最新スマートフォンなどの自動通報機能で“誤報”

スマートフォンなどから自動で発信する機能とは？

　近年発売されたスマートフォンには「衝突事故検出」機能が、スマートウォッチには「転倒検出」機能が搭載され、交通事故や転倒等でスマートフォンなどが激しい衝撃を検出すると自動で119番に発信されることがあります。

自動で119番に発信する機能が作動したときは？　（お願い）

　激しい衝突事故以外にも、スキー、スノーボードでの転倒やスマートフォンの落下などで、状況によってはこの「衝突事故検出」「転倒検出」機能によって119番に発信されることがあります。
　これらの機能によって意図せず119番が発信された場合、電話を切らずに「間違えた」とお伝えください。また、電話を切ってしまっても、すぐに消防から折り返しの電話をすることがありますので、必ず電話に出て救急車や消防車が必要かどうかお伝えください。

　119番通報を受けた消防機関では、通報者から通報内容を確認できない場合、「かけ間違い」なのか、電話が繋がった状態で通報者が意識を失ったものなのか判断ができません。その場合、通報の際に共有される位置情報を基に、発信場所付近に消防車両を出動させ、倒れている人がいないかなど通報者の捜索を行うことがあります。