文化章
「秋田市文化章・文化功績章」について
秋田市文化振興条例に基づき、長年にわたり本市文化の発展に多大な功績をあげた個人・団体に秋田市文化章を、また、文化行政に多大な功績のあった個人・団体に文化功績章を贈り表彰しています。
今年度の表彰式は、11月6日(水曜日)午後4時から、秋田キャッスルホテルで執り行います。
令和6年度秋田市文化章・文化功績章受章者
体育
原田 利雄氏
ご自身もバドミントン選手として活躍され、国体などにおいて輝かしい成績を残されるとともに、平成16年に秋田県バドミントン協会強化本部長に就かれ、平成19年の秋田わか杉国体では、秋田県チームを男女総合優勝に導きました。
平成17年からは、北都銀行バドミントン部のヘッドコーチ、平成20年には同部の監督に就任、競技力の向上に尽力され、同部単独チームで出場した平成29年愛媛国体、平成30年福井国体では、女子バドミントン競技で本県を初の連覇に導いております。
平成29年から令和5年まで、(公財)日本バドミントン協会選手強化本部ナショナル統括部長として、多くの国際大会で日本選手代表と一緒に世界と戦って数々の結果を出してこられました。また、令和3年東京オリンピックおよび令和6年パリオリンピックに連続出場した永原和可那選手、松本麻佑選手をはじめ、数多くの日本代表選手を輩出するなど、現在の同部の土台を築かれました。
現在は、秋田県バドミントン協会理事長として、特別支援学校や小中学校の生徒を対象にバドミントン教室を開催され、バドミントンの魅力の周知やジュニア選手の育成を図られるなど、本市バドミントン競技の普及・振興、そして競技力の向上に多大な功績をあげられております。
文化功績章
倉田 よしみ氏(本名:倉田 芳美氏)
昭和53年に「萌え出ずる...」で漫画家としてデビューし、その後、料亭で修行する若い板前を主人公に食と技、努力そして人との絆の大切さを人情味豊かに描いた代表作「味いちもんめ」など、多くの作品を発表されています。
また、漫画の指導および普及にも尽力され、大手前大学で教鞭を執られるとともに、アジア圏を中心に漫画賞などの審査員を務められております。
秋田市土崎出身の倉田氏は、秋田への強い郷土愛を持たれ、秋田市の文化事業への協力を惜しむことなく、平成16年の建都400年記念事業では、「青山くんの夏休み 秋田市400年物語」の作画をお引き受けくださいました。佐竹氏による久保田築城・城下町建設以来の歴史を楽しく分かりやすい表現と、歴史資料に基づき詳細に描写された本作品は、「歴史を想い、今日を祝い、未来へ遺す」という記念事業の意義を大いに高めるものとなりました。また、平成21年には、秋田市制120周年記念事業において、家族・地域の絆づくりキャラクター「テッテ」のデザインとともに、絆漫画を執筆されており、本市の重要な節目となる記念事業に際し、多大な貢献をされました。
さらには、小学生が地域の魅力を掘り起こす取り組みにおいて「地域のお宝大集合図」を、土崎神明社祭の曳山行事の伝承のために「ジョヤサ!曳山に燃えた明(あきら)の夏」などを執筆、作画されるなど、漫画を通じて市民の文化活動、そして本市の文化行政に顕著な功績をあげられました。
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