ニホンイヌワシ
ニホンイヌワシについて
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分類
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タカ目 タカ科
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生態
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留鳥。北海道、本州に分布、とくに東北から北陸にかけて比較的数も多い。九州、四国にも分布するが少数。数は減少傾向となっている。山岳の岩棚や大木の上に大きな巣をつくる。
全長はオスの平均約81.5センチメートル、メスで平均約89センチメートル、翼開長はオスは約167.5センチメートル、メスで213センチメートル。食性は哺乳類(ノウサギ、テン、キツネなど)、鳥類(ヤマドリ、キジなど)、爬虫類(アオダイショウ、シマヘビなど)、中でもノウサギが最も多く、次いでヤマドリ、アオダイショウである。繁殖期は1月下旬から2月で通常2個産卵し42日から45日後に孵化する。
ニホンイヌワシ研究会の全国調査では、ここ数年繁殖成功率が著しい。野生下での絶滅が危惧され、環境省は保護増殖事業対象種に指定している。環境省、鳥類保護連盟、動物園で種保存に関わる連携を取り始めている。国内の生息個体数は400から500程度と推定される。
ワシントン条約II表に記載。文化財保護法で天然記念物指定。
種の保存法で国内希少種。
レッドデータブックでは、絶滅危惧種(環境省版CR、IB、 秋田県版 CR IA)
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