災害廃棄物の試験溶融の結果について
災害廃棄物搬入量・混焼率
および6月15日までに判明した各種結果などについては、次のとおりです。
試験溶融のため搬入した災害廃棄物は、合計271.51トンであり、5月19日から22日までの4日間で、約14.3%の混焼率で家庭ごみなどと混合して溶融処理しました。
5月18日 | 5月19日 | 5月20日 | 5月21日 | 合計 | 全処理量 | 混焼率(%) |
---|---|---|---|---|---|---|
76.88 | 68.28 | 62.17 | 64.18 | 271.51 | 1903.44 | 14.3 |
注:混焼率=災害廃棄物搬入量÷全処理量×100
事前測定結果
本市が実施を予定している岩手県野田村の災害廃棄物に係る試験溶融処理に先立ち、事前調査を実施した結果は次のとおりです。
- 秋田県が5月8日に実施した事前確認測定において、災害廃棄物の放射性セシウム濃度は不検出でした。
- その他の測定結果についても、これまで観測されているレベルと同程度であることが確認されました。
バックグラウンド(岩手県野田村)の空間放射線量率
- 測定日:事前確認調査(5月8日)
- バックグラウンド:0.07マイクロシーベルト毎時
注:本測定の実施主体は秋田県
仮置場内破砕処理エリアの空間放射線量率(4地点)
- 測定日:事前確認調査(5月8日)
- 破砕処理エリア:0.03から0.06マイクロシーベルト毎時
注:本測定の実施主体は秋田県
空間放射線量率の目安値
- バックグラウンドの3倍を超えないこと。
災害廃棄物の遮蔽線量率
- 測定日:事前確認調査(5月8日)
- 災害廃棄物の遮蔽線量率:0.036マイクロシーベルト毎時
- バックグラウンドの遮蔽線量率:0.035マイクロシーベルト毎時
- 災害廃棄物の遮蔽線量率-バックグラウンドの遮蔽線量率=0.001マイクロシーベルト毎時
注1:遮蔽線量率とは、外部の放射線の影響を低減させるため災害廃棄物を鉛製の遮蔽体内で、測定器を接触させて線量率を測定した値。
注2:バックグラウンド遮蔽線量率は遮蔽体内に廃棄物を入れない状態で測定した値。
注3:本測定の実施主体は秋田県
遮蔽線量率の目安値
- 災害廃棄物の遮蔽線量率からバックグラウンドの遮蔽線量率を差し引いた値が0.01を超えないこと。
仮置場において破砕選別した可燃性廃棄物の放射性セシウム濃度
- 採取日:事前確認調査(5月8日)
- 放射性セシウム134:不検出(検出下限値:3.7ベクレル/キログラム)
- 放射性セシウム137:不検出(検出下限値:3.4ベクレル/キログラム)
- 放射性セシウム合計値:不検出
注:本測定の実施主体は秋田県
災害廃棄物の放射性セシウム濃度の目安値
- 災害廃棄物における放射性物質濃度は、100ベクレル/キログラムを超えないこと
仮置場において破砕選別した可燃性廃棄物のPCB濃度
- 採取日:事前調査(5月10日)
- PCB濃度:不検出
注1:PCB:ポリ塩化ビフェニル化合物
注2:検出下限値は、0.0005ミリグラム/リットル
注3:本測定の実施主体は秋田県
PCB濃度の秋田県ガイドライン目安値
- 0.003ミリグラム/リットルを超えないこと
仮置場内破砕処理エリア敷地境界のアスベスト濃度(総繊維数濃度)
- 測定日:事前確認調査(5月8日)
- 総繊維数濃度:0.17本/リットル
注1:総繊維数濃度とは、長さ5マイクロメートル以下、幅(直径)3マイクロメートル未満の繊維状物質を位相差顕微鏡で計算したもの。
注2:本測定の実施主体は秋田県
総繊維数濃度の秋田県ガイドライン目安値
- 10を超えないこと
総合環境センター周辺地域の空間放射線量率(12地点)
- 測定日:事前調査(5月10日)
- 周辺地域:0.04から0.06毎時マイクロシーベルト
注1:秋田県の通常のレベルは0.03から0.09マイクロシーベルト毎時の範囲内です。(秋田県発表)
注2:測定高さ:地面から1m
注3:測定機器:シンチレーションサーベイメータ、型式:日立アロカメディカル株式会社製TCS-172B
総合環境センター敷地境界(4地点)およびバックグラウンド(2地点)の空間放射線量率
- 測定日:事前調査(5月10日)
- 敷地境界:0.04マイクロシーベルト毎時
- バックグラウンド(1):0.04マイクロシーベルト毎時
- バックグラウンド(2):0.04マイクロシーベルト毎時
注1:秋田県の通常のレベルは0.03から0.09マイクロシーベルト毎時の範囲内です。(秋田県発表)
注2:測定高さ:地面から1メートル
注3:測定機器:シンチレーションサーベイメータ、型式:日立アロカメディカル株式会社製TCS-172B
注4:事前調査(5月10日)の測定は秋田県が実施
排ガス中の放射性セシウム濃度
採取日:事前調査(5月10日)
採取部 | 放射性セシウム134 | 放射性セシウム137 | 放射性セシウム合計値 |
---|---|---|---|
ろ紙部 | 不検出(0.19) | 不検出(0.15) | 不検出 |
ドレン部 | 不検出(0.42) | 不検出(0.43) | 不検出 |
採取部 | 放射性セシウム134 | 放射性セシウム137 | 放射性セシウム合計値 |
---|---|---|---|
ろ紙部 | 不検出(0.17) | 不検出(0.16) | 不検出 |
ドレン部 | 不検出(0.38) | 不検出(0.38) | 不検出 |
注1:カッコ内は検出下限値
注2:事前測定は環境省が実施
排ガスにおける放射性物質の国の目安値
セシウム134、137のみの放射性物質がある場合の濃度限度(被ばく線量が年間の実効線量限度を超えることがないよう算定した値)
134Csの濃度(Bq/m3)/20(Bq/m3)+137Csの濃度(Bq/m3)/30(Bq/m3)≦1
飛灰、スラグ、メタルの放射能濃度
採取日:事前調査(5月10日)
