南寧市について
中華人民共和国広西チワン族自治区南寧市 Nanning
友好都市提携日
令和3年(2021年)11月22日
提携の由来
平成22年(2010年)に南寧市で開催された中国ASEAN博覧会に秋田市ブースを出展するなど、両市は、経済分野を中心とした交流を開始しました。その後も、行政や民間事業者による相互訪問などの交流を積み重ねていく中で、さらなる交流分野拡大の機運が高まり、令和3年(2021年)11月、友好都市提携協定の締結に至りました。
概要
- 中国華南の広西チワン族自治区の西南部に位置する同区最大の区都です。
- 民族は、漢族と中国最大の少数民族であるチワン族が大半を占めますが、ほかヤオ族、ミャオ族など多数の少数民族が居住しています。
- 市の木はアーモンド、市の花はハイビスカスです。
- ベトナムの首都ハノイと陸路でつながるなど、ASEAN諸国と近い場所にあることから、ASEAN諸国との交流拠点(ゲートウェイ)として重要な役割を担っており、ASEAN諸国はじめ多くの国や企業が参加する大型経済貿易商談会である中国ASEAN博覧会の開催都市となっています。
面積
22,112㎢(秋田県の約2倍)
人口
約875万人(2020年末時点)
気候
亜熱帯モンスーン気候に属し、年中温暖で街は花と緑にあふれることから「緑城」と言われています。
時差
日本との時差は-1時間。サマータイムはありません。秋田市が午前9時の時、南寧市は午前8時です。
アクセス
日本から南寧までは、広州、上海、北京で飛行機を乗り継ぐのが一般的です。例えば羽田から広州まで約5時間、広州から南寧まで約1時間、計6時間程度かかります。
産業など
温暖な気候により、水稲の二期作のほかバナナ、マンゴー、ライチなどのフルーツが豊富。産業ではマンガン、アルミニウム、ボーキサイトなどの鉱物資源や水資源を生かしたアルミ、化学、製紙などのほか製薬、電子情報、機械電子などを中心とする新興産業も行われています。
歴史
古代南寧は百越国の領地でしたが、秦の嶺南征服により桂林郡に属し、漢の郁林郡としての管轄を経て、318年に東晋が今の南寧市に晋興県を置き、郡府もそこに置いたのが、今日の南寧市の始まりと言われています。南寧の略称は「邕(よう)」(周囲を川や堀で囲まれた都市の意味)であり、それは唐の時代に「邕(よう)州」が設置されたことが起源となっています。元朝政府の行政区分により南寧路に改名され、これが「南寧」の名前の由来となりました。1949年に人民解放軍が南寧に入城し、1950 年に南寧市人民政府が正式に成立、1958年に現在の広西チワン族自治区が成立すると、南寧市が自治区の区都となり、現在に至ります。
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