令和元年度実証ほ場
令和元年度 秋田市園芸作物実証ほ場設置結果
ねぎ
- 実証項目
- 品種
- 実証内容
- 肥料効果の比較試験
「ペンタキープ」を使用した収量向上の比較試験 - 実証場所
- 雄和平沢地内
- 主要な結果
-
慣行区に比べ、葉色や太りが良く、欠株が少ない状態で生育が進んだ。
収穫時には、太さや重量が慣行区の1.4倍程度となり、収量が増加することが実証された。
えだまめ
- 実証項目
- 肥料
- 実証内容
-
一発型総合肥料の比較試験
「枝豆V558」と「黒ひかり」を使用した収量・品質の比較試験
- 実証場所
- 雄和向野地内
- 主要な結果
-
生育状況や収量は、同程度であった。
「黒ひかり」は「枝豆V558」より高価格なため、実用性は低いものと判断する。
ブロッコリー
- 実証項目
- 品種
- 実証内容
-
品種の比較試験
「おはよう」と「ピクルス・すいりん」を使用した茎空洞化対策の品種試験
- 実証場所
- 雄和相川地内
- 主要な結果
-
9月の高温により収穫直前で腐敗し収穫はできなかったが、生育段階では「おはよう」の方が、慣行区の「ピクルス・すいりん」に比べ欠株が少なく、生理障害もなかったため、順調にいけば脇芽も収穫できると考えられる。
キャベツ
- 実証項目
- 農薬
- 実証内容
-
殺虫剤の比較試験
「グレーシア乳剤」と「フェニックス顆粒水和剤」を使用した速効性や持続性の比較試験
- 実証場所
- 太平黒沢地内
- 主要な結果
- 「グレーシア乳剤」は、速効性があるが持続性は「フェニックス顆粒水和剤」に比べ短く、収量にも優位性は見られなかったことから、有効であるとまでは言えない。
ちんげんさい
- 実証項目
- 品種
- 実証内容
- 新品種の比較試験
露地とハウスにおける新品種「艶帝」と「武帝」による品種比較試験 - 実証場所
- 上北手荒巻地内
- 主要な結果
-
露地での発芽率と生育速度は「武帝」が良かったが、「艶帝」の方が収穫量やA品率が高く、収穫がしやすい優良品種であった。
ハウスでは、試験区の土壌が砂質が強く、温度も高かったため、発育が悪く試験結果は得られなかった。
評価として、露地栽培では「艶帝」は、「武帝」より優れており、夏期においては優良な品種であることが確認できた。
えだまめ
- 実証項目
- 肥料
- 実証内容
- 葉面散布剤の比較試験
「OKF1」と「ハーモザイム」を使用した収量・品質の比較試験 - 実証場所
- 下新城岩城地内
- 主要な結果
-
試験は、えだまめの晩生品種「あきたほのか」で行った。
莢数、莢色ともに「OKF1」の方が良好な結果が得られた。
このことから、「ハーモザイム」の有効性は認められない。
よりよいウェブサイトにするために、ページのご感想をお聞かせください。
このページに関するお問い合わせ
秋田市産業振興部 園芸振興センター
〒010-1423 秋田市仁井田字小中島111番地1
電話:018-838-0278 ファクス:018-838-0279
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。