採取物 | 放射性セシウム134 | 放射性セシウム137 | 放射性セシウム合計値 |
---|---|---|---|
飛灰(固化処理後) | 28(8.5) | 46(9.0) | 74 |
スラグ | 不検出(5.5) | 不検出(4.7) | 不検出 |
メタル | 不検出(4.8) | 不検出(3.7) | 不検出 |
注1:カッコ内は検出下限値
注2:事前調査(5月10日)の測定は秋田県が実施
放射性物質の国の基準値
- 飛灰は、8,000ベクレル/キログラム以下の場合、管理型最終処分場にて埋立処分可能
- スラグおよびメタルは、市場流通時点でベクレル/キログラム以下になる場合、再利用可能
放流水、周縁地下水の放射能濃度
採取日:事前調査(5月10日)
採取場所 | 放射性セシウム134 | 放射性セシウム137 | 放射性セシウム合計値 |
---|---|---|---|
高度排水処理施設放流水 | 不検出(0.76) | 不検出(0.58) | 不検出 |
無機排水処理施設放流水 | 3.7(0.84) | 5.3(0.77) | 9.1 |
末端放流水 | 不検出(0.32) | 不検出(0.34) | 不検出 |
周縁地下水(排水処理施設付近) | 不検出(0.33) | 不検出(0.42) | 不検出 |
周縁地下水(健康センターグランド付近) | 不検出(0.41) | 不検出(0.36) | 不検出 |
注1:カッコ内は検出下限値
注2:高度排水処理施設放流水、無機排水処理施設放流水の事前調査(5月10日)の測定は環境省が実施
注3:末端放流水、周縁地下水の事前調査(5月10日)の測定は秋田県が実施
排水などにおける放射性物質の国の目安値
本基準は末端放流水に該当する基準であり、その他の放流水および地下水における放射性物質の基準値はないが、施設の維持管理上必要なデータとして測定をおこなった。
セシウム134、137のみの放射性物質がある場合の濃度限度(被ばく線量が年間の実効線量限度を超えることがないよう算定した値)
134Csの濃度(Bq/L)/60(Bq/L)+137Csの濃度(Bq/L)/90(Bq/L)≦1
検出された無機排水(5月10日採取分)
3.7(Bq/L)/60(Bq/L)+5.3(Bq/L)/90(Bq/L)=0.12
注:数値が極微量であり、正確を期すためキログラム単位で測定しているが、濃度限度の計算式がL単位であるため、単位を置き換えて計算する。(最近の一般的な計算)
整備埋立地周辺土壌の放射能濃度
- 採取日:事前調査(5月10日)
- 放射性セシウム134:不検出(検出下限値:7.5ベクレル/キログラム)
- 放射性セシウム137:不検出(検出下限値:6.8ベクレル/キログラム)
- 放射性セシウム合計値:不検出
注:本測定の実施主体は秋田県
岩見川河川水、底質の放射能濃度
採取日:事前調査(5月10日)
採取場所 | 放射性セシウム134 | 放射性セシウム137 | 放射性セシウム合計値 |
---|---|---|---|
河川水上流部 | 不検出(0.46) | 不検出(0.48) | 不検出 |
河川水下流部 | 不検出(0.29) | 不検出(0.39) | 不検出 |
底質上流部 | 不検出(5.5) | 不検出(7.8) | 不検出 |
底質放流口 | 不検出(6.4) | 不検出(6.7) | 不検出 |
底質下流部 | 不検出(6.0) | 5.9(5.8) | 5.9 |
注1:カッコ内は検出下限値
注2:本測定の実施主体は秋田県
目安値
- 秋田市の土壌の放射性セシウム濃度(平成20年度から平成23年度:25から29.5ベクレル/キログラム)
- 秋田県の水田土壌の放射性セシウム濃度(平成24年度:3.6から28ベクレル/キログラム)
試験溶融時測定結果
本市が実施を予定している岩手県野田村の災害廃棄物に係る試験溶融の測定結果は次のとおりです。
空間放射線量率について
- 敷地境界、周辺地域とも事前調査の値と大きく変化していないこと、運搬車両の値も、搬出時、搬入時のバックグラウンドの値とほぼ同じであることから、搬入した災害廃棄物についての安全性が確認されました。
放射能濃度について
- 飛灰については、最大で100ベクレル/キログラムが検出されていますが、国の埋立基準(8,000ベクレル/キログラム)に比較して十分に低く、問題のないレベルであることが確認されました。
- スラグ・メタルについてはいずれも不検出でした。
- 放流水および周縁地下水については、無機排水処理施設放流水から少量の放射性セシウムが検出されましたが、市民の健康や生活、河川などへの影響はありません。
- 河川水については、事前調査と同様、すべて不検出となっており、問題のないレベルであることが確認されました。
- 底質については、放流口および下流部では不検出となっており、上流部で6.4ベクレル/キログラム検出されましたが、試験溶融期間中に検出された値は、これまで県内で観測されている土壌のレベルと同程度であり、事前調査の検出下限値(7.8ベクレル/キログラム)と比べてもほとんど変化なく、問題のないレベルであることが確認されました。
ダイオキシン類濃度について
- 総合環境センターの排ガス、飛灰および末端放流水のダイオキシン類濃度の測定結果は、基準値を大幅に下回っており、問題のないレベルであることが確認されました。
PCB濃度について
- 総合環境センターの末端放流水のPCB濃度測定結果は、不検出となりました。
アスベスト濃度について
- 総合環境センターの敷地境界(2地点)およびごみ投入エリアのアスベスト濃度測定結果は、秋田県の目安値を大幅に下回っており、問題のないレベルであることが確認されました。
測定日 | バックグラウンド | |
---|---|---|
事前確認調査(5月8日) | 0.07 | |
試験溶融(5月18日) | 0.07 | |
試験溶融(5月19日) | 0.07 | |
