おかえりなさい!佐竹本三十六歌仙絵とゆかりの名品

おかえりなさい!佐竹本三十六歌仙絵とゆかりの名品
展覧会概要
かつて秋田藩20万石佐竹家には数多くの美術品が伝来、所有されていました。なかでも「佐竹本三十六歌仙絵」は、鎌倉時代に制作された最高傑作と名高い歌仙絵の優品です。大正6年(1917)に佐竹家を離れ、大正8年(1919)には上下2巻の絵巻が一歌仙ごとに切断されて各所へ分蔵、流転しながら今日に至ります。
本展では、絵巻切断から100余年、過去最多15幅が秋田へと里帰りし、順次展示替えをしながらご紹介します。さらに、絵巻の各種模本を同時に展示し、近世における佐竹本三十六歌仙絵の図像の伝播についても考えます。この他にも当館所蔵の秋田蘭画や佐竹家ゆかりの作品・資料も含めた約60件を間近でご覧いただき、時代を超えて愛される名品の魅力をご堪能ください。
- 会期
-
2026年8月1日(土曜日)から 9月23日(水・祝)まで
前期:8月1日(土曜日)ー 16日(日曜日)
中期:8月18日(火曜日)ー 9月6日(日曜日)
後期:9月8日(火曜日)ー 23日(水・祝)
注:8月17日(月曜日)、9月7日(月曜日)は展示替え作業のため観覧できません - 開館時間
- 午前10時から午後6時まで(入館は午後5時30分まで)
- 主催
- 佐竹本三十六歌仙絵展実行委員会(秋田市立千秋美術館、秋田魁新報社)
- 後援
- NHK秋田放送局、ABS秋田放送、AKT秋田テレビ、AAB秋田朝日放送、エフエム秋田、CNA秋田ケーブルテレビ
- 特別協力
- 独立行政法人国立文化財機構文化財活用センター、東京国立博物館、京都国立博物館
本展は令和8年度国立文化財機構所蔵品貸与促進事業の支援を受けています。 - 観覧料
-
一般 1,500円(1,200円)、大学生 1,000円(800円)、高校生以下無料
・( )内は20名以上の団体、前売、障がい者割引、リピーター割引(本展半券のご提示が必要)、秋田県立美術館および秋田市立佐竹史料館企画展との相互割引料金(他の割引と併用は不可)
・くるりん周遊パスで観覧の場合、一般1,190円 、大学生790円
・ペアチケット 2,200円(チケット一般2枚、前売期間のみの販売) - 前売券販売所
- 秋田市立千秋美術館、さきがけニュースカフェ(エリアなかいち内)、ローソンチケット(Lコード:23246)、セブンチケット(セブンコード:114-619)、県庁地下売店
- 前売券取次所
- 秋田魁新報社県内支社・支局、秋田魁新報販売店(ご予約の上、取り寄せになります)
展覧会構成と主な出品作品
第1章 秋田藩と書画 直武から義和まで
秋田藩8代藩主佐竹義敦(号 曙山)、藩士小田野直武、9代藩主佐竹義和、藩御用絵師狩野秀水らの作品を、当館所蔵の秋田蘭画や県内所蔵作品を中心に紹介します。
第2章 佐竹義和のネットワークと三十六歌仙絵巻
「三十六歌仙絵巻」は、佐竹義和の時代には松平定信、谷文晁などのネットワークのなかで佐竹家の所蔵であることが数寄者の間で知られるようになったものと考えられます。今回は、江戸時代中・後期に写された模本を比較検討し、佐竹本三十六歌仙絵巻の図像の波及について考えます。
第3章 佐竹家ゆかりの名品
明治時代になると、旧大名家は経済的に苦しい状況となっていき、伝世の道具類を手放す例が相次ぎました。大正6年(1917)、東京美術倶楽部で行われた佐竹侯爵家の入札会の目録掲載作品のうち、三十六歌仙絵巻の次に注目され、寛政年間末には佐竹家所蔵となっていた、重要文化財・雪村周継「風濤図(「山水帆懸船」)」を含む3件を紹介します。
第4章 秘宝・佐竹本三十六歌仙絵
