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藤倉水源地

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ページ番号1008334  更新日 令和5年7月29日

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大雨の影響により、藤倉記念公園と藤倉ダム間の遊歩道を立入禁止としています。
立入禁止箇所図の画像
立入禁止箇所図

近代化遺産「藤倉水源地」

写真:藤倉ダム

藤倉水源地は、秋田市内への飲料水、防火用水供給のため、明治36年(1903年)に建設が開始され、同40年(1907年)に一部給水を開始、同44年(1911年)に全施設が完成しました。以来、市民の水がめとして、約70年の間、秋田市民に清涼な飲料水を供給し続けました。
しかし、その後の拡張工事で、給水のすべてが雄物川からまかなわれるようになったため、昭和48年に藤倉ダムは取水を停止しました。その後、市民からは長らく忘れられたような存在となっていましたが、平成5年8月17日、国の建造物の重要文化財「近代化遺産」に全国で初めて指定され、再び脚光を浴びることとなりました。
さらに、平成19年には給水を開始してから100周年という節目の年を迎えています。

施設の概要

藤倉ダム

写真:バルブ塔

(1)本堰堤
越流式が特徴的で落差10メートルから流れ落ちる水が美しい本堰堤。高さ16.3メートル、長さ65.1メートル(越流部29.7メートル)、貯水量239,200立法メートル。堤体は、重力式コンクリート造、石張り様式で、南北方向に設置されています。上部の南側にはバルブ塔と呼ばれる取水用の設備が半円形状に突き出し、隣には排砂用の暗渠設備があります。

(2)副堰堤
副堰堤は、本堰堤の約20メートル下流側に平行して整備されています。長さ28.6メートル、高さは2.1メートル。落下する越流水の衝撃を緩和し、本堰堤基部の破壊を防止します。

写真:トラス橋

(3)堤上架橋
本堰堤の上に架けられたダム管理に利用された橋。明治44年(1911年)に東京石川島造船所(現株式会社IHI)がつくった下路曲弦ワーレントラスで、国内に現存する明治期道路橋の10傑に入ると言われています。その真っ赤な橋の色は越流部を流れ落ちる白い壁とのコントラストが美しく、ひときわ目を引きます。長さ30.6メートル、幅1.7メートル。

(4)放水路
本堰堤北側の岩盤を掘削して築造されました。流量調節を目的としているほか、林業への配慮と本堰堤保護のため、木材を流せるようにしています。長さ122.7メートル、幅は最大15.2メートル。

(5)流材防備工
水源地の上流から流れてくる流材による堰堤破壊を防ぐため、放水路に誘導する施設です。木でできた函船形の防材51組を、鉄製の環で連結し、ダムの底に設置したコンクリート塊に鋼線でつないで設置しました。残念ながら、設備は現存していません。

沈でん池

写真:築造中の沈澱池
築造中の沈澱池

明治36年度から着工し、同40年に完成しました。堰堤の下流約370メートルの位置に、沈でん池と事務所、番人公舎、倉庫などがありました。また、バイパス管が整備されており、濁りの少ないときは沈でん池を通さずに直接大木屋(おごや)浄水場(現在の千秋公園内)に直送していました。沈でん池の規模は、容量3,400立法メートル(滞留時間は1日程度)、縦46.8メートル、横35.6メートル、深さ2.7メートル。
コンクリート製の門柱を残して埋め立てられ、現在は藤倉記念公園として市民の憩いの場となっています。

写真:沈澱池跡
沈でん池跡(公園整備前)

水道ウラばなし

写真:佐伯孫三郎・貞治親子
佐伯親子

秋田市に水道を布設しようという機運が高まったのは、明治維新間もない頃のことです。水源だった旭川の水質が悪化し、日常の飲み水にも困るようになりました。さらに、伝染病や火災が発生するなど、水道布設の願いは切実なものでした。しかし、水道布設には莫大な費用がかかるため、計画を立てるものの挫折を重ねました。そのような中、私財を投げ打って水道布設に取り組んだ親子がいました。
保戸野愛宕町(現在の保戸野すわ町)で薬種商を営んでいた富豪・佐伯孫三郎、貞治親子です。明治17年、水道布設の計画を県に出願しました。総工費は3万円余りで、当時の市の予算に匹敵する程の大変な金額でした。


写真:屋敷跡に建てられた記念碑
屋敷跡の記念碑

計画は、添川の亀の池の清水を水源として、新藤田、手形、千秋北の丸(旧台所町)、矢留町(旧鷹匠町)を経て、町部に給水を行おうとするものでした。2人は計画の実現に向けて、東京玉川上水などの先進地を視察したほか、、配水管制作のために、愛知県から工夫を雇い入れたり、内務省の衛生工事顧問のW・K・バルトンの指導を仰ぐなど準備を進めていました。
しかし、配水管の破損などのさまざまな障害が発生した結果、3千円余りの経費を投じたところで財政難に陥り、実現を見ないまま、あと一歩のところで計画を断念せざるを得なくなりました。
市制施後、水道布設を市の直営事業として実施されることになった際には、2人は当初の設計や調査資料をすべて無償で提供するなど、秋田市水道の創設に大いに役立ちました。
なお、佐伯家は、明治14年の明治天皇東北巡行の際、ご休憩所にされたことから、その記念の碑が屋敷跡に建っています。

藤倉記念公園

秋田市の水道事業が100周年を迎えた平成19年10月に、沈でん池跡地を市民の憩いスペースとなるよう公園化しました。
園内には、あずまや・ベンチなどの休憩スペースを設けているほか、「秋田市水道発祥の地」である証として、記念碑と記念像からなるモニュメントが設置されています。また、公園を取り囲むようにヤマザクラが植えられており、満開を迎える季節はお花見にもピッタリです。

イラスト:藤倉記念公園マップ

写真:記念碑
記念像
写真:あずまや
あずまや

園内には駐車場(10台分)がありますが、公園手前の橋ならびに農道の幅が狭く、大きな車両は通行できない場合があります。ご注意ください。

アクセス

イラスト:藤倉水源地アクセスマップ

所在地

  • 秋田市山内字上台および字大畑

交通

  • バス:秋田中央交通バス「仁別リゾート公園線」JR秋田駅西口4・釣りセンター前下車(徒歩10分)
  • 車:JR秋田駅から約25分

パンフレットをダウンロードできます。

  • パンフレットダウンロード

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秋田市上下水道局 総務課
〒010-0945 秋田市川尻みよし町14-8 3階
電話:018-823-8434 ファクス:018-824-7414
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。


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