アナフィラキシーに対する自己注射が可能なアドレナリン(エピネフリン)製剤によるアドレナリンの投与拡大についての実証事業
実証事業の概要
アナフィラキシー症状は、食物、薬物、蜂毒などにより突然発症し、重篤な場合は生命に関わる可能性があります。緊急時の第一選択薬であるアドレナリン自己注射製剤は、迅速な投与により救命効果が期待されることから、現在、重篤なアレルギー疾患を有する方に限り、医師の処方のもとで使用が認められています。 このたび、厚生労働省「救急医療の現場における医療の関係職種の在り方に関する検討会ワーキンググループ」における検討を踏まえ、アドレナリン自己注射製剤の交付を受けていないアナフィラキシーの重度傷病者に対して、救急救命士が医師の具体的な指示の下にアドレナリン自己注射製剤の投与を行う実証事業が行われます。 この実証事業に対し本市を含む全国77消防本部が参加することとなり、下記のとおり実施することになりました。 つきましては、市民の皆様のご理解をお願いいたします。
実施期間
令和7年8月27日から令和7年12月31日まで
実施内容
・アナフィラキシー重度傷病者に対し医師の指示下でのアドレナリン自己注射製剤投与
・緊急時におけるアドレナリン自己注射製剤の使用体制整備と検証
処置対象
・小学生以上のアナフィラキシー重度傷病者
注:十分な説明と同意のもと処置を行います。傷病者が処置を拒否した場合は行いませんが、その場合、ほかの必要な処置は従来通り行います。詳しくは下記のリンク、またはQRコードを読み込んでご覧ください。
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このページに関するお問い合わせ
秋田市消防本部 救急課
〒010-8560 秋田市山王一丁目1番1号 消防庁舎
電話:018-823-4019
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