飲食店でテイクアウトや出前、インターネット販売などを開始する方へ
最近、テイクアウトや出前、インターネット販売などを始めたり、イベントで飲食物を販売する飲食店が増加しています。
テイクアウトや出前、インターネット販売、イベントでの販売などを行う際には、次の点に十分注意をしましょう。
営業許可について
飲食店で調理した食品を、テイクアウトや出前、インターネット販売、イベントでの販売などを始めるにあたって、販売する食品によっては新たな営業許可を必要とする場合がありますので、不明な点は秋田市保健所衛生検査課へご相談ください。
衛生管理について
テイクアウトや宅配は、店内での提供よりも喫食までの時間が長いことに加えて、気温や湿度の上昇により食中毒のリスクがさらに高まります。そのため、一般的衛生管理を徹底するとともに、特に以下の点に注意しましょう。
1 調理について
- 持ち帰りや出前などに適したメニューを選定しましょう(鮮魚介類などの生ものの提供は避けるなど)。
- 作り置きはせず、注文に応じて調理しましょう(施設設備の規模に応じた提供数)。
- 加熱が必要な食品は、中心部分まで十分に加熱(85から90℃で90秒以上)しましょう。
- 調理済みの食品は、食中毒菌の増殖しやすい温度帯(約20から50℃)に置かれる時間が極力短くなるよう、適切な温度管理(冷蔵10℃以下または温蔵65℃以上の保存)を行いましょう。
(例)室温解凍しない、調理後の食品を長時間常温に放置しない、小分けによる速やかな放冷など
- 加熱調理しない食材(生で食べるサラダなど)は、温度管理に十分注意し、洗浄・消毒が可能なものは十分に洗浄し消毒しましょう。
- 調理従事前、トイレの使用後、盛り付け前など、こまめに手洗いを行ってください。
- 胃腸炎症状などの体調不良のある従事者は、調理に従事させないでください。
- 食品に直接素手で触れないよう盛り付けは清潔な箸やトングを使用して行いましょう。
2 販売・配達について
- 販売や配達の際には、適切な温度管理を行いましょう(保冷剤の使用、保冷・保温ボックスによる配達など)。
- お客さんへの声がけやシールなどにより購入後は速やかに喫食するように促しましょう。
- アレルゲンなど安全安心に関する情報を伝えられるようにしてください。
3 その他
- 原材料の納品伝票、メニュー表、調理数量、販売数量、販売時間などを記録して保管しましょう。
食中毒予防や衛生管理の方法については次を参考にしてください。
問い合わせ先
ご不明な点がありましたら次の連絡先にお問い合わせください。
秋田市保健所 衛生検査課 (保健所1番窓口)
電話 018-883-1181
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このページに関するお問い合わせ
秋田市保健所 衛生検査課
〒010-0976 秋田市八橋南一丁目8-3
電話:018-883-1181 ファクス:018-883-1171
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。