家族・地域の絆づくり - 絆の学習
絆の学習
人格の形成において重要な時期である小学校高学年の児童を対象に、「絆」をテーマとした授業を実施して、「絆」を大切にする心を育みます。
実施の回数
市内小学校からの希望により、年間25回程度の「絆の学習」を実施しています。
授業の内容
次の4つのテーマにより、「絆」の大切さを学びます。
テーマ1 命の大切さと絆
人は、誕生や成長の過程において、親、家族、助産師など多くの人に支えられていることを理解し、人と人との絆の大切さを学習します。
学習では、胎児人形を抱っこすることで、生まれてくる赤ちゃんの大きさや重さを実感し、命はかけがえのない存在であることを感じ取ります。
また、児童に対して「あなたが生まれてくるのをみんなが待っていたこと」、「自分にも赤ちゃんだった時があったこと」をメッセージとして伝え、自分の命の大切さや家族の絆の大切さについて考えていきます。
【学習内容に含まれるテーマ:絆、命の大切さ、仕事】
テーマ2 絆を大切にするコミュニケーション
相手の気持ちを尊重し、自分の気持ちを的確に伝えることの大切さをグループワークやロールプレイで学習します。
学習では、アニメキャラクターを例にして、3つの自己表現(非主張的、攻撃的、アサーティブ)を学び、相手の気持ちを尊重し、自分の気持ちを的確に伝えるアサーティブなコミュニケーションの大切さを体験します。
また、自分のさまざまな感情を知ること、言葉で思いを伝えること、相手の話を傾聴することの大切さをグループワークやロールプレイを通じて経験し、クラスメイトとの絆づくりや信頼関係の構築につなげていきます。
【学習内容に含まれるテーマ:絆、コミュニケーション、人権】
テーマ3 防災の大切さと絆
自分の命と家族、地域の人たちの命を守ることの大切さ、人と人とのつながりの大切さをグループワークで学習します。
学習では、地震後の避難所という具体的な場面を提示し、「自分にとって大切なものは何か」「大切なものを守るために何が必要か」を考え、クラスメイトとの意見交換を通じて、共感し互いの違いに気づきながら、思いやりの心や助け合う心を深め、命を未来につなぐ大切さについて考えていきます。
【学習内容に含まれるテーマ:絆、防災教育、命の大切さ】
テーマ4 いろいろな性と絆
性のありようは多様なものであり、人としてお互いの個性を尊重し、認め合って共に生きていくことの大切さを学習します。
学習では、性のありようは一人ひとり違い、「男だから」「女だから」という決まりはなく、「その人らしさ」の一つであることをグループワークを通して学びます。お互いに「その人らしさ」を認めていくことが重要であると気づき、性別にとらわれないクラスメイトとの関係性作りについて考えを深め、信頼関係の構築につなげていきます。
【学習内容に含まれるテーマ:絆、多様な性、人権】
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