立美術館
- 協 力
- 全日本空輸、仲小路振興会、西武秋田店
- 企画協力
- S2
- 制作協力
- NHKプロモーション
- 観覧料
-
一般 1,300円(1,100円)、大学生 800円(640円)、高校生以下は無料
- ( )内は20名以上の団体、前売、障がい者割引、および秋田県立美術館との相互割引料金
- くるりん周遊パスで観覧の場合、一般990円、大学生590円
- 前売券販売所
- 秋田市立千秋美術館、さきがけニュースカフェ、ローソンチケット(Lコード:21745)
みどころ
日本初、「グスタフスベリ」の歴史と魅力を紹介する展覧会
陶磁器メーカー「グスタフスベリ」は、スウェーデン南東部の港町グスタフスベリに設立され、現在も同地で生産を続けています。経営体制の変化によって生産拠点を国外に移す北欧のメーカー・ブランドもあるなか貴重な存在と言えるでしょう。本展ではスウェーデンの暮らしを彩り続けるグスタフスベリを深掘りします。
グスタフスベリを支えたデザイナー4名の代表作が一堂に
グスタフスベリを代表するデザイナー4名が、「すべての人に美しさを」「より美しい日用品を」というスウェーデン・デザインの理念のもとで生み出した名作を通して、彼らの特色や日常にもたらしたもの、そしてグスタフスベリで果たした役割をたどります。
スウェーデン国立美術館のコレクションから厳選約300点を一挙公開
首都ストックホルムにあるスウェーデン国立美術館は、4万5000点もの膨大なグスタフスベリ・コレクションを管理しており、本展出品作品は全てそこから厳選したもの。量産品ながらぬくもりを残すことに成功したプロダクトや、1 点ものの作品、東洋から影響を受けた作品などが集まり、多彩な創作活動を概観できる貴重な機会です。
展示構成と主な出品作品
プロローグ/ 1825- 陶器の街グスタフスベリ
1825 年に、スウェーデン南東部の港町グスタフスベリで製陶が始まり、200 年あまりの歴史を持つ陶磁器メーカー「グスタフスベリ」の礎が築かれました。当初はドイツやイギリスの製陶を参考にし、強い影響を受けていましたが、1870 年代頃からスウェーデンに自生する身近な植物やヴァイキングモチーフを取り入れ、スウェーデンらしさを押し出した製品を作るようになります。
(工場の風景)》 1911年
Photo:Viktor Fordell/Nationalmuseum
《「リリエコンヴァリィ(スズラン)」皿、Wモデル》
デザイン1897年以前
Photo:Nationalmuseum
ヴィルヘルム・コーゲ/毎日をもっと豊かに
スウェーデンでは、20世紀に日常生活のなかに美を取り入れようとする考え方が浸透し、産業界にアーティストを取り込むようになります。画家・グラフィックデザイナーであったヴィルヘルム・コーゲ(1889 -1960)も1917 年にグスタフスベリと契約します。
本パートでは、アーティスティック・ディレクターとしてグスタフスベリの新たな生産体制とデザイン方針の支柱となったコーゲの作品を紹介します。
《「ピューロ」耐熱深皿》製作1930-1955年
Photo:Nationalmuseum
《皿》1942年
Photo:Viktor Fordell/Nationalmuseum
《「ファシュタ」幾何学模様
浮彫の花器》1959年
Photo:Nationalmuseum
《「ウィークエンド」シリーズ、「プラクティカ I」モデル》1930年代
Photo:Viktor Fordell / Nationalmuseum
スティグ・リンドベリ/暮らしを彩るデザイン
スティグ・リンドベリ(1916 -1982)は20世紀のスウェーデンを代表するデザイナーで、とりわけ緑の葉の文様の「べショー」シリーズはグスタフスベリのベストセラーとして長く人々に愛されています。
本パートでは、リンドベリが、一般家庭に美をもたらし暮らしを楽しむ存在として制作した作品の数々を紹介します。
《「べショー」カップ&ソーサー、LLモデル》
製作1960-1974年
Photo:Nationalmuseum
《「カーネヴァール」花器》製作1957 -1962年
Photo:Bertil Wreting/Nationalmuseum
《「スピーサ・リッブ」》製作1955-1974 年
《「スプリンガレ(馬)」》製作1950-1970 年代
《「テルマ」》製作1955-1979 年
Photo:Viktor Fordell/Nationalmuseum
