秋田市シティプロモーション基本方針
共感の輪を広げて「選ばれるまち」に

「秋田市シティプロモーション基本方針2026」は、観光・産業・移住定住等の分野で「選ばれるまち」であり続けるために、本市ならではの価値や魅力を明確化し、戦略的に発信するとともに、多様な主体から「住み続けたい」「関わり続けたい」と共感される都市を目指して、まちの魅力を高めるための方向性を示すものです。
行政が一方的に発信するのではなく、市民・企業・団体・学校などが“主人公”となり、多様な視点でプロモーションすることで、チャレンジやシビックプライドが循環する都市の実現を目指します。
言葉の定義

- ブランディング
地域資源や人の営みを価値として磨き上げることと、それらを共通の世界観(軸)のもとに束ね、都市のイメージとして定着させていく取組のこと。 なお、シティプロモーションを展開する上での土台であり、その過程でシビックプライドが醸成される。 - シティプロモーション
ブランディングによって導き出された都市のイメージや、多様なブランドの世界観を、定住人口・関係人口・交流人口、世代、興味関心等に応じたターゲットごとに戦略的に発信し、国内外の人々の共感を通じて、まちとの継続的な関係性を育んでいく取組。 - シビックプライド
市民一人ひとりが自分の住むまちの価値や魅力を実感し、誇りや愛着を持って、まちの主人公として主体的に関わろうとする意識。 こうした意識の積み重ねが、都市のブランド力を高め、市民自らがまちの魅力を語り、発信していく力へとつながっていく。
5つの基本方針
まちの価値を高め「選ばれるまち」へ
総合計画の基本理念である「響きあう 心躍る 人・まち・くらし ~共感と共創で輝く秋田市へ~」の実現に向け、以下の取組を通じてまちの価値を高め、県内外から「選ばれるまち」を目指します。
- 地域資源の価値化
市民、企業、行政、関係人口が共創し、本市に眠る魅力や地域資源を掘り起こし、磨き上げ、そこに関わる人々や暮らしの物語として秋田市らしい価値を育てます。 - シビックプライドの醸成
ブランディングのプロセスへの参画や、市民同士の共有を通じて、一人ひとりが「まちの主人公」として、誇りと愛着を持ってまちに関わり続ける文化を育みます。 - 都市イメージの確立と発信(県外ブランディング・プロモーション)
市民・企業・行政が共通の世界観と都市イメージを持ち、全市の共通言語となるブランドメッセージを活用して、定住人口・関係人口・交流人口といったターゲットに応じた戦略的な発信を行います。これにより、本市の認知度向上と、県内外からの共感の獲得を図ります。 - 市民等起点の発信力の強化
市民や本市を訪れた人々が主体的にまちの魅力を発信できる機会や仕掛けを創出し、その発信が国内外へ波及することで、本市のファン拡大や交流人口・関係人口創出につなげます。 - 全庁統一したシティプロモーションと効果検証
本市職員のシティプロモーションに対する意識を高めるとともに、全庁横断的に、1から4までの取組を共通のブランドや世界観のもとで推進します。 各取組が相互に連動し、継続的に波及していくことで、移住・観光・産業など多様な分野において「選ばれる」効果を生み出します。
行動指針
基本方針に基づき、市民・企業・行政など、秋田市に関わるすべての人がシティプロモーションを進める際に共有すべき行動の考え方や姿勢を示すものです。
- 魅力の掘り起こし
当たり前にある普段の暮らしや文化、歴史、ライフスタイルといった本市が持つ魅力を伝え、守るとともに、市民一人ひとりがまちの魅力を知り、誇りを持つ。 - 魅力の創造・磨き上げ(かけ合わせの効果)
既存の観光資源や行事等(自然・食・文化・人の温もり等)を大切にしながらも、時代の変化や新しい価値観に合わせた「秋田市らしい」文化や体験に磨き上げ、デザインする。 注:例:昔の風習×若者のアイデア、市民の暮らし×観光発信、自然×テクノロジー - 魅力を楽しみ、表現し、発信する
市民や観光客等が本市の魅力を体験・体感し、楽しんで、そこから生まれるわくわくや感動を一人ひとりが主体的に口コミするほか、写真や映像、イラスト等の視覚的な発信を行う。 秋田の食や文化が集まる本市が「県のショーケースである」と位置づけて魅力発信をする。 - 共感・共創
まちの魅力をみんなの想いと行動で育てる。 市民・企業・団体・学校などがまちの主人公となり、お互いを認め合うことで、賛同する人の流れや産業を生み出す。 - 継続と効果・検証
事業の効果検証を随時行い、市民や関係人口にブランディングとシティプロモーションの意義や価値を感じてもらう継続的な取組を実施する。
ブランディングと都市のイメージ確立
本市では、若者世代の視点や感性を通して、世代を超えて共有される価値や物語を都市イメージとして明確にするとともに、発信力や波及効果の高い分野を重点的に打ち出すブランドをとして整理します。
地域資源の磨き上げとブランディング

