簡易生物処理装置の運用開始について
簡易生物処理装置の運用開始について
汚泥再生処理センターから排出される下水道放流量の削減を目的として、簡易生物処理装置の運用を令和3年4月より開始いたしました。
この運用開始により、希釈水量および下水道放流量を削減し、環境負荷を低減するとともに、下水道使用料金の削減が可能になります。
なお、本事業は、第7次秋田市行政改革大綱(第3期・県都『あきた』改革プラン)の中の取組の一つ「汚泥再生処理センターのし尿処理の低コスト化」であり、成果指標として、令和3年度に、平成29年度の下水道使用料比で25パーセント減を目指しています。
従来プロセスと新規プロセスの比較
従来プロセスの問題点・懸念点
- 希釈水量かつ放流水量が多量となり、下水道使用料金がかさむ。
- 脱水分離液の水質が変動するため希釈倍率が安定せず、所定の希釈倍率では放流基準を満足できないこともある。
新規プロセスのメリット
- 従来プロセスに比べ、希釈水量ならびに放流水量の削減が可能
- 脱水分離液の水質が安定し、特にBOD(生物化学的酸素要求量)のピークカットが可能なため、放流水質の安定化が望める。
処理フロー
脱水機で固液分離した後の脱水分離液の処理の流れについては、次のとおりです。
今回新たに設置した機器は、簡易生物処理装置ユニット(循環槽を含む)や処理水槽などです。
設置状況
汚泥再生処理センター1階の設置状況です。
簡易生物処理装置ユニットが1階に3ユニット、地階にも同様に3ユニットあり、計6ユニットを新設しました。
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