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平成29年度秋田市エイジフレンドリーパートナー交流会

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ページ番号1012274  更新日 平成31年2月28日

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平成29年度 秋田市エイジフレンドリーパートナー交流会を開催しました

 平成30年2月27日(火曜日)、産学官民の協働による超高齢社会における地域課題の解決を図る手法について理解を深めるとともに、意見交換を通した参加者どうしのつながりづくりを目的に秋田市エイジフレンドリーパートナー交流会を開催し、パートナーをはじめとする市内事業者・団体およびテーマに関心のある一般市民が参加しました。

  • 参加者数   83名   
  • 事業者・団体 58名(49社)
  • 一般市民: 25名  

基調講演 「人の視点から考える使いやすさのデザイン:超高齢社会での挑戦」

筑波大学人間系心理学域教授原田悦子氏

 豊かな超高齢社会を目指し、地域の高齢者・企業・大学の協働により、「モノの使いやすさ力を高める」活動を行う、「みんなの使いやすさラボ」(つくば型リビング・ラボ)について、講演を行っていただきました。 

  • 「みんなの使いやすさラボ」 研究代表者 原田 悦子氏(筑波大学人間系心理学域 教授)

  筑波大学大学院博士課程心理学研究科を修了(教育学博士)。日本アイビーエム(株)東京基礎研究所にて認知工学グループ研究員として3年間勤務した後、法政大学社会学部で専任講師、助教授、教授を経て、2010年より現職に就く。主な著書に、「超高齢社会を生きる:老いに寄り添う心理学」(誠信書房, 日本心理学会監修, 2016, 分担執筆)など。

  • 「みんなの使いやすさラボ」について (PDF 153.5KB)新しいウィンドウで開きます

基調講演要旨

1 モノのデザインについて 

「みんなの使いやすさラボ」では、認知心理学と認知工学に基づき、有形無形関わらず、人々にとって使いやすいモノのデザインを考えている。

  • 認知心理学 人が物事を理解したり、感じたり、考えたりするときに、頭の中で何が起きているのかを研究する領域。
  • 認知工学  認知心理学を活かすことにより、人にとって使いやすいモノについて研究する領域。
  • モノ 人々の身の回りで使われている人工物全般。
  • 認知的な機能について 

 人がモノを使うためには、モノの使い方を分かりやすくする情報のデザインが重要となる。情報のデザインは、作り手視点ではなく、使う側にとって分かりやすくなければならない。

2 認知的な機能について   

 高齢者と若年成人(大学生)との認知的な機能の違いとして、認知的制御機能(不要な情報を頭から排除する機能)において、高齢者に低下が見られる。(例 画面遷移が分かりづらいATM操作の比較)
 若年成人も高齢者も操作ミスをする。ただし、若年成人は自分で正しい操作に戻ることができるが、高齢者はミスを反復しがちである。使いにくいモノは、年齢に関係なく誰にとっても使いにくい。そのため、ユニバーサルデザインの考え方が重要である。 

3 「みんなの使いやすさラボ」について

「みんなの使いやすさラボ」(略称 みんラボ)とは

  • 正式名称はCenter for Usability and Aging Research(CUAR)。
  • 地域在住高齢者が社会貢献として参加し、モノの作り手・研究者と共に「使いやすさ」検証・研究活動を行う組織であり、つくば型リビング・ラボと言われる。
  • 地域高齢者にとっては、いつでも参加活動できる地域における活動拠点。
  • メーカー、サービス提供者にとっては、施設と潜在的パネラーを利用できる資源。
  • 研究者にとっては、高齢者の認知と使いやすさの研究拠点。

地域在住高齢者が会員登録するデータベースを構築

  • 現在60~86歳の約250名が登録(平均年齢72歳)。
  • 一人当たりおよそ200項目の情報(基本的なプロフィール、モノの利用経験、健康状態など)を登録し、検証ケースに応じて適した高齢者に声かけを実施。

みんラボ・コンソーシアム

  • 大学と一緒に共同研究を行っていただけるメーカー、サービス提供事業者には、コンソーシアムへの入会を原則としている。
  • コンソーシアムのメンバーは、みんラボの活動へ自由に参加できることに加え、メンバーだけの研究会なども開催されている。

4 みんラボの活動  

みんラボカフェ「モノづくり側の話しを聞いて、議論する」

  • 月1回の講演(40~50分)+ミニワークショップ(20~30分)。毎回20~30名程度が参加。
  • テーマに関し、高齢者が実際に生活する上でどのように考えるかの議論を行うことにより、研究者やメーカーにとっては、どのような切り口からその製品や技術を広めていけばいいかについての発見がある。(例 独居高齢者宅への緊急通報システム導入について、など)

みんラボ総会

  • 今後の活動などについて、会員、コンソーシアム、研究者全員で議論を行う。

使いやすさ検証活動

  • メーカー、サービス提供事業者とラボ研究員が共同で実施。
  • モノの使われる状況、目的、ユーザとの相互作用を分析して、デザインのポイントを探すことにより、使いにくさの解決を図る。(例 食品包装、電動アシスト付歩行車、ペットボトルの開栓、など)

交流会の様子

質疑応答

質問1 
 秋田でゼロからリビング・ラボを始めるとしたら3~4年が必要か。
回答1 
 みんラボは試行錯誤したが、今では立ち上げから運営までのある程度の道筋が分かる。(もし秋田でやるとすれば、お手伝いするので)半年あれば基礎的な部分はできる。

質問2 
 先生がお話しされたコミュニティ活動(みんラボカフェ)の件について、私たちでも、商工会議所と商店街連盟がともに、タウンスクールというものをやっている。各店主が、自分の経験と知識を使い、お得な情報を無料で講義している。
回答2 
 (質問ではなく意見のため、特に回答はなし) 

質問3 
 当社では町内会の方々と地域清掃を行っているが、フィードバックの方法が大切だと考えている。高齢者のかたに自分が貢献していると感じていただけるフィードバックの伝え方について教えていただけないか。 
回答3 
 高齢者の方々のモチベーションに関わる、非常に大事なポイントである。企業との守秘約束があったり、最終結果が出るまで長い時間を要するものもあるため、簡単に結論を伝えることができないこともあるが、実験に協力していただいている高齢者のかたがたには、関わっていただいた実験がその後どうなったか、途中段階でも可能な範囲で知らせるようにしている。 

質問4 
 秋田の駅前に拠点施設を検討しているCCRCにおいて、高齢者の安全安心を見守るために、タブレットを活用した健康管理を行いたいと考えている。高齢者が使いやすいユニバーサルデザイン的な機種や、推奨されるものがあれば教えていただけないか。 
回答4 
 特に推奨はないが、だからと言って、使いにくいものばかりというわけではない。お願いしたいことは、必ず、その機器を使用する高齢者側が使いやすいかどうかの検証を行っていただきたい。

質疑応答

参加者の声

 参加者からの声を、一部紹介します。 

  • 「デザインと高齢者に対する認識が変わった」(建設)
  • 「高齢者に一方的にサービスを提供するのではなく、高齢者と一緒に考えてよいサービスをつくり出す、という視点が欠けていたことに気づかされた」(医療・介護)
  • 「不便さ、使いにくさなどに対して、市民が声を上げられる場を設けたい」(福祉) 
  • 「高齢者が、日常生活で便利、不便をどのように感じているかのか訊いてみたい」(一般市民)

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このページに関するお問い合わせ

秋田市福祉保健部 長寿福祉課 エイジフレンドリーシティ推進担当
〒010-8560 秋田市山王一丁目1番1号 本庁舎2階
電話:018-888-5666 ファクス:018-888-5667
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。


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