試験溶融(5月20日) | 0.07 | |
試験溶融(5月21日) | 0.06 |
(単位:マイクロシーベルト/時間)
注:本測定の実施主体は秋田県
測定日 | (1)災害廃棄物の遮蔽線量率 | (2)バックグラウンドの遮蔽線量率 | (1)-(2) | |
---|---|---|---|---|
事前確認調査(5月8日) | 0.036 | 0.035 | 0.001 | |
試験溶融(5月18日) | 0.036 | 0.035 | 0.001 | |
試験溶融(5月19日) | 0.039 | 0.038 | 0.001 | |
試験溶融(5月20日) | 0.036 | 0.035 | 0.001 | |
試験溶融(5月21日) | 0.037 | 0.037 | 0.000 |
(単位:マイクロシーベルト/時間)
注1:遮蔽線量率とは、外部の放射線の影響を低減させるため災害廃棄物を鉛製の遮蔽体内で、測定器を接触させて線量率を測定した値。
注2:バックグラウンド遮蔽線量率は遮蔽体内に廃棄物を入れない状態で測定した値。
注3:本測定の実施主体は秋田県
遮蔽線量率の目安値
(1)から(2)を差し引いた値((1)-(2))が0.01を超えないこと。
測定日 | 周辺地域 | |
---|---|---|
事前調査(5月10日) | 0.04から0.06マイクロシーベルト/時間 | |
試験溶融(5月18日) | 0.04から0.07マイクロシーベルト/時間 | |
試験溶融(5月19日) | 0.04から0.06マイクロシーベルト/時間 | |
試験溶融(5月20日) | 0.04から0.06マイクロシーベルト/時間 | |
試験溶融(5月21日) | 0.04から0.06マイクロシーベルト/時間 | |
試験溶融(5月22日) | 0.04から0.06マイクロシーベルト/時間 |
注1:秋田県の通常のレベルは0.03から0.09マイクロシーベルト/時間の範囲内です。(秋田県発表)
注2:測定高さ:地面から1メートル
注3:測定機器:シンチレーションサーベイメータ、型式:日立アロカメディカル株式会社製TCS-172B
測定日 | 敷地境界 | バックグラウンド1 | バックグラウンド2 | |
---|---|---|---|---|
事前調査(5月10日) | 0.04 | 0.04 | 0.04 | |
試験溶融(5月18日) | 0.05から0.06 | 0.05 | 0.05 | |
試験溶融(5月19日) | 0.04から0.05 | 0.04 | 0.04 | |
試験溶融(5月20日) | 0.05から0.06 | 0.05 | 0.05 | |
試験溶融(5月21日) | 0.05 | 0.04 | 0.05 | |
試験溶融(5月22日) | 0.04から0.06 | 0.05 | 0.06 |
(単位:マイクロシーベルト/時間)
注1:秋田県の通常のレベルは0.03から0.09マイクロシーベルト毎時の範囲内です。(秋田県発表)
注2:測定高さ:地面から1メートル
注3:測定機器:シンチレーションサーベイメータ、型式:日立アロカメディカル株式会社製TCS-172B
注4:試験溶融中(5月19日)の測定は秋田県が実施
測定日 | 搬出時点 | 搬入時点 | |
---|---|---|---|
試験溶融(5月18日) | 0.05から0.06 | 0.03から0.04 | |
試験溶融(5月19日) | 0.05から0.06 | 0.03から0.04 | |
試験溶融(5月20日) | 0.05から0.06 | 0.03から0.04 | |
試験溶融(5月21日) | 0.05から0.06 | 0.03から0.04 |
(単位:マイクロシーベルト/時間)
注1:秋田県の通常のレベルは0.03から0.09マイクロシーベルト毎時の範囲内です。(秋田県発表)
注2:測定位置:荷台(コンテナ)側面の中央部から1m離れた地点
注3:測定機器:シンチレーションサーベイメータ、型式:日立アロカメディカル株式会社製TCS-172B
注4:野田村からの搬出時の測定は秋田県が実施
排ガス中の放射性セシウム濃度
採取日:事前調査(5月10日)
採取部 | 放射性セシウム134 | 放射性セシウム137 | 放射性セシウム合計値 |
---|---|---|---|
ろ紙部 | 不検出(0.19) | 不検出(0.15) | 不検出 |
ドレン部 | 不検出(0.42) | 不検出(0.43) | 不検出 |
採取部 | 放射性セシウム134 | 放射性セシウム137 | 放射性セシウム合計値 |
---|---|---|---|
ろ紙部 | 不検出(0.17) | 不検出(0.16) | 不検出 |
ドレン部 | 不検出(0.38) | 不検出(0.38) | 不検出 |
採取日:試験溶融(5月19日)
採取部 | 放射性セシウム134 | 放射性セシウム137 | 放射性セシウム合計値 |
---|---|---|---|
ろ紙部 | 不検出(0.18) | 不検出(0.12) | 不検出 |
ドレン部 | 不検出(0.46) | 不検出(0.59) | 不検出 |
採取部 | 放射性セシウム134 | 放射性セシウム137 | 放射性セシウム合計値 |
---|---|---|---|
ろ紙部 | 不検出(0.21) | 不検出(0.17) | 不検出 |
ドレン部 | 不検出(0.69) | 不検出(0.78) | 不検出 |
採取日:試験溶融(5月21日)
採取部 | 放射性セシウム134 | 放射性セシウム137 | 放射性セシウム合計値 |
---|---|---|---|
ろ紙部 | 不検出(0.18) | 不検出(0.14) | 不検出 |
ドレン部 | 不検出(0.35) | 不検出(0.40) | 不検出 |
採取部 | 放射性セシウム134 | 放射性セシウム137 | 放射性セシウム合計値 |
---|---|---|---|
