過去の展覧会(平成29年度)
企画展
有田焼創業400年記念 明治有田超絶の美 万国博覧会の時代
4月22日(土曜日)から6月18日(日曜日)
江戸時代初期に日本ではじめて磁器の焼成に成功した有田では、国内にとどまらず、早くからヨーロッパの王侯貴族に向けての輸出磁器として、精緻な模様を配した華やかな製品を多く手がけてきました。明治以降は、政府から殖産興業製品として位置づけられ、世界各国の万国博覧会へと出品され、巨大でありながら繊細な技巧が光る作品で世界の人々を魅了しました。
本展では、明治期の有田をリードした香蘭社や精磁会社を中心に、万国博覧会出品作品や皇族・華族の使用した洋食器、その他図案類とともに有田の超絶の美を紹介します。
マリメッコ展 デザイン、ファブリック、ライフスタイル
7月22日(土曜日)から9月3日(日曜日)
1951年に創業したフィンランドを代表するデザインハウス・マリメッコの60年にわたる歴史と個性あふれるデザイナーたちの活躍を紹介する国内初の大規模な展覧会です。
ヘルシンキのデザイン・ミュージアムの所蔵作品よりファブリック約50点、貴重なヴィンテージドレス約60点、デザイナー自筆のスケッチなどを展示し、フィンランドの伝統的なモチーフや自然に着想を得た、大胆でカラフルなマリメッコのデザインの世界を紹介します。
遠山記念館名品展 至高の日本美術
9月23日(土曜日)から11月5日(日曜日)
遠山記念館は、日興證券の創立者である遠山元一氏が蒐集した美術工芸品を公開するため、昭和45年に故郷の埼玉県比企郡川島町に開館しました。本展では、日本と中国の書画、陶磁器、世界の工芸品と染織品など重要文化財6件を含む一万点を超えるコレクションより、厳選された日本美術の名品65件を紹介します。
コレクション展
高橋萬年と館岡栗山
11月17日(金曜日)から12月24日(日曜日)
詩情豊かに都市や田園の風景を描いた高橋萬年。郷土の祭りや伝統風俗を描いた作品で親しまれる館岡栗山。ともに院展を舞台に制作を続け、秋田の日本画壇の中心となって活躍した二人の作品を紹介します。
秋田蘭画と寿ぎの美
1月4日(木曜日)から2月12日(月曜日・祝日)
秋田蘭画に描かれた牡丹や蓮、獅子、富士などのモチーフには、それぞれに富貴、子孫繁栄、不老長寿などを願う吉祥の意味合いが重ねられています。新春にあわせ、同時代に活躍した伊藤若冲から、寺崎廣業、平福百穂ら近代の画家たちまで、さまざまに表現された寿ぎの美を紹介します。
絵画の温度
2月22日(木曜日)から3月25日(日曜日)
強い日差しが降り注ぐ夏の浜辺や風が吹き抜ける大地、人々が集う室内など、さまざまな情景が描かれる絵画。本展では、「あたたかさ」や「冷たさ」といった画面に漂う温度に焦点をあて、モチーフや色の用い方の違いにより変化する多様な洋画表現の世界を約40点により紹介します。
岡田謙三記念館
第1期 2月9日(木曜日)から6月18日(日曜日)「色とかたちの調べ」
第2期 6月23日(金曜日)から 11月5日(日曜日)
第3期 11月17日(金曜日)から2月12日(月曜日・祝日)
第4期 2月22日(木曜日)から5月20日(日曜日)
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