ワオキツネザル

ワオキツネザルについて

分類

霊長目　キツネザル科

生態

キツネザルの仲間はマダガスカル島だけにいる古いタイプのサル（原猿）。キツネザルの名は、鼻先から唇にかけて毛がなく、鼻面が突き出ていてキツネに似ていることに由来している。他のキツネザルが主に樹上で暮らすのに対し、ワオキツネザルは地上性が強く、夜行性が多いキツネザルに比べ日中でもよく動く。
食物は果実、花、木の葉で昆虫は食さない。群れで行動し、テリトリーをもち、他の群れと対立する。前肢の腕の下に特殊な分泌腺があり、自分のテリトリーを主張する際に使用される。声は唸り声に近い。