ろ紙部 | 不検出(0.15) | 不検出(0.11) | 不検出 |
ドレン部 | 不検出(0.35) | 不検出(0.38) | 不検出 |
注1:カッコ内は検出下限値
注2:試験溶融中(5月19日)の測定は秋田県が実施
注3:試験溶融中(5月21日)の測定は環境省が実施
排ガスにおける放射性物質の国の目安値
セシウム134、137のみの放射性物質がある場合の濃度限度(被ばく線量が年間の実効線量限度を超えることがないよう算定した値)
134Csの濃度(Bq/m3)/20(Bq/m3)+137Csの濃度(Bq/m3)/30(Bq/m3)≦1
飛灰、スラグ、メタルの放射能濃度
採取日:事前調査(5月10日)
採取物 | 放射性セシウム134 | 放射性セシウム137 | 放射性セシウム合計値 |
---|---|---|---|
飛灰(固化処理後) | 28(8.5) | 46(9.0) | 74 |
スラグ | 不検出(5.5) | 不検出(4.7) | 不検出 |
メタル | 不検出(4.8) | 不検出(3.7) | 不検出 |
採取日:試験溶融(5月20日)
採取物 | 放射性セシウム134 | 放射性セシウム137 | 放射性セシウム合計値 |
---|---|---|---|
飛灰(固化処理前) | 46(8.8) | 58(15) | 100 |
スラグ | 不検出(5.2) | 不検出(5.1) | 不検出 |
メタル | 不検出(3.5) | 不検出(3.7) | 不検出 |
採取日:試験溶融(5月21日)
採取物 | 放射性セシウム134 | 放射性セシウム137 | 放射性セシウム合計値 |
---|---|---|---|
飛灰(固化処理後) | 18(4.2) | 32(4.5) | 50 |
スラグ | 不検出(4.2) | 不検出(4.8) | 不検出 |
メタル | 不検出(3.0) | 不検出(3.2) | 不検出 |
採取日:試験溶融(5月22日)
採取物 | 放射性セシウム134 | 放射性セシウム137 | 放射性セシウム合計値 |
---|---|---|---|
飛灰(固化処理後) | 25(3.5) | 37(4.0) | 62 |
スラグ | 不検出(4.1) | 不検出(4.3) | 不検出 |
メタル | 不検出(4.0) | 不検出(3.6) | 不検出 |
注1:カッコ内は検出下限値
注2:試験溶融中(5月20日)の測定は秋田県が実施
注3:試験溶融中(5月20日)の飛灰は、キレート剤などの処理剤を加えて固形物になる前段階のものです
放射性物質の国の基準値
- 飛灰は、8,000ベクレル/キログラム以下の場合、管理型最終処分場にて埋立処分可能
- スラグおよびメタルは、市場流通時点で100ベクレル/キログラム以下になる場合、再利用可能
放流水、周縁地下水の放射能濃度
採取日:事前調査(5月10日)
採取場所 | 放射性セシウム134 | 放射性セシウム137 | 放射性セシウム合計値 |
---|---|---|---|
高度排水処理施設放流水 | 不検出(0.76) | 不検出(0.58) | 不検出 |
無機排水処理施設放流水 | 3.7(0.84) | 5.3(0.77) | 9.1 |
末端放流水 | 不検出(0.32) | 不検出(0.34) | 不検出 |
周縁地下水(排水処理施設付近) | 不検出(0.33) | 不検出(0.42) | 不検出 |
周縁地下水(健康センターグランド付近) | 不検出(0.41) | 不検出(0.36) | 不検出 |
採取日:試験溶融(5月20日)
採取場所 | 放射性セシウム134 | 放射性セシウム137 | 放射性セシウム合計値 |
---|---|---|---|
高度排水処理施設放流水 | 不検出(0.81) | 不検出(0.74) | 不検出 |
無機排水処理施設放流水 | 4.2(0.76) | 6.4(0.87) | 10.6 |
末端放流水 | 不検出(0.87) | 不検出(0.71) | 不検出 |
周縁地下水(排水処理施設付近) | 不検出(0.83) | 不検出(0.78) | 不検出 |
周縁地下水(健康センターグランド付近) | 不検出(0.63) | 不検出(0.67) | 不検出 |
採取日:試験溶融(5月21日)
採取場所 | 放射性セシウム134 | 放射性セシウム137 | 放射性セシウム合計値 |
---|---|---|---|
高度排水処理施設放流水 | 不検出(0.82) | 不検出(0.83) | 不検出 |
無機排水処理施設放流水 | 4.1(0.98) | 5.5(0.97) | 9.6 |
末端放流水 | 不検出(0.97) | 不検出(0.66) | 不検出 |
周縁地下水(排水処理施設付近) | 不検出(0.84) | 不検出(0.83) | 不検出 |
周縁地下水(健康センターグランド付近) | 不検出(0.83) | 不検出(0.83) | 不検出 |
採取日:試験溶融(5月22日)
採取場所 | 放射性セシウム134 | 放射性セシウム137 | 放射性セシウム合計値 |
---|---|---|---|
高度排水処理施設放流水 | 不検出(0.92) | 不検出(0.97) | 不検出 |
無機排水処理施設放流水 | 2.8(0.85) | 5.3(0.82) | 8.1 |
末端放流水 | 不検出(0.46) | 不検出(0.44) | 不検出 |
周縁地下水(排水処理施設付近) | 不検出(0.82) | 不検出(0.78) | 不検出 |
周縁地下水(健康センターグランド付近) | 不検出(0.80) | 不検出(0.88) | 不検出 |
注1:カッコ内は検出下限値
注2:試験溶融(5月22日)の末端放流水の測定は秋田県が実施
排水などにおける放射性物質の国の目安値
