在宅医療・介護連携推進事業
医療と介護の両方を必要とする状態の高齢者が、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けることができるためには、医療・介護関係者が協力し、在宅医療と介護を一体的に提供できる体制が必要となります。
本市では、切れ目のない在宅医療と在宅介護の提供や、医療・介護関係者向けの研修、在宅医療の普及啓発を図るための講演会などを行う、在宅医療・介護連携推進事業を行っております。
医療と介護の関係者のかたへ
相談機関(秋田市在宅医療・介護連携センター)
医療と介護関係者の連携を深めるための拠点として、平成31年1月、秋田市医師会内に秋田市在宅医療・介護連携センターを設置しました。
- 業務概要
-
- 地域の医療・介護関係者をはじめ市民からの在宅医療や介護サービスに関する相談に応じるなど、医療と介護の「橋渡し」としての相談支援
- 市民向け講演会や出前講座の開催による地域住民への普及・啓発
- 多職種連携研修会などを通じた医療・介護関係者間の「顔の見える関係」の構築
- 医療・介護連携の構築に向けたその他の取組
- 開設時間
-
月曜日から金曜日までの午前9時から午後5時まで
(祝日および年末年始を除く)
- 人員体制
- 社会福祉士、精神保健福祉士、看護師など
専門職向けの研修(在宅医療・介護連携セミナー)
団塊の世代が75歳を迎える2025年にむけて、診療所、病院、看護、介護などさまざまな職種間の連携が強く求められています。
秋田市における地域包括ケアシステムを築くために、医療・介護などさまざまな職種において、それぞれどのような支援ができるかについて一緒に考えてみませんか。
セミナーの詳細については、秋田市在宅医療・介護連携センターのホームページでご確認ください。
秋田市入退院支援ルール
療養が必要な状態になっても、住み慣れた地域で安心して暮らし続けるためには、入院から退院後の在宅生活まで、切れ目のない支援体制を構築する必要があります。
このため、秋田市では、医療・介護の専門職の方々で構成する「秋田市在宅医療・介護連携推進協議会」において検討を重ね、入退院時における情報引き継ぎの共通の仕組みとなる「秋田市入退院支援ルール」を作成いたしました。
このルールは、入退院に係る支援の基本的な視点とプロセスを示した説明部分と、入退院時の情報共有時に用いる「入院時情報提供シート」「退院時情報共有シート」で構成されています。医療・介護の連携推進のために、関係者の皆様におかれましては、積極的にご活用くださるようお願いいたします。
注: 秋田市入退院支援ルールのフロー図を一部修正し、PDFをアップロードし直しました(令和3年11月)
高齢者施設等における「救急対応の手引き」の紹介
秋田市消防本部では、高齢者福祉施設などで働く皆さんと救急隊員が円滑に連携できるように「救急対応の手引き」を作成し、ホームページ上で公開しています。
この手引きには、(1)事故を未然に防ぐための「予防救急」の解説、(2)119番通報時に伝えてほしい内容をまとめた「救急連絡シート」、(3)救急隊から求められる情報をまとめるための「救急要請の状況シート」などが掲載されています。施設での研修資料や急変時の対応などにご活用ください。
令和5年度医療と介護のアンケート結果報告書
本市では、日常の療養支援、入退院支援、急変時の対応、看取り等の場面に関する課題について、医療・介護関係者に広く意見を聞いて把握すると共に、医療と介護のスムーズな連携と切れ目のない提供体制づくりに向けた協議を行う際の基礎資料とするため、令和5年11月から令和6年1月にかけ「令和5年度医療と介護のアンケート」を実施しました。
このたび、アンケートの結果をまとめた報告書を作成しましたので、御覧になってください。
市民のかたへ
高齢者の困りごとや医療、介護の心配はありませんか?
自宅で療養を続けるためには、信頼できるお医者さんを見つけることが大事です。
自宅療養はひとりで頑張る必要はありません。かかりつけ医、歯科医師、薬剤師、訪問看護師、管理栄養士、リハビリ専門職、ケアマネジャー、ホームヘルパーなどの専門職がサポートします。
「どこに相談していいか分からない」といったお悩みは地域包括支援センターへお気軽にご相談ください。
- 地域包括支援センター
-
パンフレット「高齢者の困りごとや医療、介護の心配はありませんか?」 (PDF 2.0MB)
本市における在宅医療・介護連携について紹介したパンフレット
人生の最終段階における医療やケアについて話し合ってみませんか?
最後まで自分らしく、悔いのない人生を送るためには、「自分が大切にしていることは何か。」「どのような暮らしを望むのか。」「医療やケアをどう選択するか。」について前もって考え、それを周囲の信頼する人たちと話し合い、共有することがとても大切になります。
このような話し合いと共有の取り組みをACP(アドバンス・ケア・プランニング)と呼び、厚生労働省の公募で「人生会議」という愛称が付けられました。
人生会議について理解し、話し合ってもらうためにリーフレットを作成しました。自分自身のため、周囲の人のこれからのために、人生の最終段階における医療やケアについて話し合ってみませんか。
リーフレットは市役所長寿福祉課や秋田市在宅医療・介護連携センターの窓口に設置しているほか、下記からダウンロードも可能です。
「人生会議」してみませんか?
厚生労働省では「人生会議」の理解や普及のため、ポスターやアニメーションを用いた動画のほか、令和5年11月29日に開催されたシンポジウムの動画を公開しています。
シンポジウムは、専門家による基調講演や事例紹介、タレントのヒロシさんも登壇するパネルディスカッションで構成されています。
- 人生会議普及ポスター(外部リンク)
- アニメーション1「大切にしていることを信頼できる人へ話そう編」(外部リンク)
- アニメーション2「こんな私のストーリー編」(外部リンク)
- 人生会議シンポジウム〜あなたが望む生き方を〜(外部リンク)
在宅医療と介護に関して一緒に考えてみませんか?(市民講演会)
市民のみなさまに、在宅医療と介護について広く知ってもらい、自分らしい暮らし方について考えていただくために、在宅医療と介護に関する市民講演会を開催しています。
「在宅で療養生活を送ることになった場合、必要な医療が受けられるのか。」「介護サービスを利用するには、どうしたらよいか。」など、元気なうちから自分や家族のこれからについて、一緒に考えてみませんか。
市民講演会の詳細については、秋田市在宅医療・介護連携センターのホームページでご確認ください。
PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。
よりよいウェブサイトにするために、ページのご感想をお聞かせください。
このページに関するお問い合わせ
秋田市福祉保健部 長寿福祉課 在宅サービス担当
〒010-8560 秋田市山王一丁目1番1号 本庁舎2階
電話:018-888-5668 ファクス:018-888-5667
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。