市長室

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ページ番号1000006  更新日 令和6年4月1日

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秋田市長 穂積志(ほづみもとむ)の部屋へようこそ

写真:秋田市長 穂積志

記録的な暖冬により、例年よりも穏やかだった冬を越え、暖かい春の日差しを感じられる頃となりました。

市長4期目の最終年度となる今年度は、公約の総仕上げを図りながら、「未来が見えるまちづくり」の実現に向け、様々な課題にも果敢に立ち向かい、着実に前進する年としたいと考えています。

昨年に本市を襲った豪雨災害では、5河川が氾濫すると同時に中心市街地等で内水氾濫が発生したことで、6,600棟を越える家屋等が浸水するなど、甚大な被害に見舞われました。
災害を経験した市長として、災害に強いまちをつくることは私の責務と使命であると感じており、ハード面の整備による防災力の強化を図りながら、課題等をしっかりと検証し、今年度策定する地域防災計画に反映してまいります。

さて、市政の最重要課題である「人口減少対策」については、先の2月市議会定例会において、「笑顔あふれるこどものまち」を宣言し、今年度から妊産婦、子育て世帯等への児童福祉と母子保健の一体的な相談支援を行う「子ども家庭センター」を新たに設置いたしました。さらに8月からは、子ども福祉医療制度における小中学生および高校生年代の所得制限を撤廃するなど、子どもを生み育てやすい社会づくりをより一層進めてまいります。

また、持続可能で元気な秋田を次世代に引き継ぐためには、県都である本市の発展が不可欠であります。
本市の顔である中心市街地では、秋田芸術劇場ミルハスや秋田市文化創造館、秋田駅西口の芝生広場には、若者や家族連れなどが集い、憩うなど、まちに変化が生まれており、これと相まってホテルやマンションの建設も進められています。さらに今年度は、千秋美術館のリニューアルオープンや千秋公園の堀の遊歩道整備を予定しているなど、さらなる中心市街地の活性化が期待されます。
同時に、外旭川地区においては、「人口減少下にあっても持続可能な社会基盤の構築」と「交流人口の拡大による新しい活力や魅力づくり」に向け、官民連携によるモデル地区整備を引き続き進めることにより、「若者から選ばれるまち」を目指してまいります。

市民一人ひとりが将来に希望を持ち、本市に誇りと愛着を感じて「住み続けたい」と思えること、これこそが私が思い描く「未来が見えるまちづくり」の核心です。

令和6年4月
秋田市長 穂積 志