職場のおしゃれ・身だしなみ(意見と要望)
- 投稿日
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2020年9月14日
- 投稿要旨
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(課題)
職場ではおしゃれを制限されることが多い。多くの職場で、男性の茶髪(ヘアカラー)は「不真面目な印象を与える」「人事評価に響く」などを理由にハードルが高いと感じます。
一方の女性はハードルが低く、身だしなみにシビアな政治家や教師でも染めている人を見かける。おしゃれ・身だしなみの寛大さには明確に“男女格差”が存在するのではないだろうか?(意見)
●男女共同参画社会は『ジェンダー平等な社会』です。
「お茶くみは女性の役割だ」「寿退社は女性の幸せだ」と押し付けるべきでないと言われるようになったが、「女性だからおしゃれすべきだ」もおかしいと思います。<固定的な性別役割分担意識>
また、“おしゃれ”は自分のために行い、他人のために行う“身だしなみ”とは異なるが、「混同している人」が多い。おしゃれは相手も共感するとは限らず、例えばタトゥーや腰パンを嫌悪する人は多い。
かつて茶髪は社会人の身だしなみとしてNGでした。今でも就活では茶髪を黒髪に戻す男女は多く、茶髪に「マイナスの印象を抱く人」もいると思います。
職場では『TPOに合った身だしなみ』が重要です。(要望)
●おしゃれや身だしなみに明らかな“男女格差”を設けている職場はなく、「人々の意識」にあるのではないかと思います。
人は自覚なしに偏った見方をする事があり、<無意識の偏見(アンコンシャス・バイアス)>というそうです。「女性のおしゃれを制限するのはかわいそう」「男性はビシッとすべき」と考える人は多くないだろうか?
男女共同参画の推進や啓発、職員研修の際には『職場のおしゃれ・身だしなみ』にも注目してほしい。特に行政、教育、医療、福祉、客商売などに携わる人は、「官民を問わず」よく考えてほしいのです。
難しいお願いではございますが、ご納得いただければ嬉しいです。注:この意見は、特定の職員への身だしなみのクレームというわけではなく、広く社会全体について、改善すべきだと思った「課題」について述べたものです。
- 回答要旨
- 本市では、お互いの人権を尊重し、多様性を認め合う社会の実現をめざし、男女共生を推進しております。
近年、働く場における固定的性別役割分担意識はかなり解消されていると考えておりましたが、ご意見にありました「職場のおしゃれ・身だしなみ」に関する事例は、いずれも、人がもつ無意識の偏見によって、男女間に不平等感が残っていることをあらためて認識させられます。
本市では、今後とも、誰もが自分らしく暮らすことができるよう、多様性をみとめる社会づくりに向けた男女共生の取組を一層推進してまいります。
このたびは、貴重なご意見をお寄せいただき、ありがとうございました。 - 回答課
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生活総務課(電話:018-888-5650)
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