過去の展覧会(令和3年度)
企画展
九州国立博物館所蔵 更紗 生命の花咲く布
4月24日(土曜日)から6月6日(日曜日)
インドで生産された模様染めの木綿布・更紗。鮮烈な茜色や深い藍色などを用いて、動植物や人物など、さまざまな文様が表された更紗は、古くからインド国内で愛用されただけでなく、その美しさを世界に広く知られていました。特に大航海時代には重要な貿易品として、東西各国にもたらされ、各地の文化と融合した新しい更紗が誕生しました。
本展では、九州国立博物館が積極的に収集してきた更紗の名品約50点により、インドからはじまり、ヨーロッパや日本、インドネシアにおいて変容を遂げた更紗の魅力を紹介します。
香りの器 ~高砂コレクション~
7月17日(土曜日)から9月5日(日曜日)
人類の誕生とともに始まる香りは、人間の感覚に様々な作用を及ぼし、暮らしを豊かに彩る、なくてはならない存在です。古代オリエントの香油壺から、ヨーロッパの宮廷文化を華やかに彩った陶磁器やガラスで作られた香水瓶、日本の伝統文化である香りを聞く香道の道具類や、漆工、陶磁、金工による贅を極めた香炉、香合まで、香りの器は多種多様を極めています。
本展では、日本の香料業界の草分けとして、1920年に創業した高砂香料工業のコレクションから、古今東西の香水瓶、香道具の名品約230点を厳選し、奥深い香りの歴史と文化を紹介します。
絵になる自然~生きとし生けるものへの賛歌~
前期 令和3年9月25日(土曜日)から10月14日(木曜日)
後期 令和3年10月16日(土曜日)から11月7日(日曜日)
豊かな自然と四季折々の変化に富む風土に生きる私たち日本人は、古来季節の風趣を繊細に感じ取り、時代を超えて画家たちは自然のもつ生命感やエネルギーに魅了され、今日まで多様な表現を展開してきた。
本展では、当館所蔵の秋田蘭画をはじめとした近世から現代まで、39作家55点の個性豊かな花鳥画、風景画をご紹介し、画家たちの眼と心を通じて、不変ではない自然への共感を深めながら、多彩な作品世界をお楽しみください。
コレクション展
画家たちのひみつ~絵画のレシピ~
11月19日(金曜日)から12月28日(火曜日)
絵画は、布や板、紙などの上に顔料や染料を接合剤で定着させることで、物体の形象を描き出した芸術作品です。使われる接合剤の違いによって、日本画、油彩画、テンペラ画などに分類されます。そして、どんな画材をどのように用いるかによって、様々な表現が生まれてきます。
この展覧会は、画家たちが使う画材や技法に注目しながら、日本画と洋画の多種多様な表現の世界をご紹介するものです。所蔵品を中心に、特別出品作品と関連資料を加えた約40件により、私たちの心を揺るがす絵画作品はいかにして生まれたのか、その「ひみつ」の一端をご覧ください。
【開催中止】美をつなぐ 奈良コレクション受贈記念
前期 令和4年1月21日(金曜日)から2月13日(日曜日)
後期 令和4年2月16日(水曜日)から3月13日(日曜日)
令和2年度に秋田市金足の奈良家より、同家に伝わる書画107件が寄贈されました。江戸後期の画壇を席巻した谷文晁の優品を多く含み、狩野派、南画、南蘋派、江戸琳派、円山・四条派など、江戸絵画を中心とするコレクションの中から、約70件を前後期で一部入れ替えて紹介いたします。
注)美術館内の空調設備の故障のため中止
岡田謙三記念館
第1期 4月16日(土曜日)から7月4日(日曜日)
第2期 7月17日(土曜日)から11月7日(日曜日)「岡田謙三 色の魔法 ―紫の使い方―」
第3期 11月19日(金曜日)から令和4年3月13日(日曜日)
第4期 3月18日(金曜日)から6月12日(日曜日)
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