猫の飼い主の皆様へ
猫を飼っている方、えさやりをしている方へ
猫に関する苦情が多く寄せられて、保健所で引取りをする猫も増えています。
近所に配慮し、猫が地域の迷惑ものにならないようにするとともに、命あるものとして、責任ある飼い方を実践しましょう。
屋内で飼いましょう
- 猫に関するトラブルの多くは、屋外で自由に行動させることが原因となっています。
- 屋内飼いは排せつ物の放置や庭荒らしなどの被害を防止できるほか、交通事故や猫白血病、猫エイズなどの病気の予防にもつながります。
- 猫は上下運動したりおもちゃで遊ぶことで十分に運動することができます。また、飼い主とのコミュニケーションや遊びも大切でストレスの解消になりますので、環境を整えれば室内飼いでも十分に運動不足を解消してストレス発散できます。
- 既に外で猫を飼っている場合でも、少し時間がかかることがありますが、室内の環境を快適にして外に出さないことを徹底すれば、ほとんどの猫は屋内飼育に慣れます。
- ひもやおもちゃで遊んでいるうちに飲み込んでしまったり、電気コードをかじったり、有毒な観葉植物を食べてしまうことがあります。室内に飲み込んだら危ないものはないか、気を配りましょう。
- 室内で飼っていても、突然の災害や逸走(脱走)に備えて、日頃から迷子札やマイクロチップなどの身元表示をしておく必要があります。
- タバコの煙は、ペットの健康に悪影響を与える可能性がありますので、受動喫煙の害に気をつけましょう。
不妊手術をしましょう
- むやみな繁殖や多数飼養による被害の防止のため、不妊手術をしましょう。
- 不妊手術は猫同士のけんかや生殖器系の病気の予防にも有効です。
管理能力を考えましょう
- 猫を飼うには、食事、身の回り品、医療品などの経費がかかります。
- 飼養数が多すぎて世話ができず、手放したり、放置して近所迷惑となるケースが増えています。
- 自分の管理能力を考え、適正な飼養数にしましょう。
無責任なえさやりはやめましょう
- 無責任なえさやりは、集まってきた猫の排せつ物やその悪臭で周囲の住宅に住んでいる方に迷惑をかけたり、飼い主がいない猫を増やしたりすることにつながります。
- 自分で責任を持って飼養する意思のない猫に対して、安易なえさやりは絶対にやめてください。
猫白血病、猫エイズについて
- 一度感染すると生涯にわたって感染が続き、他の病気にかかりやすくなります。
- 猫同士の接触によって感染し、猫が集まる場所、多数飼養では蔓延する恐れがあります。
- 自分の飼い猫をこれらの病気から守るためにも、猫の室内飼いをお願いします。
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このページに関するお問い合わせ
秋田市保健所 衛生検査課
〒010-0976 秋田市八橋南一丁目8-3
電話:018-883-1182 ファクス:018-883-1171
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