二酸化炭素消火設備の誤作動・誤放出に注意
二酸化炭素消火設備の誤作動・誤放出に注意
二酸化炭素消火設備の消火剤が誤って放出され、死傷者を伴う事故が全国で相次いで発生しています。
二酸化炭素消火設備は、主に窒息消火により火災を鎮火させるための設備で、一定規模以上の駐車場や電気室、ボイラー室などに設置されています。
同様の事故を防止するため、二酸化炭素消火設備を設置している建物では、次の事項にご注意ください。
1 二酸化炭素消火設備の設置場所付近で工事や点検を行う場合
設備の構造を熟知した消防設備士や消防設備点検資格者などの立会い・助言を求め、消火剤が放出されないよう閉止弁を閉じるなどの安全対策を講じてください。
また、関係者以外の人が出入りすることがないよう、入退室の管理を徹底してください。
2 建物利用者への周知
防火管理者や自衛消防隊員、工事の作業者などに対して、二酸化炭素の人体に対する危険性、設備の適切な取扱い方法、作動時の避難方法を周知してください。
3 消火設備が作動した場合
速やかに安全な場所に避難し、放出された防護区画および隣接区画への立入りを禁止するとともに、消防(119番)へ通報してください。
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秋田市消防本部 予防課
〒010-8560 秋田市山王一丁目1番1号 消防庁舎
電話:018-823-4247
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