行動指針1,2に基づき、食・文化・産業・暮らしなどの地域資源や、人々の営み、挑戦の物語、さらには地域が抱える課題を含めて掘り起こし、これらの資源を相互に掛け合わせたり、時代の変化や新たな価値観を踏まえて編集することで「秋田市だからこそ得られる体験」や「このまちならではの意味」を明確に打ち出します。
具体的な価値を創りだすために必要なことは
・世代を超えた地域資源の担い手やまちに関わる市民一人ひとりが主人公であること
・若い世代が、共感し、語りたくなる視点や感性を積極的に取り入れ、都市イメージの基点とすること
例えば、地域に当たり前に存在し、長年にわたって守り継がれてきた伝統行事や暮らしの知恵は、担い手不足などの課題を抱えながらも、若者世代や県外からの視点によって新たな価値として再発見される可能性を持っています。
こうした資源を、地域の人々を主人公としながら、若い世代や県外出身者が関わり、学び、発信する形へと再編集することで、文化の継承と観光的価値の両立を図り、新たな体験型の地域資源として育てていく、などといったことが考えられます。
都市のイメージの確立

本市の魅力は、「美味しいものがある」「人がいい」「自然が豊か」といった評価に集約されやすく、結果として他都市との違いが見えにくくなっている点が課題となっています。
そこで、本市の都市としてのイメージを確立するため、総合計画の基本理念を踏まえ、各部局や市民が磨き上げてきた地域資源を以下のポイントに基づいて束ね、言語化したブランドメッセージを作成します。(令和8年度中、市民や関係人口とともに作成)。
- 総合計画の基本理念 「響きあう 心躍る 人・まち・くらし~共感と共創で輝く秋田市へ~」を基軸とする。
- 市民や関係人口が参加するワークショップを通じて検討し、専門家の視点を取り入れる。
- 本市に関わる一人ひとりが主人公であるという視点を持つ。
- 県内外の人が本市のどのような価値に共感し、どのようなきっかけで、行動や関係性の変化へと至るのかを意識する。
- 若い世代が、共感し、語りたくなる視点や感性を積極的に取り入れ、都市イメージ形成の基点とする。
- 県内外の情報発信・プロモーション時に、市役所各部局や市民、企業、関係人口等が共通して使用できるものとする。
秋田市の重点ブランド(例)
都市のイメージを具体的に伝え、共感や行動につなげていくため、発信力や波及効果の高い分野を「重点ブランド」として整理し、戦略的に磨き上げ、プロモーションを展開します。 重点ブランドは、社会情勢や市民の挑戦、取組の成熟度等に応じて、今後も柔軟に更新・追加していくものとします。
- 「若者のチャレンジ応援」
県内外の若者が秋田市を舞台に挑戦する姿を可視化し、その挑戦をまち全体や関係人口が応援する文化を育てることで、「挑戦する人が集まり、支えられる都市」というイメージを形成します。 - 「映像のまち」
映像制作を通じた若者の挑戦や人材育成の蓄積を生かし、教育、創作、スタートアップなど多様な分野につながる表現活動を育てることで、国内外のクリエイターが関わり、挑戦できる都市を目指します。 - 「学生のまち」
学生が行政や企業、地域と関わりながら、社会やまちづくりに参画できる環境を整え、学びと実践が循環することで、学生が主役として活躍できる都市像を描きます。 - 「竿燈のまち」
竿燈の歴史や地域に根付く文化のストーリーを磨きあげ、伝統文化と市民の誇りが光り輝く竿燈のまちという都市イメージを強化します。 「美酒・美食のまち」 酒や食、芸者や舞妓といった川反のまちに息づく職人文化や暮らしの背景を、人々のストーリーとともに編み直し、このまちならではの豊かな時間や関係性を味わえる都市イメージを育てます。
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秋田市企画政策部 選ばれるまち戦略課
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