防災カルテ - 全体の防災指標
自然的・社会的環境
秋田市は秋田県の中央部に位置しており、日本海に面している。市内を雄物川などの河川が流れており、その下流部にあたる秋田平野に建物や人口が集中している。一方、市の東側は太平山などの山地となっている。
秋田平野は沖積世の軟弱土が厚く堆積しており、1983年日本海中部地震の際には、河川流域を中心に液状化が発生した。また、日本海中部地震の際には秋田港で波高3m程度の津波が観測された。浸水による被害はなかったものの旧雄物川河口では貯木場の材木が流出するといった被害が発生している。
人口は、平成27年10月1日現在約31万1千人となっている(図-1)。全人口の約29%を65歳以上の高齢者が占めており、年々増加する傾向にある。各学校区における高齢者の占める割合を図-2に示す。
秋田市における建物総数は、平成22年1月1日時点で木造建物が約10万7千棟、非木造建物が約1万3千棟となっている。このうち、耐震性の改善が求められている地震時の耐震性に欠けるとされる昭和56年以前に建築された木造の旧耐震基準物は、木造建物の約半数を占めている。(図-3)

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【図-2】小学校区を単位とした65歳以上の人口比率(図中の数字は、小学校区番号) (Png 21.4KB)
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【図-3(a)】昭和56年以前に建築された木造建物が全木造建物に占める割合(図中の数字は、小学校区番号) (Png 61.3KB)
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【図-3(b)】昭和56年以前に建築された非木造建物が全非木造建物に占める割合(図中の数字は、小学校区番号) (Png 62.2KB)
秋田市全体の現況
居住者に関する指標
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人口(人)
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313,688
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世帯数(世帯)
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135,752
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65歳以上人口(人)
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88,713
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65歳以上世帯(世帯)
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30,165
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5歳未満人口(人)
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10,494
建物に関する指標
構造別建物棟数
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木造建物
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107,201
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非木造建物
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13,293
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合計
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120,494
建築年代別木造建物棟数
建築年 |
棟数 |
---|---|
昭和57年以降 |
52,102 |
昭和46年~昭和56年 |
45,972 |
昭和45年以前 |
9,127 |
建築年代別非木造建物棟数
建築年 |
1~3階 |
4階以上 |
---|---|---|
昭和57年以降 |
8,962 |
431 |
昭和47年~昭和56年 |
2,607 |
192 |
昭和41年~昭和46年 |
712 |
66 |
昭和40年以前 |
321 |
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秋田市総務部 防災安全対策課
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