消火器の取扱い方法について
消火器の取り扱い
どんな火事でも初めは小さな火です。消防車が到着するまでの数分間が初期消火の時間です。いろいろな方法がありますが、初期消火でもっとも効果的なものは消火器です。いざという時のために消火器を用意しておきましょう。
消火器の使い方
でも、天井に火が移ってしまったら、初期消火は無理です。すぐに逃げましょう。
消火器がない場合
油鍋
あわてて水をかけるのは危険です。濡らした大きめのタオルなどを鍋の手前から被せます。火が消えたら、直ちにガス栓を閉めます。
衣類
着衣に火が着いたら、転げ回ったり、濡れたタオルなどを頭からかぶります。
電化製品
いきなり水をかけると、感電する場合があります。コンセントからプラグを抜く余裕がある場合には、プラグを抜いてから消火します。
石油ストーブ
真上から一気に水をかけます。毛布や布団を掛ける場合は、炎を完全に包み込んでから水をかけます。
消火器について
古い消火器にご注意!
古い消火器を使用した事故が増えています。消火器は、レバーを握ると、内部に高い圧力がかかる仕組みになっています。サビ・変形・塗装の剥離、耐用年数の過ぎたもの(消火器本体の注意書きに記載)は使用しないでください。古い消火器の廃棄は、環境保全と事故防止のため、専門業者による処理が必要です。廃棄する場合は、株式会社消火器リサイクル推進センターのホームページに掲載されていますリサイクル検索窓口から都道府県および市区町村を指定検索し、表示された指定引取場所および特定窓口へお問い合わせしてください。
消火器の訪問点検にご注意!
契約業者でもないのに、「消火器の定期点検に来た。」、などと言って点検を済ませ、高額な点検費用を請求する業者がいます。契約書に印鑑を押す前に、必ず「契約業者」であるかを確認し、契約業者でない場合には、ハッキリ断りましょう。
消火器の訪問販売にご注意!
高齢者の一人暮らし家庭などを狙い、「消防署の方から来た。」などと言って、高額で消火器を販売する業者がいます。いらない場合には「いらない。」とハッキリ断りましょう。
なお、消防署では消火器の販売は行っておりません。
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このページに関するお問い合わせ
秋田市消防本部 予防課
〒010-8560 秋田市山王一丁目1番1号 消防庁舎
電話:018-823-4247
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