秋田港の概要
秋田港は県央部を流れる雄物川の旧河口に位置し、県内物流の拠点のみならず、観光エリアとしても重要な役割を果たしています。
秋田港は、令和5年1月、ポート・オブ・ザ・イヤー2022に選定されました。今後も日本海から世界に向けた北東北の産業・物流・交流の拠点ならびに洋上風力発電の最先端を走る港として一歩ずつ着実に前進していきます。
港湾機能
秋田港には、5万トン岸壁1バース、4万トン岸壁1バースなど30バースの公共岸壁が整備されており、平成24年4月から国際コンテナターミナルの供用が開始されています。そして平成27年1月にはコンテナヤードを拡張し、年間処理能力を10万TEUに拡大するなど、日本海側における交易・交流の拠点としての港湾機能の強化が図られています。
コンテナ航路
外貿コンテナについては、韓国航路の週5便のうち、週1便が中国航路へ延伸(令和6年7月現在)されており、令和4年11月からは内航フィーダー輸送によるコンテナ貨物の取扱いが開始されています。
フェリー・クルーズ船
フェリー航路は、苫小牧東-秋田-新潟(週6便、うち週1便は敦賀まで延伸。令和6年7月現在)を結んでおり、貨物物流の一端を担っているとともに、多くの旅行者に利用されています。また、毎年数多くのクルーズ船が寄港し、乗船者の方々は秋田市ほか周辺地域を訪れています。
ポートタワー「セリオン」・道の駅「あきた港」
平成6年に開業したポートタワー「セリオン」や覆い付緑地「セリオンリスタ」などは、平成22年7月から道の駅「あきた港」として登録され、道路利用者や地域の人々のための施設として利用されています。
洋上風力発電(新エネルギー)関連
秋田県内で4海域が洋上風力の促進区域に指定されている背景もあり、令和2年に「海洋再生可能エネルギー発電設備等拠点港湾(基地港湾)」に指定されています。また令和5年1月から秋田港港湾区域内に洋上風力発電の商業運転が開始しています。
秋田港の整備
秋田港およびその周辺では、環日本海交流の拠点となる港湾の機能強化や洋上風力発電の拠点の形成などのため、国土交通省および秋田県において、港湾整備が行われています。
国土交通省東北地方整備局秋田港湾事務所が行う主な港湾整備
外港地区の防波堤の延伸や改良、グラブ浚渫など
秋田県が行う主な港湾整備
セリオン周辺岸壁改良、飯島地区津波避難施設整備、外港コンテナターミナル舗装補修など
PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。
よりよいウェブサイトにするために、ページのご感想をお聞かせください。
このページに関するお問い合わせ
秋田市産業振興部 商工貿易振興課
〒010-8560 秋田市山王一丁目1番1号 本庁舎3階
電話:018-888-5726 ファクス:018-888-5727
商工振興担当 電話:018-888-5728
創業支援担当 電話:018-888-5729
貿易振興担当 電話:018-888-5730