第11回 IFA高齢化国際会議
2012年5月28日~6月1日までチェコ共和国プラハで開催された、第11回IFA高齢化国際会議に参加し、秋田市のエイジフレンドリーシティの取組について発表を行いました。
IFAについて
国際高齢者団体連盟(International Federation on Ageing:IFA)
1973年に設立された国連とその専門機関(世界保健機関など)の総合諮問資格を持つ第1級NGO。
世界62か国(6大陸を網羅)の高齢化分野の団体・機関がメンバーで、それらの会員数を合計すると4500万人を超える。本部はカナダ・トロント。
会議内容
高級事務レベル会合SOM
5月29日から開催のIFA国際会議プレプログラムとして、招待政府関係者を対象として高級事務レベル会合SOMが開催されました。
IFA理事長、チェコ共和国労働政策副大臣による歓迎あいさつの後、「介護とテクノロジー」をテーマに基調プレゼンテーション、各国事例の紹介が行われました。
パネルセッション
パネルセッション「エイジフレンドリーコミュニティと冬」
秋田市(穂積市長)、カナダ(ジム・ハミルトン氏)、ロシア(ガルナラ・ミニガリーヴァ氏)の3名が「エイジフレンドリーシティコミュニティと冬」をテーマに発表を行いました。
穂積市長は、融雪歩道の整備や、除排雪における地域の助け合い、高齢者の外出を促進するコインバス事業など本市の具体的な取組を発表しました。
セッションで「この分野は新しい研究・実践分野であり、冬期のエイジフレンドリーシティについて取上げ、認識を高めることに大きな意味がある。」とのコメントがあったように、高齢化率がもっとも高い日本ではさまざまな取組がされているものの、世界的に見ると、冬期の高齢者に対する配慮については、まだこれからであることがわかりました。
今後、秋田市における冬の取組を参考事例として示し、積極的にアピールしていきます。
プラハ市主催レセプション
5月29日夜には、プラハ市長主催レセプションが市庁舎にて開催されました。
当日は、プラハ市長が不在であったため、プラハ副市長と面談しました。
秋田市の伝統工芸品銀線細工の額を記念品としてプラハ市に贈呈しました。
会議の様子
WHOエイジフレンドリーシティ担当者による発表
会場内でのポスター展示
コーヒーブレイク(休憩中)の様子
プラハ国立劇場で行われた、写真部門、ビデオ部門の授賞式
国際会議に参加して
国際会議では、コーヒーブレイクと呼ばれる休憩中に、活発な情報交換や人脈構築が行われていました。
本市も会議を通じて、WHOエイジフレンドリーシティ担当者、台湾の行政関係者、
先進的な取り組みを進め発表を行ったイギリスのニューカッスル市関係者らと情報交換を行うことができました。
今後、本市のエイジフレンドリーシティグローバルネットワーク行動計画策定において、
会議で得た情報や人脈を活用しながら、計画づくりを進めていきます。
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このページに関するお問い合わせ
秋田市福祉保健部 長寿福祉課 エイジフレンドリーシティ推進担当
〒010-8560 秋田市山王一丁目1番1号 本庁舎2階
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