飲食店(厨房設備)における防火安全対策について
飲食店(厨房設備)における防火安全対策の徹底
近年、飲食店における火災件数は減少傾向でありましたが、令和3年から増加に転じています。
飲食店では、こんろなどの火気設備からの出火が半分以上を占めており、その主な要因は火気を使用している場所から離れている間に出火したものです。また、調理油や壁・天井などに付着した油分などに急激に延焼拡大する場合が多く、水による初期消火は困難です。
これらのことから、秋田市火災予防条例に定めるとおり、飲食店の厨房設備の適切な使用・維持管理を徹底し、出火防止を図るため、こんろの点検・維持管理、使用中は目を離さない、天蓋(レンジフード)および排気ダクト内の定期的な清掃などについて徹底する必要があります。
飲食店でのガス機器の適切な維持管理について
令和2年7月30日に福島県郡山市で発生した飲食店の爆発事故は、屋内のガス配管の腐食箇所から液化石油ガス(LPガス)が漏洩し、何らかの火源により引火、爆発した可能性が考えられます。
このような状況を踏まえ、類似事故の発生を防止するため、下記に示す事項に留意してください。
1 ガス機器の定期的な清掃やメンテナンスを行うこと。
2 ガス機器に異常を感じた場合やガス配管等に破損や著しい腐食等がある場合は直ちに使用を中止するとともに、緊急連絡先やメーカーに連絡し、修理等を依頼すること。
3 休業等でガスを長期間使用しない場合や事業を再開する場合は、液化石油ガス販売事業者に連絡をすること。
PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。
よりよいウェブサイトにするために、ページのご感想をお聞かせください。
このページに関するお問い合わせ
秋田市消防本部 予防課
〒010-8560 秋田市山王一丁目1番1号 消防庁舎
電話:018-823-4247
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。