秋田市の学校適正配置
学校適正配置について
秋田市では、これまでも児童・生徒数の減少に伴う小・中学校の小規模化に対応し、良好な教育環境を維持するため、主に複式学級の解消を目的として学校配置の適正化に努めてきたところです。
少子化の進展により将来の児童生徒数が減少しても、子どもたちが確かな学力を身につけ、心身が健やかに成長できる教育環境を確保し、提供していくことが必要であり、全市的な観点の下で、学校の規模と配置の適正化(学校適正配置)について取り組んでいます。
これまでの取り組み
秋田市の子どもたちが豊かな人間性をはぐくみながら、健やかに成長していくためには、教育環境を整えることが大切であり、その礎の一つとなるよう秋田市小・中学校適正配置検討委員会から、2008(平成20)年3月、「秋田市小・中学校の適正配置等について」が提言され、統合により、複式学級の解消に努めてきました。
その後、これまでの複式学級の解消のみを目的とした学校の統廃合ではなく、少子化の進展を見据えた中長期的観点から学校配置のあり方を検討するため、2015(平成27)年に外部委員6名で構成する秋田市小・中学校適正配置検討委員会を設置し、同検討委員会から、2016(平成28)年2月、「秋田市小・中学校の適正配置等に関する提言書」が提出されました。
児童・生徒数の現状
1965(昭和40)年以降の小学校児童数と中学校生徒数をグラフ化して掲載しています。
上が児童数、下が生徒数の推移を示しており、児童数のピークが1983(昭和58)年の25,915人、生徒数のピークが1987(昭和62)年の13,140人です。
2005(平成17)年1月11日に1市2町の合併があり、児童・生徒数が一時的に増えたものの、減少傾向が続いており、2018(平成30)年は、児童数が13,891人、生徒数が6,914人で、ピーク時の約半分となっていることがわかります。
学校適正配置基本方針
2016(平成28)年6月には、全市的な観点から、学校適正配置の実現に向けた具体的な方策を検討するため、外部委員8名で構成する秋田市小・中学校適正配置推進委員会(以下「推進委員会」という。)を設置しました。推進委員会では、学校適正配置の条件設定や将来の学校数の想定などについて検討し、「望ましい学校配置の将来像を描く際の基本的な考え方と視点」を決定した後、2018(平成30)年6月に「秋田市小・中学校配置素案」(以下、「素案」という。)をまとめました。
そして、2018(平成30)年7月から8月にかけて、市内7つの市民サービスセンターで素案に関する市民説明会を開催し、参加者から寄せられた意見等を踏まえ、さらに検討を加え、2019(平成31)年1月、推進委員会が「秋田市小・中学校配置案」(以下、「配置案」という。)を取りまとめました。
秋田市では、同年3月、この配置案に基本的な考え方や地域協議の進め方などを加えた「秋田市小・中学校適正配置基本方針」(以下、「基本方針」という。)を策定しました。
2019(平成31)年度からは、この基本方針に基づき、7つの地域ブロックごとに、保護者や地域の皆さんと学校適正配置の方向性(学校の組み合わせ)について協議を始めます。
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このページに関するお問い合わせ
秋田市教育委員会 学校適正配置推進室
〒010-8560 秋田市山王一丁目1番1号 本庁舎5階
電話:018-888-5812 ファクス:018-888-5804
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