本基準は末端放流水に該当する基準であり、その他の放流水および地下水における放射性物質の基準値はないが、施設の維持管理上必要なデータとして測定をおこなった。
セシウム134、137のみの放射性物質がある場合の濃度限度(被ばく線量が年間の実効線量限度を超えることがないよう算定した値)
134Csの濃度(Bq/L)/60(Bq/L)+137Csの濃度(Bq/L)/90(Bq/L)≦1
検出された無機排水(5月20日採取分)
4.2(Bq/L)/60(Bq/L)+6.4(Bq/L)/90(Bq/L)=0.14
注:数値が極微量であり、正確を期すためキログラム単位で測定しているが、濃度限度の計算式がL単位であるため、単位を置き換えて計算する。(最近の一般的な計算)
岩見川河川水、底質の放射能濃度
採取日:事前調査(5月10日)
採取場所 | 放射性セシウム134 | 放射性セシウム137 | 放射性セシウム合計値 |
---|---|---|---|
河川水上流部 | 不検出(0.46) | 不検出(0.48) | 不検出 |
河川水下流部 | 不検出(0.29) | 不検出(0.39) | 不検出 |
底質上流部 | 不検出(5.5) | 不検出(7.8) | 不検出 |
底質放流口 | 不検出(6.4) | 不検出(6.7) | 不検出 |
底質下流部 | 不検出(6.0) | 5.9(5.8) | 5.9 |
採取日:試験溶融(5月22日)
採取場所 | 放射性セシウム134 | 放射性セシウム137 | 放射性セシウム合計値 |
---|---|---|---|
河川水上流部 | 不検出(0.29) | 不検出(0.37) | 不検出 |
河川水下流部 | 不検出(0.42) | 不検出(0.40) | 不検出 |
底質上流部 | 不検出(5.8) | 6.4(5.3) | 6.4 |
底質放流口 | 不検出(6.9) | 不検出(8.1) | 不検出 |
底質下流部 | 不検出(6.0) | 不検出(7.0) | 不検出 |
注1:カッコ内は検出下限値
注2:本測定の実施主体は秋田県
目安値
- 秋田市の土壌の放射性セシウム濃度(平成20年度から平成23年度:25から29.5ベクレル/キログラム)
- 秋田県の水田土壌の放射性セシウム濃度(平成24年度:3.6から28ベクレル/キログラム)
ダイオキシン類濃度
採取日:試験溶融(5月20日)
測定箇所 | ダイオキシン類濃度 | 基準値 | 単位 |
---|---|---|---|
排ガス1号炉 | 0.0077 | 0.1 | ng-TEQ/m3N |
排ガス2号炉 | 0.020 | 0.1 | ng-TEQ/m3N |
飛灰 | 0.32 | 3 | ng-TEQ/g |
採取日:試験溶融(5月22日)
測定箇所 | ダイオキシン類濃度 | 基準値 | 単位 |
---|---|---|---|
末端放流水 | 0.0021 | 10 | pg-TEQ/L |
注1:カッコ内は検出下限値
注2:本測定の実施主体は秋田県
ダイオキシン類対策特別措置法による排出基準値
- 排ガスは0.1ng-TEQ/m3Nを超えないこと(廃棄物焼却炉(処理能力4トン/時以上)に適用される基準)
- 飛灰は3ng-TEQ/gを超えないこと(廃棄物焼却炉に係るばいじんなどに含まれるダイオキシン類の量の基準)
- 末端放流水は10pg-TEQ/Lを超えないこと(特定施設の放流水に含まれるダイオキシン類の量の基準)
末端放流水のPCB濃度
- 採取日:試験溶融(5月22日)
- PCB濃度:不検出(検出下限値0.0005ミリグラム/リットル未満)
注:PCBはポリ塩化ビフェニル化合物
PCB濃度の秋田県ガイドライン目安値
- 0.003ミリグラム/リットルを超えないこと
アスベスト濃度(総繊維数濃度)
測定日 | 総繊維数濃度 | 幾何平均 | |
---|---|---|---|
試験溶融(5月20日) | 0.056未満 | 0.056 | |
試験溶融(5月21日) | 0.056 | 0.056 | |
試験溶融(5月22日) | 0.056未満 | 0.056 |
(単位:本/リットル)
注1:総繊維数濃度とは、長さ5マイクロメートル以下、幅(直径)3マイクロメートル未満の繊維状物質を位相差顕微鏡で計算したもの。
注2:幾何平均の算出に当たっては、測定値が不検出の場合には検出下限値の値で計算する。
注3:本測定の実施主体は環境省
測定日 | 総繊維数濃度 | 幾何平均 | |
---|---|---|---|
試験溶融(5月20日) | 0.056未満 | 0.070 | |
試験溶融(5月21日) | 0.056未満 | 0.070 | |
試験溶融(5月22日) | 0.11 | 0.070 |
注1:総繊維数濃度とは、長さ5マイクロメートル以下、幅(直径)3マイクロメートル未満の繊維状物質を位相差顕微鏡で計算したもの。
注2:幾何平均の算出に当たっては、測定値が不検出の場合には検出下限値の値で計算する。
注3:本測定の実施主体は環境省
ごみ投入エリア(プラットホーム)のアスベスト濃度
- 測定日:試験溶融(5月19日)
- 総繊維数濃度:0.76本/リットル
注1:総繊維数濃度とは、長さ5マイクロメートル以下、幅(直径)3マイクロメートル未満の繊維状物質を位相差顕微鏡で計算したもの。
注2:本測定の実施主体は環境省
総繊維数濃度の秋田県ガイドライン目安値
- 10を超えないこと
事後測定結果
試験溶融処理後の状況を把握するため、事後に実施した放流水および構内土壌などの放射性物質濃度の調査結果は次のとおりです。
- 総合環境センター周辺地域、敷地境界およびバックグラウンドの空間放射線量については、試験溶融の前や実施中とほとんど変化なく、問題のないレベルであることが確認されました。
- 1号炉および2号炉排ガスの放射性セシウム濃度を測定したが、いずれも放射性セシウムは不検出となっており、問題のないレベルであることが確認されました。
