シンリンオオカミのシンが死亡しました
シンリンオオカミのシンが死亡しました
当園のシンリンオオカミ「シン」(オス、17歳)が、8月7日に老衰により死亡しました。
平成17年に富山市ファミリーパークから来園して以来、たくさんの方にかわいがっていただきありがとうございました。
若い頃は、するどい目つきが特徴的でしたが、年々目つきや性格が優しくなり、国内最高齢となった近年も食欲旺盛で大好きな肉をペロッと完食してしまう姿が印象的でした。また、平成24年に来園したメスのジュディーとの相性が良く、仲睦まじく過ごす様子や人懐っこい性格で来園者を楽しませてくれました。
詳しい経過などについては下記のとおりです。
シンの来歴について
- 平成17年4月25日、富山市ファミリーパーク生まれ
- 平成17年12月5日、大森山動物園に来園。(繁殖を目的として富山市から借受。一緒に生まれたメスのキララとともに来園)
- 平成24年6月、キララが他の動物園に移動し、同日にメスのジュディーが来園。
- ジュディーとの相性は良かったが、繁殖には至らなかった。
- 令和4年6月、高齢のため、ジュディーとともに展示からは引退し、園内の動物病院に移動。
シンの病状経過について
- 近年、加齢に伴う運動機能の低下などにより、歩行に支障を来したり、夏場の高温により体調を崩したりすることが見られた。
- 6月5日に猛獣舎での展示を終了し、6月14日に園内の動物病院に引っ越した後、1カ月後から褥瘡(床擦れ)が認められ、治療を行ってきた。
- 7月下旬には起立が難しくなってきたため、獣医師とオオカミ担当者が協力して、起立の補助やマットを敷いて横臥時の負担を軽減するなど、懸命に看護を続けた。
- 8月7日の19時過ぎに死亡を確認した。
死因について
今後、詳しい病理組織検査を予定しているが、17歳という年齢もあり、老衰と考えられる。



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