【MIRRORLIAR FILMS AKITA】Season 6(未来創造人材育成・プロモーション事業)
「MIRRORLIAR FILMS AKITA文化祭」イベントレポート
令和6年11月16日、秋田拠点センターALVEや、AL☆VEシアターを会場に、「MIRRORLIAR FILMS AKITA文化祭」が開催されました。
秋田市で撮影された、小栗旬監督・浅野忠信監督作品を含む『MIRRORLIAR FILMS Season6』を全国公開に先駆けて上映したほか、秋田市の学生が制作した地域特別制作作品『ボクと鹿』を上映。
また市内の学生が企画・運営に携わり、小栗旬監督・浅野忠信監督をはじめとしたクリエイターと学生によるトークショーや、撮影現場でもてなしたロケ飯などを楽しめるブース、竿燈や学生アーティストのステージなどを通じて本市の食や文化を披露し、約2,000人のお客様にご来場いただきました。
当日の様子は全国メディアやWEB(ウェブ)ニュースなどでも取り上げられました。また、東京で開催されたアメリカのアカデミー賞公認の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&(アンド)アジア」や、札幌国際短編映画祭、デンマークの日本映画祭、アメリカのグローバルステージハリウッド映画祭など、数々の国際映画祭でもプロジェクトが紹介され、企業版ふるさと納税制度を活用した取組として世界からも注目を集めています。
今後も若い世代がこのまちに希望や誇りを持てる取組を進め、「若者の挑戦を応援するまち」として選ばれるよう、シティプロモーションに取り組んでまいります。
【詳しいイベントの様子】は、イベントホームページやYouTubeをご覧ください。
- イベントレポート(外部リンク)
- 新発表あり【MIRRORLIAR FILMS 秋田文化祭 ウェルカムセレモニー】山田孝之プロデューサー/阿部進之介プロデューサー/伊藤主税プロデューサー(外部リンク)
- 【MIRRORLIAR FILMS 秋田文化祭上映後トークノーカット】浅野忠信監督/小栗旬監督/山田孝之プロデューサー/阿部進之介プロデューサー/特殊メイクアーティスト 快歩(外部リンク)
- 【MIRRORLIAR FILMS 秋田文化祭 スペシャルトークノーカット】浅野忠信監督/小栗旬監督/山田孝之プロデューサー/阿部進之介/特殊メイクアーティスト 快歩プロデューサー(外部リンク)
- 【MIRRORLIAR FILMS 秋田文化祭上映後トークノーカット】山田孝之プロデューサー/阿部進之介プロデューサー/岡本多緒監督/鬼木幸治監督/増田彩来監督/伊礼姫奈(外部リンク)
「MIRRORLIAR FILMS AKITA 文化祭」とは
3月に開催した「MIRRORLIAR FILMS AKITA 上映祭」(注:)では、一流クリエイターと映画製作に取り組んだ秋田の若者たちの成長にスポットライトを当てました。
(注:)『MIRRORLIAR FILMS Season5』先行上映イベント
次章となる「MIRRORLIAR FILMS AKITA 文化祭」のテーマは、『New Heights. 新たな高みと、その先へ』
クリエイティブな挑戦を経て、自信を手にし、新たな高みに向かって歩を進めてきた秋田の若者たちのエネルギーを中心に、映画を通じて地域の人々やクリエイターが集い、新たな繋がりを育む場となります。
イベント当日は、秋田市で撮影された小栗旬監督・浅野忠信監督作品を含む『MIRRORLIAR FILMS Season6』を全国劇場公開(12/13(金曜日))に先駆けて先行上映するほか、秋田市の学生が映画制作を学んだ地域特別制作作品「ボクと鹿」を上映します。
また、秋田市の撮影現場でクルーをおもてなしした“ロケ飯”が楽しめる飲食ブースや、学生が企画した映画オリジナルグッズの販売など、本プロジェクトを支えてきた地域の皆様や若者たちが活躍する場を作り、秋田市の食や文化の魅力を紹介します。
