未来の暮らし創造事業について
地球温暖化に伴う世界規模での気候変動は、最高気温の更新や記録的な大雨の発生などで、より実感が持てる現象になってきています。この対策として、本市では、秋田市地球温暖化対策実行計画を策定し、「創エネ」、「省エネ」、「ライフスタイル変革」を3本柱として取り組んでいます。
太陽光発電設備等による「創エネ」やLED照明機器による「省エネ」は、主にハード面での対応ですが、「ライフスタイル変革」は、市民の考え方から普段の暮らし方そのものを変革していくソフト面の対応となります。
また、気候変動に加えて、人口減少、燃料費の高騰などにより、将来は、現在のような快適性や利便性を追求した生活から、様々な環境制約のある生活へと転換せざるを得なくなる可能性もあります。
このような状況下においては、生活の快適性や利便性が著しく低下すると予想されますが、その状況下を楽しめるような「心の豊かさ」を育むため、現在では利活用されなくなったものを再度見つめなおす事を地球温暖化対策のひとつとして進めています。
令和2年度は、本市に豊富にある未利用資源のひとつとして、里山に残る楢などの広葉樹に着目し、木炭づくりを実施しました。
秋田における木炭の歴史
あきた森づくり活動サポートセンター様のホームページに詳細に掲載されておりますので、ご参照ください。
令和2年度の炭焼きの様子
本市では、平成30年度から令和2年度まで計3回の炭焼きを実施してきました。
木炭の利用に伴い排出される二酸化炭素量は、原料となる木材が成長段階で吸収してきた二酸化炭素量とほぼ同一と見なせるため、カーボンニュートラルな燃料と言われています。
実施日時 | 木炭の種類 | 炭焼き場所 |
---|---|---|
平成31年2月23日 | 黒炭(松くい虫の被害松) | 夕日の松原(飯島地区) |
令和元年10月26日 | 白炭(楢) | 木炭の郷(鵜養地区) |
令和2年10月21日 | 白炭(楢) | 木炭の郷(鵜養地区) |
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このページに関するお問い合わせ
秋田市環境部 環境総務課 地球温暖化対策担当
〒010-8560 秋田市山王一丁目1番1号 本庁舎3階
電話:018-888-5704 ファクス:018-888-5703
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