過去の展覧会(平成30年度)
企画展
フランス国立図書館版画コレクション ピカソ -版画をめぐる冒険-
4月21日(土曜日)から6月3日(日曜日)
20世紀最大の芸術家パブロ・ピカソは、その70年以上に及ぶ創作活動において2000点近くの版画を制作しており、銅版画、リトグラフ、リノカットなど技法や素材も多岐にわたります。
本展では、フランス国立図書館のコレクションにより、ピカソの版画作品に光をあて、ピカソが影響を受けたゴヤ、レンブラントなど巨匠たちの作品もあわせ た100点により、実験精神にあふれた独創的な表現の世界を紹介します。
明治150年記念 華ひらく皇室文化-明治宮廷を彩る技と美-
7月21日(土曜日)から9月2日(日曜日)
平成30年は、明治維新から150年目の記念すべき年にあたる。欧米に比肩する近代国家を 目指して進む明治という新たな時代の激流のなかで、皇室は外国使臣をもてなし、諸国との融和をはかるとともに、わが国独自の芸術を海外へと広く紹介し、美 術・工芸の保護育成にも大きな役割を果たしました。
本展では、明治宮殿を彩った染織品や調度品をはじめ、帝室技芸員による工芸品や書画など貴重な作品の数々から、明治宮廷の華やかな世界を紹介します。
秋田会場では、明治政府の基礎固めをする上で大きな効果があった六大御巡幸のうち、秋田県内に滞在された明治14年の御巡幸ゆかりの品や、黒田清輝によ る重要文化財《湖畔》(東京国立博物館蔵)[展示予定期間:7月21日(土曜日)から8月3日(金曜日)]が特別出品されます。
高野山金剛峯寺襖絵完成記念 千住博展 -日本の美を極め、世界の美を拓く-
9月22日(土曜日)から11月4日(日曜日)
高野山開創1200年を記念し、金剛峯寺に世界的に活躍する日本画家・千住博による襖絵の奉納が発表されてから、約3年。このたび全長25メートル超の《瀧図》と全長16メートル超の《断崖図》が完成しました。
本展は、千住の画業40余年の集大成と位置づけられる襖絵と床の間からなる渾身の障壁画44面を奉納に先駆けて一堂に公開するものです。あわせて、初期作品を含むこれまでの主要作品も展示します。
秋田市立千秋美術館と秋田県立美術館の2会場で、日本画の新しい可能性に挑み続けてきた千住博の世界をじっくりとご堪能ください。
コレクション展
秋田蘭画ことはじめ
6月15日(金曜日)から7月8日(日曜日)
江戸時代の後半に、秋田藩8代藩主佐竹義敦(号・曙山)や藩士の小田野直武らによって始められた洋風画・秋田蘭画。西洋や中国の絵画から合理的な視覚と写実的な表現を学びとり、画面に遠近感と立体感をもたらす手法は画期的で、日本の絵画の歴史に新たな境地を拓いたものとして高く評価されています。
本展では、当館の所蔵品を中心に特別出品作品および資料を加え、写実絵画に魅せられた藩主曙山の視点から、平賀源内との出会いにはじまる秋田蘭画の歴史をひもといていきます。
墨で描く-もじとえ、そのこころ-
12月14日(金曜日)から 平成31年1月27日(日曜日)
硯で墨をすり、筆に含ませて白紙に向き合い一筆目をおとす時の緊張感は、誰しも一度は体験したことがあるのではないでしょうか。墨は、水分量の違いが繊細な階調を創りだし、筆遣いにより“かすれ”や“にじみ”といった個性あふれる表現を生み出します。描き手の力の強弱が即座に紙へと伝わるため描き手の技術はもちろん、その胸中までもが表れるといえます。
墨で描かれた文字の線や植物のかたちなど、墨による多彩な表現の数々をお楽しみください。
どうぶつ美術館
2月8日(金曜日)から3月24日(日曜日)
迫力満点のライオンやトラ、ふわふわとした毛並みのサルやウサギ、凜々しい馬、朝を告げるニワトリなど、絵画の中にはいろいろな動物が描かれています。本展では、実際の動物の姿とも比較しながら、写実的なものからデフォルメされたものまで、オリジナリティあふれる画面の中の動物たちを、所蔵品を中心に、特別出品の作品を加えた約40点により紹介します。
岡田謙三記念館
第1期 2月22日(木曜日)から5月20日(日曜日)
第2期 5月23日(水曜日)から9月2日(日曜日)「耳をすましてー絵から聞こえる音・声・リズムー」
第3期 11月22日(木曜日)から平成31年1月27日(日曜日)
第4期 2月8日(金曜日)から7月3日(水曜日)
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このページに関するお問い合わせ
秋田市観光文化スポーツ部 千秋美術館
〒010-0001 秋田市中通二丁目3-8(アトリオン)
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