「MILRRORLIAR FILMS AKITA」が目指す地方創生の方程式は、「映画×地域の力×若者の挑戦=まちの新たな可能性」
映画の旗印の下に集ったまちの人々の力が秋田の若者たちに力を与え、
さらなる挑戦に踏み出す若者たちの姿を通して、まちの新たな可能性を示します。
MIRRORLIAR FILMS AKITA(Season6)とは
「若者の挑戦を応援するまち」を目指して
短編映画製作プロジェクト「MIRRORLIAR FILMS」と連携して、映像製作などのコンテンツ産業に関心のある若者が一流のクリエイターとともに短編映画の制作などに取り組む挑戦を、参加クリエイターはもとより、寄附企業、地元の支援者など様々な方が関わり、まちが一体となって応援する取組です。
制作した映像作品の公開や国際的な映画祭への出品、制作過程のPRなどを通じ、「若者の挑戦を応援するまち」というメッセージを広く発信しています。
市内大学生が一流のクリエイターと出会い、短編映画の制作を通じてまちを知り、このまちで夢に挑戦できる体験をしたことでまちへの誇りと愛着を育むことができました。参加者からは、「秋田市の魅力を改めて知る機会になった」「秋田でも夢が叶えられることが分かった」「これからも秋田で映画やクリエイティブな挑戦がしてみたい。東京の人と仕事ができると分かった」「県外への就職が決まっているが、数年後地元・秋田で夢に挑戦しようと思う」などの感想が寄せられ、未来を担う人材の地元定着や将来的なふるさと回帰等の意識が高まってきています。
また、若者が活躍する姿を発信することにより、若者が魅力を感じるまちとしてシティプロモーションを推進し、映画制作などのクリエイティブな分野の関係人口を増やしていきたいと考えています。
取組(1)一流クリエイターの撮影現場に学生が制作補助で参加
「MIRRORLIAR FILMS AKITA(Season6)」では、小栗旬監督、浅野忠信監督の短編映画が秋田市を舞台に撮影され、市内大学生たちが撮影補助やメイキング撮影補助として参加しました。
小栗旬監督作品「1/96」
日常へのストレスを抱えたサラリーマンで2児の父・成田(藤森慎吾)。
「これが俺の望んだ人生なのかなぁって」 …
会社を後にしたあと、家族が待つ家と反対方向に車を走らせた成田の一夜の現実逃避を描いた。
監督 小栗旬
出演 藤森慎吾
【小栗旬監督 コメント】
有難い事に物好きな方達から、「また監督をやってみませんか?」というオファーを頂き、久しぶりにショートフィルムですが映画を撮ってみようと思います。
テーマが「愛」という事で、最近は愛とは何かを考えて過ごしておりますが想像や妄想を超えるイマジネーションを豊富に持っているタイプの人間では無いので、自分の実体験や周りにいる人間達と会話してきた中で、生まれてきた愛の形を私なりに表現できればなと作品に向き合っていきたいと思います。
ご興味があればお楽しみにしていて下さい。
浅野忠信監督作品「男と鳥」
「この箱を届けてこい」神からそう告げられたゾンビ侍(田中一平)。
飛べない鳥、神などが登場する摩訶不思議な世界観をストップモーションで描いた“箱”を巡る物語
監督 浅野忠信
出演 田中一平 阿部進之介 大原海輝 板橋駿谷
【浅野忠信監督 コメント】
ファンタジーの時代が来た事を確信しております! 秋田は夢に溢れた場所なので、そこで撮影できる事は私の映画をより魅力的なものにしてくれる事を確信しております。
オムニバス映画「MIRRORLIAR FILMS Season6」
秋田市で制作された「1/96」「男と鳥」と、3つのクリエイターの公募作品からなるオムニバス映画「MIRRORLIAR FILMS Season6」は、令和6年12月13日(金曜日)にヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国の劇場で2週間限定上映決定!
