絵はがきの見本と説明文
絵はがきの見本と説明文
以下は、秋田市民俗芸能伝承館にて販売している絵はがきの見本と、記載されている文言(テキスト)です。
勝平得之竿燈絵はがき

(1) 「ひたひ」のはがき
・勝平得之[秋田名物七夕祭 竿燈絵はがき](昭和8年)のうち
「ひたい」(額)The forehead
燈籠には皆その町の印をつけ
若者達は揃いの出で立ちにて
笛・太鼓の囃子勇ましく繰り出し
(2) 「こしくるま」のはがき
・勝平得之[秋田名物七夕祭 竿燈絵はがき](昭和8年)のうち
「こしくるま」(腰車)The lower back
「おいた サッサ おいた サ」
「おいた ホー おいた ホー」と懸け声ながら
これに継ぎ竹を継ぎ足し 高く弓張りになりて
重さ十貫目余りあるを
手のひら・額・腰車・肩頭などに巧みに支えて互いに技を争う
注:おいた…秋田弁で「生えた・成長した」の意味
(3) 「てのひら」のはがき
・勝平得之[秋田名物七夕祭 竿燈絵はがき](昭和8年)のうち
「てのひら」(手のひら)The palm
江戸時代の秋田では、機織りや手芸・技芸の向上を祈願する古来の七夕行事(星祭)にあわせて、提灯を掲げて練り歩き、厄災をもたらす夏の睡魔を払い流す「眠り流し」行事が行われており、いつしか、連なる提灯を稲穂に見立てた五穀豊穣の祈りと結びついて現代の竿燈行事へと続いていきました。
(4) 「かたがしら」のはがき
・勝平得之[秋田名物七夕祭 竿燈絵はがき](昭和8年)のうち
「かたがしら」(肩頭)The shoulder
「竿燈」は秋田の名物にして「眠り流し」とも言い
大若者・中若者・小若者などの分かち有りて、
今は八月六日にこれを行い 七夕まつりの行事となりぬ
(5) 「ねむりながし」のはがき
・勝平得之[秋田名物七夕祭 竿燈絵はがき](昭和8年)のうち
「ねむりながし」(眠り流し)"Nemuri-nagashi" (meaning "to wash away sleepiness")
昔 稲の実れるを型取りてこれを作り
七夕にまつりて五穀の豊かなるを祈りしとぞ
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