- 飛灰については、試験溶融の前や実施中と同様に値が検出されていますが、国の埋立基準(8,000ベクレル/キログラム)に比較して十分に低く、問題のないレベルであることが確認されました。
- スラグ・メタルについてはいずれも不検出でした。
- 放流水および周縁地下水については、試験溶融の前や実施中と同様、無機排水処理施設放流水から少量の放射性セシウムが検出されましたが、市民の健康や生活、河川などへの影響はありません。
- 河川水については、試験溶融の前や実施中と同様、すべて不検出となっており、問題のないレベルであることが確認されました。
- 底質については、すべて不検出となっており、事前および試験溶融中の測定結果ともほとんど変化がなく、問題のないレベルであることが確認されました。
測定日 | 周辺地域 | |
---|---|---|
事前調査(5月10日) | 0.04から0.06 | |
試験溶融(5月18日) | 0.04から0.07 | |
試験溶融(5月19日) | 0.04から0.06 | |
試験溶融(5月20日) | 0.04から0.06 | |
試験溶融(5月21日) | 0.04から0.06 | |
試験溶融(5月22日) | 0.04から0.06 | |
事後調査(5月29日) | 0.04から0.07 |
(単位:マイクロシーベルト/時間)
注1:秋田県の通常のレベルは0.03から0.09マイクロシーベルト毎時の範囲内です。(秋田県発表)
注2:測定高さ:地面から1メートル
注3:測定機器:シンチレーションサーベイメータ、型式:日立アロカメディカル株式会社製TCS-172B
測定日 | 敷地境界 | バックグラウンド1 | バックグラウンド2 | |
---|---|---|---|---|
事前調査(5月10日) | 0.04 | 0.04 | 0.04 | |
試験溶融(5月18日) | 0.05から0.06 | 0.05 | 0.05 | |
試験溶融(5月19日) | 0.04から0.05 | 0.04 | 0.04 | |
試験溶融(5月20日) | 0.05から0.06 | 0.05 | 0.05 | |
試験溶融(5月21日) | 0.05 | 0.04 | 0.05 | |
試験溶融(5月22日) | 0.04から0.06 | 0.05 | 0.06 | |
事後調査(5月29日) | 0.04から0.05 | 0.04 | 0.04 |
(単位:マイクロシーベルト/時間)
注1:秋田県の通常のレベルは0.03から0.09マイクロシーベルト毎時の範囲内です。(秋田県発表)
注2:測定高さ:地面から1メートル
注3:測定機器:シンチレーションサーベイメータ、型式:日立アロカメディカル株式会社製TCS-172B
注4:事後調査(5月29日)の測定は秋田県が実施
排ガス中の放射性セシウム濃度
採取日:事前調査(5月10日)
採取部 | 放射性セシウム134 | 放射性セシウム137 | 放射性セシウム合計値 |
---|---|---|---|
ろ紙部 | 不検出(0.19) | 不検出(0.15) | 不検出 |
ドレン部 | 不検出(0.42) | 不検出(0.43) | 不検出 |
採取部 | 放射性セシウム134 | 放射性セシウム137 | 放射性セシウム合計値 |
---|---|---|---|
ろ紙部 | 不検出(0.17) | 不検出(0.16) | 不検出 |
ドレン部 | 不検出(0.38) | 不検出(0.38) | 不検出 |
採取日:試験溶融(5月19日)
採取部 | 放射性セシウム134 | 放射性セシウム137 | 放射性セシウム合計値 |
---|---|---|---|
ろ紙部 | 不検出(0.18) | 不検出(0.12) | 不検出 |
ドレン部 | 不検出(0.46) | 不検出(0.59) | 不検出 |
採取部 | 放射性セシウム134 | 放射性セシウム137 | 放射性セシウム合計値 |
---|---|---|---|
ろ紙部 | 不検出(0.21) | 不検出(0.17) | 不検出 |
ドレン部 | 不検出(0.69) | 不検出(0.78) | 不検出 |
採取日:試験溶融(5月21日)
採取部 | 放射性セシウム134 | 放射性セシウム137 | 放射性セシウム合計値 |
---|---|---|---|
ろ紙部 | 不検出(0.18) | 不検出(0.14) | 不検出 |
ドレン部 | 不検出(0.35) | 不検出(0.40) | 不検出 |
採取部 | 放射性セシウム134 | 放射性セシウム137 | 放射性セシウム合計値 |
---|---|---|---|
ろ紙部 | 不検出(0.15) | 不検出(0.11) | 不検出 |
ドレン部 | 不検出(0.35) | 不検出(0.38) | 不検出 |
採取日:試験溶融(事後調査(5月29日)
採取部 | 放射性セシウム134 | 放射性セシウム137 | 放射性セシウム合計値 |
---|---|---|---|
ろ紙部 | 不検出(0.13) | 不検出(0.09) | 不検出 |
ドレン部 | 不検出(0.30) | 不検出(0.20) | 不検出 |
採取部 | 放射性セシウム134 | 放射性セシウム137 | 放射性セシウム合計値 |
---|---|---|---|
ろ紙部 | 不検出(0.14) | 不検出(0.10) | 不検出 |
ドレン部 | 不検出(0.31) | 不検出(0.29) | 不検出 |
注1:カッコ内は検出下限値
注2:事後調査(5月29日)の測定は環境省が実施
排ガスにおける放射性物質の国の目安値
セシウム134、137のみの放射性物質がある場合の濃度限度(被ばく線量が年間の実効線量限度を超えることがないよう算定した値)
134Csの濃度(Bq/m3)/20(Bq/m3)+137Csの濃度(Bq/m3)/30(Bq/m3)≦1
飛灰、スラグ、メタルの放射能濃度
