寺崎廣業展 ー清らかに、雄大にー

寺崎廣業展 ー清らかに、雄大にー

展覧会概要

　寺崎廣業（1866－1919）は、秋田に生まれ、日本画の近代化が叫ばれた明治から大正にかけて活躍した日本画家です。優れた画技に裏打ちされた作品は、歴史画、美人画、山水画と幅広い作域におよび、 東京美術学校（現東京藝術大学）教授、文展審査員、帝室技芸員などの要職をつとめました。1910年、横山大観らと中国を訪れて以降自然を写すことに力を注ぎ、晩年は信州の雄大な山岳美に魅了され、写実と装飾を融合した独自の画境を拓きました。
　生誕160年を迎えて開催する本展では、秋田での修業時代から晩年まで、所蔵作品を中心に約40点の作品と資料により画業の変遷をたどり、その芸術の魅力に迫ります。

会期

令和8年1月31日（土曜日）から3月15日（日曜日）まで

注：2月20日（金曜日）より一部作品を入れ替えます

休館日

2月22日（日曜日）（アトリオン全館点検日）

開館時間

午前10時から午後6時まで（最終入館は午後5時30分）

観覧料

一般 500円、大学生 300円、高校生以下無料

注）20人以上の団体、障がい者割引および秋田県立美術館相互割引料金は、一般400円、大学生240円

注）くるりん周遊パスで観覧の場合、一般190円、大学90円

• 展覧会チラシ （PDF 1.7MB）

主な出品作品

関連事業

日本画ワークショップー岩絵の具に親しむー

日時：3月1日（日曜日）午後1時30分から4時まで
講師：大関智子氏（日本画家・秋田公立美術大学准教授）
対象：中学生から一般まで  12人
材料費：500円
会場：千秋美術館3階講堂
申込：1月20日（火曜日）午前9時30分より電話にて受付

見どころスライドレクチャー

日時：2月14日(土曜日)・3月7日(土曜日) 午後2時より
担当：千秋美術館学芸員
会場：千秋美術館3階講堂 （事前申込不要、展覧会チケットが必要）