「佐竹本三十六歌仙絵巻」は、大正6年(1917)の入札会で佐竹家を離れ、大正8年(1919)に一歌仙ごとに分割され、各々の所有に帰しました。所有者たちは、こだわり抜いた表装をほどこし、展覧会や茶会でのみ披露する「秘宝」として愛蔵し、数寄者たちの憧れの一品となりました。今回は国公立博物館をはじめ、各地の美術館および個人から作品を借用し、前期・中期・後期の各会期、完全入れ替えで5点ずつ、計15点の三十六歌仙絵を展示します。
個人蔵(画像提供:徳川美術館)
大和文華館蔵
東京国立博物館蔵 Image: TNM Image Archives
| 展示作品 | 所蔵 |
|---|---|
| 小野小町(おののこまち) | 個人蔵 |
| 山辺赤人(やまべのあかひと) | 個人蔵 |
| 紀 友則(きのとものり) | 京都・野村美術館蔵 |
| 在原業平(ありわらのなりひら) | 大阪・湯木美術館 |
| 源 宗于(みなもとのむねゆき) | 個人蔵 |
| 展示作品 | 所蔵 |
|---|---|
| 小大君(こおおぎみ) | 奈良・大和文華館蔵 |
| 坂上是則(さかのうえのこれのり) | 文化庁蔵 |
| 平 兼盛(たいらのかねもり) | 静岡・MOA美術館 |
| 大中臣頼基(おおなかとみのよりもと) | 埼玉・遠山記念館 |
| 藤原仲文(ふじわらのなかぶみ) | 京都・北村美術館 |
| 展示作品 | 所蔵 |
|---|---|
| 壬生忠峯(みぶのただみね) | 東京国立博物館 |
| 清原元輔(きよはらのもとすけ) | 東京・五島美術館 |
| 源 順(みなもとのしたごう) | 東京・サントリー美術館 |
| 源 重之(みなもとのしげゆき) | 富山・リードケミカル株式会社 |
| 源 信明(みなもとのさねあきら) | 京都・泉屋博古館 |
注:会期ごとに展示する歌仙絵が全く異なりますのでご注意ください。
注:作品の状態などにより予告なく、展示スケジュールが変更となる可能性がございますので、あらかじめご了承ください。
関連事業
記念講演会 1
日 時:8月1日(土曜日)午後2時から3時30分まで
講 師:井並 林太郎 氏(京都国立博物館 企画室主任研究員)
会 場:千秋美術館3階講堂
対 象:一般(定員70名、展覧会チケットが必要)
申 込:7月6日(月曜日)午前9時30分より電話にて受付
記念講演会 2
日 時:8月22日(土曜日) 午後2時から3時30分まで
講 師:降矢 哲男 氏(京都国立博物館学芸部 工芸室長)
会 場:千秋美術館3階講堂
対 象:一般(定員70名、展覧会チケットが必要)
申 込:7月7日(火曜日)午前9時30分より電話にて受付
学芸員による見どころスライドレクチャー
日 時:8月9日(日曜日)、9月5日(土曜日)
各回とも午後2時より40分程度
担 当:千秋美術館学芸員
会 場:千秋美術館3階講堂(事前申込不要、展覧会チケットが必要)
呈茶席
日時:8月29日(土曜日)茶道表千家同門会
9月13日(日曜日)茶道裏千家淡交会
各日とも午後1時から3時まで
会場:千秋美術館1階ロビー
茶券:500円(お抹茶と季節のお菓子)
PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。
よりよいウェブサイトにするために、ページのご感想をお聞かせください。
このページに関するお問い合わせ
秋田市観光文化スポーツ部 千秋美術館
〒010-0001 秋田市中通二丁目3-8(アトリオン)
電話:018-836-7860 ファクス:018-836-7862
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。
