65歳以上のかたのインフルエンザ定期予防接種
インフルエンザについて
インフルエンザは、例年12月から3月にかけて毎年流行します。インフルエンザにかかっている人の咳やくしゃみの飛沫に含まれるウイルスによって感染します。症状としては、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛など全身の症状が急に現れ、高齢のかたや慢性疾患を持つかたは、肺炎を伴うなど重症化することがあります。
予防接種により、インフルエンザの感染予防、症状軽減の効果が期待できます。
なお、接種後の予防効果が出現するまで2週間程度、効果の持続は約5か月間とされています。
助成対象者・接種料金(自己負担額)
秋田市に住民登録のあるかたのうち下記に該当するかたが対象です。
接種を受けに行く際は、マイナンバーカードなどの「住所・年齢を確認できるもの」を医療機関にお持ちください。
- 接種日に65歳以上のかた
- 接種日に60歳から64歳で、心臓、じん臓、呼吸器の機能に障がい又はヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能に障がいがあり、身体障害者手帳1級相当のかた
備考:2のかたは、予防接種を受ける際、「身体障害者手帳」の写しなど氏名、障がい名および等級の分かる書類を医療機関にお持ちください。
- 1、2に該当するかたで、東日本大震災にかかる原発避難者特例法に基づく指定市町村より市へ避難しているかたは、接種券が必要になります。 健康管理課(電話018-883-1179)までお問い合わせください。
接種料金(自己負担額)
接種料金は医療機関により異なります。詳細は各医療機関にお問い合わせください。
対象者区分 |
自己負担額 |
持ち物 |
---|---|---|
(1)課税世帯のかた |
医療機関が定める接種料金から市助成額(2,691円)を差し引いた額 |
マイナンバーカードなど「住所・年齢を確認できるもの」 |
(2)非課税世帯のかた(世帯全員が非課税のかた) | 医療機関が定める接種料金から市助成額(3,291円)を差し引いた額 |
|
(3)生活保護受給者等 | 無料 |
「医療のしおり」 |
注意1:ご本人の市民税が非課税であっても、世帯員に1人でも課税されているかたがいる場合は(1)になります。
注意2:(2)のかたは、接種時に最新年度の世帯全員が非課税であることがわかる書類を医療機関に提出してください。「所得・課税証明書」は、使用目的を「予防接種用」として窓口で申請すると発行手数料が無料です。詳しくは市税の証明と閲覧をご覧ください。なお、コンビニ交付では手数料の免除を受けることができないほか、世帯員全員が非課税であることが確認できませんので、窓口で請求してください。
注意3:介護保険関係書類は再発行できません。紛失されている場合は「所得・課税証明書」の取得をお願いします。
注意4:マイナンバーの情報連携により、添付書類の省略ができることとなりましたが、本市の予防接種の実費の徴収に係る「所得課税証明書」については、医療機関で非課税世帯や生活保護受給者等の確認する必要があることから、省略することはできません。
助成期間・接種できる医療機関
令和6年10月1日(火曜日)から令和7年2月28日(金曜日)まで
秋田県内の医療機関で接種することができます。ただし、秋田市と契約している医療機関に限ります。
予防接種を受けることができないかた
- 接種当日、発熱しているかた(診察時に測定した体温が37.5℃以上)
- 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかなかた
- インフルエンザ予防接種の接種液の成分によって、アナフィラキシーを呈したことが明らかなかた
備考:「アナフィラキシー」とは、通常接種後30分以内に起こるひどいアレルギー反応のことで、発汗、顔が急に腫れる、はきけ、嘔吐、声が出にくい、息が苦しいなどの症状に続きショック状態になるような激しい全身反応のことです。 - インフルエンザの予防接種で、接種後2日以内に発熱や全身性発疹等のアレルギーを疑う症状を呈したことがあるかた
- その他、医師が不適当な状態と判断した場合
予防接種を受ける際、担当医師と相談が必要なかた
- 心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患等の基礎疾患を有するかた
- 過去にけいれんの既往のあるかた
- 過去に免疫不全の診断をされているかた、および近親者に先天性免疫不全症者がいるかた
- 間質性肺炎、気管支喘息等の呼吸器系疾患を有するかた
- 接種しようとする接種液の成分に対してアレルギーを呈するおそれのあるかた
予防接種後の注意
- 予防接種を受けた後30分間は、急な副反応が起こることがありますので、医療機関で安静にして様子をみてください。また、予防接種後24時間は、副反応の出現に注意が必要です。
- 接種後は、接種部位を清潔に保ち、接種当日は激しい運動を控えてください。
- 入浴は差し支えありません。
予防接種後の主な副反応について
- 局所反応:注射部位の腫れ、発赤、痛み
- 全身反応:発熱、頭痛、寒気(悪寒)、だるさ(倦怠感)
通常2~3日でなくなりますが、まれに強い副反応を起こすことがあります。(上記のほかにギラン・バレー症候群、けいれん、急性散在性脳脊髄炎などが報告されています。)
接種後、上記のような症状で強い反応があった場合は、速やかに医師の診察を受けてください。
予防接種健康被害救済制度について
定期予防接種によって引き起こされた副反応により、生活に支障が出るような障がいを残すなど、健康被害が生じた場合は、予防接種法に基づく補償を受けることができます。
秋田市内の実施医療機関
- 各医療機関により、予防接種を実施している日や診療時間が異なります。接種前に、希望する医療機関にお問い合わせください。(予約制の医療機関もあります。)
秋田市のかたが県外で定期予防接種を受ける場合
PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。
よりよいウェブサイトにするために、ページのご感想をお聞かせください。
このページに関するお問い合わせ
秋田市保健所 健康管理課
〒010-0976 秋田市八橋南一丁目8-3
電話:018-883-1179(予防接種担当)
ファクス:018-883-1158
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。