鉛製給水管について
鉛は水道管の材料として欧米で古くから使用され、日本でも「さびにくく柔らかい材質のため加工しやすい」という特製から、宅地内に引き込まれている給水管に使用されてきました。
秋田市では、明治40年から昭和60年頃まで、主に配水管から第1止水栓までの間と、メーター前後に鉛製給水管が使用されてきましたが、現在は使用されていません。
鉛製給水管に関する疑問・質問について、Q&A方式でお答えします。
自宅に鉛製給水管が使用されているか調べることができますか?
上下水道局に保管されている完成図などから、鉛製給水管の使用状況が調査可能です。上下水道局までお問い合わせください。
(経過年数が長くデータがない場合もあります。)
問い合わせ先:お客様センター
電話番号:018-823-8431
上下水道局ではどのような鉛製給水管対策を行っていますか?
【配水管から第1止水栓までの部分について】
上下水道局で施工している配水管の取替工事に合わせて、道路内の配水管から第1止水栓までの鉛製給水管を無償で取り替えています。また、道路漏水を修理した際に、鉛製給水管が使用されていた場合は、可能な限り取り替えを行っています。
【メーター前後の部分について】
水道メーター前後約50センチメートルに使用されている鉛製給水管について、平成29年度から計画的に調査・取替工事をしています。交換費用は、原則、上下水道局で負担しますが、状況によっては、お客様の負担が生じる場合や工事ができない場合があります。
注:上下水道局で工事できなかった場合や上下水道局の工事を待てない場合などは、取替工事の費用はお客さまの負担となります。
建物の増改築などの機会を利用し、宅地内だけでなく道路部分も含めて新しい給水管に取り替えることをお勧めします。
正確な費用については、指定給水装置工事事業者に見積りを依頼し、確認してください。
【水質面での対応について】
水道水のpH(水素イオン指数)値が低いほど鉛が溶け出しやすいため、浄水場で水道水をつくる際に、ややアルカリ性に調整をしています。
鉛製給水管の水道水は安心して飲むことができますか?
通常使用については問題ありません。ただし、一定時間以上水道水を使用しなかった場合、一時的に鉛濃度が高くなることがあります。朝一番に使う水などは、飲み水以外の用途に使用し、十分に入れ替えてから飲み水として使用してください。
鉛を取り除くことのできる浄水器はありますか?
上下水道局では、浄水器の性能評価はしてませんので、購入の際はお客さまご自身が品質表示などを十分に確認のうえ、目的にあったものを選んでください。
なお、上下水道局が浄水器の販売やあっせんなどをすることはありません。訪問販売で「上下水道局から頼まれた」「上下水道局から来た」などと語り、浄水器を販売しようとする業者が現れた場合には、すぐに上下水道局までご連絡ください。
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このページに関するお問い合わせ
秋田市上下水道局 お客様センター
〒010-0945 秋田市川尻みよし町14-8 1階(窓口収納部門)、4階(管理部門)
電話:018-823-8431 ファクス:018-865-3920
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