バリアフリー
秋田市の取組
バリアフリーに取り組む背景
秋田市をはじめ我が国は、急速な高齢化と少子化が同時進行し、かつて経験したことのない人口減少社会を迎えています。
こうした社会では、市民一人ひとりが自立し、社会の担い手として役割と責任を果たすことが重要だといわれています。
一方で、移動等の制約の多い高齢者や障がい者等の社会参加には、いまだ多くの障壁(バリア)があり、その環境整備は急務となっています。
バリアフリー推進の考え方
安全で円滑な移動や施設利用等の確保
利用者の目線に立ち、誰もが安全かつ円滑に移動や施設利用等ができるよう鉄道、バス、道路などの交通施設とともに、多くの人が利用する建築物などへの連続したバリアフリー化を推進します。
継続的なバリアフリーの推進
バリアフリー化は、今後の高齢社会を見据え、まち全体で取り組むべき施策であり、関係者が一体となって継続的に推進します。
基本的には、優先的かつ重点的にバリアフリー化に取り組むべき地区を重点整備地区として整備を進めていきますが、重点整備地区以外においても、個別事業を実施する際はバリアフリー化に努めます。
また、具体的なバリアフリー施策の内容や、新たに生じる問題等については、高齢者や障がい者等の当事者のもとで検証して、新たな施策や措置を講じていきます。
市民の支え合いによるバリアフリーの推進
高齢者や障がい者等の円滑な移動および建築物等の施設の円滑な利用を実現するためには、ハード面の整備だけでなく、市民一人ひとりが支え合いの精神をもち、高齢者や障がい者等に対する理解を深めていく必要があります。
市民の誰もが、移動等に不自由な人に出会ってもすぐ手を差しのべられ、地域社会全体が相互に協力し合うことができるよう「心のバリアフリー」を推進します。