秋田市の産業

秋田市は秋田県の人口の約3割、県内総生産の3分の1を占め、県内および北東北の拠点中核都市となっている。産業別就業者数の割合は、平成27年10月1日現在、農業などの第1次産業が約2%、製造業などの第2次産業が約16%、商業やサービス業などの第3次産業が約79%となっており、就業者の多くが第3次産業に従事している。

地場産業としては、県内の豊かな天然資源を利用した木材・木製品製造や、パルプ製造、非鉄金属製造、清酒製造などが盛んで、近年は企業誘致によりICT関連企業の伸びもめざましい。
製造品出荷額は2,914億円（平成29年12月31日現在）、商業の年間商品販売額は1兆1,478億円（平成28年6月1日現在）。消費者物価の安さでは、全国の県庁所在都市の中で上位に入る暮らしやすい街である。