千秋公園のハスについて
千秋公園内の大手門の堀と胡月池(二の丸)では、夏季になるとハスが花を咲かせ、その優美な姿を観賞することができます。
そんな2つの場所のハスを紹介します。

大手門の堀のハスについて
大手門の堀に植生しているハスは漁山紅蓮(ぎょざんこうれん)という品種です。7月上旬頃に開花し、例年9月中旬頃まで花を楽しむことができます。
観賞のベストタイムは午前中です。特に見頃は午前7時から午前9時頃で、花が開いた状態を遊歩道から間近で観賞することができます。
- 大手門の堀面積:13,554平方メートル
- ハス植生面積: 約7,500平方メートル




胡月池の大賀ハス
胡月池は、造園家「長岡安平」が築造した池で、雪見灯籠や噴水が趣きを添え、夏には、二千年の眠りから覚めた大賀ハスが花を咲かせます。
胡月池の大賀ハスは、2002年(平成14年)4月、大賀ハスの品種保存に力を入れている蓮文化研究会理事長印南洋造氏のご厚意により、蓮根を6株譲り受け、栽培しているものです。
大賀ハスは、1951年(昭和26年)、ハス研究家の大賀一郎博士らにより、千葉県検見川の泥炭層下の青泥層から約2千年前のハスの種を発見、発芽に成功したものです。
参考リンク



ハスのイベント
例年、7月中旬から8月下旬に大手門の堀でハスのライトアップが行われています。光、音の演出で、夜の静寂に浮かぶピンク色のハスを観賞できます。
また、11月中旬には果托を提供しています。提供については、ホームページなどでお知らせします。
千秋公園で美しいハスの花が咲き誇ることを願って
千秋公園のハスが市民や来訪者を魅了する景観になった背景には、時代をまたいで人の思いがつながった物語があります。
1951年(昭和26年)3月30日に、大賀一郎博士らにより、千葉県検見川の泥炭層下4.8メートルの青泥層から、約2千年前のハスの種を発見、発芽に成功しました。この古代ハスは、博士の名にちなみ「大賀ハス」と名付けられました。
この花に心を寄せたのが、秋田市土崎出身のチベット仏教研究者の多田等観氏でした。1965年(昭和40年)千秋公園の堀で美しい花が咲くことを願って、大賀博士から送られた大賀ハスの種4粒を、知人である秋田県職員に託しました。秋田県では、河辺町在住の農業者に栽培をお願いし、大賀ハスは昭和42年に見事、開花しました。しかし、この大賀ハスを千秋公園内に移植した記録はありませんが、大賀一郎博士が古代の種に未来を見出し、多田等観氏がその種に故郷の願いを込め、千秋公園がお掘りという舞台でその思いを受けとめたというストーリーが、千秋公園の堀に咲き誇るいまのハスにつながっています。
多田等観(ただとうかん)氏について
- 1890年(明治23年) - 1967年 (昭和42年) 土崎港旭町生まれ。
- チベット仏教研究者。西本願寺法主の命により1913年(大正2年)8月下旬、インドのカルカッタから陸路、中国とイギリスの監視下にあったチベットを目指し、過酷な道のりをへて約1カ月後首都ラサに到着。ダライ・マラ13世のもとで10年間修行僧として過ごす。帰国の際に門外不出とされた貴重な仏典の原典を持ち帰ることを許され、日本のチベット学の発展に貢献した。墓所は土崎の西船寺。
大賀一郎(おおがいちろう)博士について
- 1883年(明治16年) - 1965年(昭和40年)岡山県賀陽郡庭瀬村(現・岡山市)生まれ。
- 日本の植物学者。約2000年前のハスの実を発見し「大賀ハス」として発芽・開花させたことで知られ、日本の植物学において重要な人物であり、特にハスの研究において多大な貢献をした。
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