採取日:事前調査(5月10日)
採取物 | 放射性セシウム134 | 放射性セシウム137 | 放射性セシウム合計値 |
---|---|---|---|
飛灰(固化処理後) | 28(8.5) | 46(9.0) | 74 |
スラグ | 不検出(5.5) | 不検出(4.7) | 不検出 |
メタル | 不検出(4.8) | 不検出(3.7) | 不検出 |
採取日:試験溶融(5月20日)
採取物 | 放射性セシウム134 | 放射性セシウム137 | 放射性セシウム合計値 |
---|---|---|---|
飛灰(固化処理後) | 46(8.8) | 58(15) | 100 |
スラグ | 不検出(5.2) | 不検出(5.1) | 不検出 |
メタル | 不検出(3.5) | 不検出(3.7) | 不検出 |
採取日:試験溶融(5月21日)
採取物 | 放射性セシウム134 | 放射性セシウム137 | 放射性セシウム合計値 |
---|---|---|---|
飛灰(固化処理後) | 18(4.2) | 32(4.5) | 50 |
スラグ | 不検出(4.2) | 不検出(4.8) | 不検出 |
メタル | 不検出(3.0) | 不検出(3.2) | 不検出 |
採取日:試験溶融(5月22日)
採取物 | 放射性セシウム134 | 放射性セシウム137 | 放射性セシウム合計値 |
---|---|---|---|
飛灰(固化処理後) | 25(3.5) | 37(4.0) | 62 |
スラグ | 不検出(4.1) | 不検出(4.3) | 不検出 |
メタル | 不検出(4.0) | 不検出(3.6) | 不検出 |
採取日:事後調査(5月29日)
採取物 | 放射性セシウム134 | 放射性セシウム137 | 放射性セシウム合計値 |
---|---|---|---|
飛灰(固化処理後) | 29(3.5) | 50(3.2) | 79 |
スラグ | 不検出(4.6) | 不検出(4.3) | 不検出 |
メタル | 不検出(3.4) | 不検出(3.4) | 不検出 |
注:カッコ内は検出下限値
放射性物質の国の基準値
- 飛灰は、8,000ベクレル/キログラム以下の場合、管理型最終処分場にて埋立処分可能
- スラグおよびメタルは、市場流通時点で100ベクレル/キログラム以下になる場合、再利用可能
放流水、周縁地下水の放射能濃度
採取日:事前調査(5月10日)
採取場所 | 放射性セシウム134 | 放射性セシウム137 | 放射性セシウム合計値 |
---|---|---|---|
高度排水処理施設放流水 | 不検出(0.76) | 不検出(0.58) | 不検出 |
無機排水処理施設放流水 | 3.7(0.84) | 5.3(0.77) | 9.1 |
末端放流水 | 不検出(0.32) | 不検出(0.34) | 不検出 |
周縁地下水(排水処理施設付近) | 不検出(0.33) | 不検出(0.42) | 不検出 |
周縁地下水(健康センターグランド付近) | 不検出(0.41) | 不検出(0.36) | 不検出 |
採取日:試験溶融(5月20日)
採取場所 | 放射性セシウム134 | 放射性セシウム137 | 放射性セシウム合計値 |
---|---|---|---|
高度排水処理施設放流水 | 不検出(0.81) | 不検出(0.74) | 不検出 |
無機排水処理施設放流水 | 4.2(0.76) | 6.4(0.87) | 10.6 |
末端放流水 | 不検出(0.87) | 不検出(0.71) | 不検出 |
周縁地下水(排水処理施設付近) | 不検出(0.83) | 不検出(0.78) | 不検出 |
周縁地下水(健康センターグランド付近) | 不検出(0.63) | 不検出(0.67) | 不検出 |
採取日:試験溶融(5月21日)
採取場所 | 放射性セシウム134 | 放射性セシウム137 | 放射性セシウム合計値 |
---|---|---|---|
高度排水処理施設放流水 | 不検出(0.82) | 不検出(0.83) | 不検出 |
無機排水処理施設放流水 | 4.1(0.98) | 5.5(0.97) | 9.6 |
末端放流水 | 不検出(0.97) | 不検出(0.66) | 不検出 |
周縁地下水(排水処理施設付近) | 不検出(0.84) | 不検出(0.83) | 不検出 |
周縁地下水(健康センターグランド付近) | 不検出(0.83) | 不検出(0.83) | 不検出 |
採取日:試験溶融(5月22日)
採取場所 | 放射性セシウム134 | 放射性セシウム137 | 放射性セシウム合計値 |
---|---|---|---|
高度排水処理施設放流水 | 不検出(0.92) | 不検出(0.97) | 不検出 |
無機排水処理施設放流水 | 2.8(0.85) | 5.3(0.82) | 8.1 |
末端放流水 | 不検出(0.46) | 不検出(0.44) | 不検出 |
周縁地下水(排水処理施設付近) | 不検出(0.82) | 不検出(0.78) | 不検出 |
周縁地下水(健康センターグランド付近) | 不検出(0.80) | 不検出(0.88) | 不検出 |
採取日:試験溶融(5月29日)
採取場所 | 放射性セシウム134 | 放射性セシウム137 | 放射性セシウム合計値 |
---|---|---|---|
高度排水処理施設放流水 | 不検出(0.74) | 不検出(0.97) | 不検出 |
無機排水処理施設放流水 | 3.6(0.84) | 5.3(0.90) | 8.9 |
末端放流水 | 不検出(0.59) | 不検出(0.59) | 不検出 |
周縁地下水(排水処理施設付近) | 不検出(0.40) | 不検出(0.46) | 不検出 |
周縁地下水(健康センターグランド付近) | 不検出(0.53) | 不検出(0.48) | 不検出 |