また、全国公開に先駆けて秋田市内で上映イベント「MIRRORLIAR FILMS AKITA 文化祭」を令和6年11月16日に開催します。詳しくは、イベントホームページへ https://mirrorliarfilms-akita.jp/
★公募作品3作品の紹介★
『 サン・アンド・ムーン』
「TAO」名義で世界のスーパーモデルとして活躍し、2013年に『ウルヴァリン:SAMURAI』でハリウッドデビューを果たし話題を呼んだ岡本多緒が企画、監督、脚本、出演に初挑戦した作品
【監督】 岡本多緒 【出演】 曽我潤心 、 岡本多緒 後藤萌咲
『 FAAAWWW!!! 』
ロサンゼルスで映画制作を学び、ショートフィルムを中心に制作している鬼木幸治監督作は、誰もいない河原に静かに佇む二人のチンピラと、二人の目の前に立つ、ゴルフクラブを握りしめた異様な男の物語。
【監督】 鬼木幸治 【出演】 星耕介 、 亀沢純一 、 保田泰志
『 カフネの祈り 』
2001年生まれの写真家・映像作家で増田彩来監督が手掛けるのは、彼女の実体験に基づいた、ノンフィクションとフィクションの狭間にある、「嘘のない感情」を表現した『カフネの祈り』。
伊礼姫奈が主人公を演じ、祖父井浦新との記憶に思いを馳せる。
【監督】 増田彩来 【出演】 伊礼姫奈 、 田島令子 、 板谷由夏 、 山中崇 、 井浦新
【主題歌】SHE'S「カフネの祈り」
- MIRRORLIAR FILMS 公式ホームページ(外部リンク)
- MIRRORLIAR FILMS AKITA文化祭(外部リンク)
- 【予告編】「MIRRORLIAR FILMS Season6」(外部リンク)
取組(2)学生がプロから映画制作を学ぶワークショップ
ササハラハヤト監督「ボクと鹿」
一流クリエイターの撮影現場を経験した大学生たちが、プロの映画制作チームから映画の作り方を教わり、自ら制作に携わるワークショップです。
Season6のワークショップの舞台は秋田市南通。シナハンでは、商店街の人々にインタビューを行い、まちの歴史や個性光るお店など、地域資源を掘り起こし、まちから連想するキーワードを元に、ストーリーのアイデアを出し合いました。
ササハラハヤト監督が学生たちの感性を引き出し、浮かび上がったキーワードをもとに監督がシナリオの土台を作成。その後のロケハンで、作品の世界観がブラッシュアップされました。
そして、シナハン&ロケハンに参加していた秋田公立美術大学の学生の感性にインスピレーションを得た監督が、映画に登場する美術の制作を一任!鹿や武器、台本などの制作を4人の学生が行いました。
こうして迎えた撮影本番は真冬の2月。凍える寒さや雪の中で、本物の機材を使った撮影、出演なども行い、目を輝かせながら撮影に挑みました。
また、企業版ふるさと納税の寄附企業であるNTTドコモ様より、撮影機材としてスマートフォンをお借りするなど、寄附企業様とも連携して撮影が行われました。
「ボクと鹿」作品概要
望遠鏡で自分の住んでいる町を見ることが趣味の少年・凛太郎は頭が鹿になった男が全力で走っているところを目撃する。
鹿男のことが気になって仕方がない凛太郎は、鹿男を追いかける。
凛太郎の不思議な体験を記録したちょっと変わった物語。
出演:佐藤光⠀牧海斗 田島陽 五三和 小谷真夕 竹下李 竹下杏 木元海洋 佐藤鳴 佐藤空桜 小野紗良 三ヶ田蓮都 奥田仁大郎 奥田菜々美
監督・脚本・監修:ササハラハヤト
取組(3)上映イベントのグッズ制作、イベント運営
市内大学生が、映画関連グッズの企画やデザインに参加しています。詳細は後日公開します!
Season6作品 国内外映画祭での上映情報
(1)札幌国際短編映画祭
2006年から続き、年間2000本以上の作品が世界各国から集まる国内最大規模の国際短編映画祭「札幌国際短編映画祭」で、『MIRRORLIAR FILMS Season6』のプレミア上映&秋田市の学生がワークショップを通じて制作した地域特別制作作品『ボクと鹿』を上映。
上映後には、地域と連携した映画製作について、各地域の実例紹介などを交えたトークセッションも行われます。
【登壇者】
MIRRORLIAR FILMS:伊藤主税 札幌国際映画祭:倉本浩平
秋田市:栗原エミル、松本トラヴィス(株式会社アウトクロップ) ほか
【開催日】
令和6年10月13日(日曜日)16時30分〜18時35分
【場 所】
サツゲキ 北海道札幌市中央区南2条西5丁目6−1 狸小路5丁目内
企業版ふるさと納税寄附企業(Season6)
- MIRRORLIAR FILMS AKTIA【企業版ふるさと納税を活用した地方創生とシティプロモーション】
- 株式会社NTTドコモ(外部リンク)
- 株式会社マノサリー(外部リンク)
- 株式会社プライムアシスタンス(外部リンク)
- 株式会社プレステージ・コアソリューション(外部リンク)
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