ウラジオストク市について
ロシア連邦沿海地方ウラジオストク市 Vladivostok
姉妹都市提携
平成4年(1992年)6月29日
提携の由来
- 平成元年(1989年)、野球を愛好する市議会議員と市職員有志がウラジオストク市に野球用具を寄贈し、スポーツ交流を開始しました。また同年、秋田市訪ソ団がウラジオストク市を訪問して、交流の端緒を開いています。
- 平成2年(1990年)、ウラジオストク市から硬式野球チームが来秋するなど往来が活発化していきました。
- 平成3年(1991年)4月、秋田市長を団長とする友好交流団が訪露し、環日本海時代にふさわしい対岸交流の中核をなす提携関係の合意を形成しました。
- その後、ウラジオストク市との協議を重ね、本市職員、硬式野球チームの派遣、両市友好交流団、市議会議員団の相互派遣などを経て、平成4年(1992年)6月にウラジオストク市において姉妹都市提携調印を行いました。
概要
- ウラジオストク市は、ロシア連邦極東地方南東端に位置する人口約63万人のロシア連邦沿海地方の中心都市です。
- 日本海に面し、ムラヴィヨフ・アムールスキー半島の南端、金角湾の沿岸に発展した太平洋方面におけるロシア連邦屈指の港湾都市で、街はなだらかな坂の丘陵地帯に広がっていて、ダウンタウンを形成する街並みはヨーロッパから移入されたゴシックやバロックの様式になっており、極めてヨーロッパ的な街です。
- ウラジオストクの港は、金角湾に位置しており、夜景が素晴らしいところとしても有名であり、東洋のサンフランシスコとも呼ばれています。
- シベリア大陸横断鉄道の出発点としてヨーロッパへの玄関口でもあります。シベリア大陸横断鉄道のウラジオストク~モスクワ間の距離は、9,288キロメートルで6泊7日の行程となっています。
- 日本からウラジオストクまでは成田空港から直行便が就航しており、所要時間は約1時間30分程度です。
- 秋田市とウラジオストク市とでは1時間の時差があり、秋田市が午前9時の時、ウラジオストク市は午前10時です。
小史
- 1860年に帝政ロシアの東シベリア総督のムラヴィヨフ・アムールスキーが北方から帆船マンジュール号に乗り、ウラジオストクの地に越冬したことからこの街の歴史がはじまり、帝政ロシアの極東進出政策の拠点として建設されました。
- ウラジオストクは、軍事都市、軍港として発展を続け、旧ソ連太平洋艦隊の司令部がおかれ、旧ソ連海軍全体の約50%の軍艦を保有していました。
- 平成4年(1992年)1月1日、街と港が対外的に完全開放されましたが、それまでは旧ソ連太平洋艦隊の本部基地であるという理由で約50年にわたり、外国人はもとより一般の国民でさえも居住者以外は特別の許可がないと立入りを禁じられていたシークレットゾーンでありました。
産業など
- ウラジオストク市は、水産物加工業、漁業、船舶修理業、木材加工業、陶器製造業などが盛んで、街にはゴーリキードラマ劇場や文化宮殿、博物館、常設サーカスがあり、活発な文化活動が行われています。
- また、極東随一の極東国立総合大学をはじめ、医科大学、工科大学など多くの高等教育機関や研究機関が設置されています。
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