注1:カッコ内は検出下限値
注2:事後調査(5月29日)の末端放流水および周縁地下水の測定は秋田県が実施
排水などにおける放射性物質の国の目安値
本基準は末端放流水に該当する基準であり、その他の放流水および地下水における放射性物質の基準値はないが、施設の維持管理上必要なデータとして測定をおこなった。
セシウム134、137のみの放射性物質がある場合の濃度限度(被ばく線量が年間の実効線量限度を超えることがないよう算定した値)
134Csの濃度(Bq/L)/60(Bq/L)+137Csの濃度(Bq/L)/90(Bq/L)≦1
検出された無機排水(5月29日採取分)
3.6(Bq/L)/60(Bq/L)+5.3(Bq/L)/90(Bq/L)=0.12
注:数値が極微量であり、正確を期すためキログラム単位で測定しているが、濃度限度の計算式がL単位であるため、単位を置き換えて計算する。(最近の一般的な計算)
採取日 | 放射性セシウム134 | 放射性セシウム137 | 放射性セシウム合計値 |
---|---|---|---|
事前調査(5月10日) | 不検出(7.5) | 不検出(6.8) | 不検出 |
事後調査(5月29日) | 不検出(6.7) | 不検出(6.8) | 不検出 |
(単位:ベクレル/キログラム)
注1:カッコ内は検出下限値
注2:本測定の実施主体は秋田県
岩見川河川水、底質の放射能濃度
採取日:事前調査(5月10日)
採取場所 | 放射性セシウム134 | 放射性セシウム137 | 放射性セシウム合計値 |
---|---|---|---|
河川水上流部 | 不検出(0.46) | 不検出(0.48) | 不検出 |
河川水下流部 | 不検出(0.29) | 不検出(0.39) | 不検出 |
底質上流部 | 不検出(5.5) | 不検出(7.8) | 不検出 |
底質放流口 | 不検出(6.4) | 不検出(6.7) | 不検出 |
底質下流部 | 不検出(6.0) | 5.9(5.8) | 5.9 |
採取日:試験溶融(5月22日)
採取場所 | 放射性セシウム134 | 放射性セシウム137 | 放射性セシウム合計値 |
---|---|---|---|
河川水上流部 | 不検出(0.29) | 不検出(0.37) | 不検出 |
河川水下流部 | 不検出(0.42) | 不検出(0.40) | 不検出 |
底質上流部 | 不検出(5.8) | 6.4(5.3) | 6.4 |
底質放流口 | 不検出(6.9) | 不検出(8.1) | 不検出 |
底質下流部 | 不検出(6.0) | 不検出(7.0) | 不検出 |
採取日:試験溶融(5月29日)
採取場所 | 放射性セシウム134 | 放射性セシウム137 | 放射性セシウム合計値 |
---|---|---|---|
河川水上流部 | 不検出(0.30) | 不検出(0.37) | 不検出 |
河川水下流部 | 不検出(0.40) | 不検出(0.44) | 不検出 |
底質上流部 | 不検出(6.6) | 不検出(8.0) | 不検出 |
底質放流口 | 不検出(6.1) | 不検出(8.3) | 不検出 |
底質下流部 | 不検出(6.2) | 不検出(6.6) | 不検出 |
注1:カッコ内は検出下限値
注2:本測定の実施主体は秋田県
目安値
- 秋田市の土壌の放射性セシウム濃度(平成20年度から平成23年度:25から29.5ベクレル/キログラム)
- 秋田県の水田土壌の放射性セシウム濃度(平成24年度:3.6から28ベクレル/キログラム)
参考
本市が独自に調査を行った、仁井田浄水場および豊岩浄水場における浄水の放射能濃度、キレート剤などの処理剤を加えて固形物になる前段階の飛灰(固化処理前)の放射能濃度の測定結果は次のとおりです。
- 浄水についてはすべて不検出となっており、問題のないレベルであることが確認されました。
- 飛灰(固化処理前)については、最大で100ベクレル/キログラムが検出されていますが、国の埋立基準(8,000ベクレル/キログラム)に比較して十分に低く、問題のないレベルであることが確認されました。
浄水の放射能濃度
採取日:試験溶融(5月18日)
採取場所 | 放射性セシウム134 | 放射性セシウム137 | 放射性セシウム合計値 |
---|---|---|---|
仁井田浄水場浄水 | 不検出(0.89) | 不検出(0.56) | 不検出 |
豊岩浄水場浄水 | 不検出(0.83) | 不検出(0.72) | 不検出 |
採取日:試験溶融(5月22日)
採取場所 | 放射性セシウム134 | 放射性セシウム137 | 放射性セシウム合計値 |
---|---|---|---|
仁井田浄水場浄水 | 不検出(0.68) | 不検出(0.60) | 不検出 |
豊岩浄水場浄水 | 不検出(0.73) | 不検出(0.68) | 不検出 |
注:カッコ内は検出下限値
水道水の国の基準値
- 10ベクレル/キログラムを超えないこと
飛灰(固化処理前)の放射能濃度
採取日:事後調査(5月29日)
採取物 | 放射性セシウム134 | 放射性セシウム137 | 放射性セシウム合計値 |
---|---|---|---|
飛灰(固化処理後) | 29(3.5) | 50(3.2) | 79 |
飛灰(固化処理前) | 41(4.5) | 60(4.3) | 100 |
注1:カッコ内は検出下限値
注2:測定値は有効数字2桁で表記している
放射性物質の国の基準値
飛灰は、8,000ベクレル/キログラム以下の場合、管理型最終処分場にて埋立処分可能
外部リンク
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〒019-2614 秋田市河辺豊成字虚空蔵大台滝1-1
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