リサ・ラーソン/歓びとともに
リサ・ラーソン(1931-2024)はリンドベリの招きによりグスタフスベリへ入社しました。当時の北欧は機能的でシンプルなデザインが主流でしたが、ラーソンは動物や人物を独特のデフォルメで表現した置物(フィギュリン)を制作し、人気を博しました。
本パートでは、フィギュリンを含むラーソンの幅広い作品展開を紹介します。
《「ストーラ・ソー(大きな動物園)」より ネコ》
製作1966-1992年
Photo:Viktor Fordell / Nationalmuseum
《「サムヘルスデバッテン(社会討論)」》
製作1969-1971年
Photo:Nationalmuseum
《壁掛飾皿》1960年代
Photo:Nationalmuseum
《「アフリカ」より ジャイアント・ライオン》
デザイン1964年/製作1964-1988年
Photo:Viktor Fordell/Nationalmuseum
カーリン・ビョルクヴィスト/日常に息づく美しさ
グスタフスベリ初の女性アーティスティック・ディレクターとなったカーリン・ビョルクヴィスト(1927- 2018)。ノーベル賞の晩餐会のためにデザインした「ノーベル・サービス」が代表作として知られていますが、現在も病院などで使用されるスタッキング可能で食洗機対応のカップも生み出しました。
本パートでは、日常づかいの作品を通してグスタフスベリと「日常」の関係を見つめなおします。
《「ヴァールダーグ(日常)」ボウル、BEモデル》
製作1955-1973年
Photo:Nationalmuseum
《「ルードカント」クリーマー、BKモデル》
制作1968-1970年
Photo:Nationalmuseum
グスタフスベリ製造、ロールストランド絵付
《「ノーベル・サービス」(参考写真)》製作1991年
Photo:Viktor Fordell / Nationalmuseum
注:すべてスウェーデン国立美術館蔵
© Kooperativa Förbundet KF
エピローグ/受け継がれるスピリッツ
本パートでは、壁にコーゲ、リンドベリ、ラーソン、ビョルクヴィストが手掛けた皿20枚を展示します。グスタフスベリ陶磁美術館における壁掛展示をイメージしており、グスタフスベリの地や陶磁器生産の歴史に思いを馳せ、各デザイナーの革新性や個性を改めて感じることができるでしょう。
Photo:Anna Danielsson / Nationalmuseum
関連事業
ワークショップ 「ダーラナホース」のクリスマスオーナメントづくり
幸せを運ぶ馬として愛される、スウェーデンの伝統工芸品「ダーラナホース」をモチーフにしたワークショップを開催。
ダーラナホースの置物づくり
絵具やビーズを使って紙粘土製の人形を飾り、世界で1つだけのオリジナルなダーラナホースをつくろう!
日時:12月5日(土曜日)午後2時から午後3時30分まで
担当:千秋美術館学芸員
会場:千秋美術館3階講堂
対象:中学生以上12名(参加費無料)
申込:11月9日(月曜日)午前9時30分より電話にて受付
紙と色鉛筆とラミネートで ダーラナホースのツリー飾りづくり
日時:12月13日(日曜日)午後1時から午後4時まで
担当:千秋美術館学芸員
会場:千秋美術館1階ロビー(事前申込不要、材料がなくなり次第終了)
見どころスライドレクチャー
日時:11月1日(日曜日)、11月28日(土曜日)
各日午後2時より30分程度
担当:千秋美術館学芸員
会場:千秋美術館3階講堂(申込不要、展覧会チケットが必要)
秋田で感じる スウェーデンの暮らし
本展の開催に伴い、近隣店舗とのコラボ企画を展開します。
内容に関する詳細は、当館HPやSNSで順次ご紹介します。
ご協力店舗:秋田キャッスルホテル、アンティーク&ヴィンテージLilla Maj、CAFÈみきょう、西武秋田店、食器のさかいだ、ティールーム陶、仲小路コーヒー&ワイン、Branzi-no Akita
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このページに関するお問い合わせ
秋田市観光文化スポーツ部 千秋美術館
〒010-0001 秋田市中通二丁目3-8(アトリオン)
電話:018-836-7860 ファクス:018-836-7862
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