スケートボードパーク整備の要望
- 投稿日
- 2022年07⽉13⽇
- 投稿要旨
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私は秋⽥市在住のスケートボード愛好家です。にかほ市にてスケートボードパークが整備される⾒通しとの記事が先⽇掲載されましたが、秋⽥市近郊ではスケートボードを⾏う場所が⼤変少ない現状です。東京オリンピックでのスケートボード競技の盛り上がりもあり、全国的にスポーツとしてのスケートボードの認知が進んでいます。秋⽥市でも是非、スケートボードパークの整備をご検討いただければと思います。
スケートボードの魅⼒について私が感じている事として、⼦供から⼤⼈まで同じ目線で楽しめる点、競い合うだけではなく互いのチャレンジや成功を称え合う⽂化がある点があります。実際私も、パークに通っている上⼿な⼩学⽣に技を教えてもらったりして、⼀つずつできる事が増えていきました。マイナースポーツであるが故に、その魅⼒を互いに伝え合って楽しむ事が多くのスケーターにとって慣習となっており、⼦供、⼤⼈が楽しみながら関係性を育むことができます。互いのチャレンジや成功を喜ぶという点に関しては、東京オリンピックでもそういったスケーターの姿勢が話題になりました。競い合うという事がスポーツの楽しみでもあり、魅⼒でもあるのですが、競いあう以上に他⼈の成功を喜ぶスポーツは⼤変スポーツマンシップに優れていると感じますし、⼦供、⼤⼈に関わらず⼈格形成や精神の成⻑に良い影響があるのではと感じています。
対して、スケートボードの⽋点としてやはり騒⾳の問題、道路、駐⾞場など⾞が利⽤する可能性の箇所で⾏うスポーツである点が挙げられます。⼀定の交通量がある道路でスケートボードを⾏う事は道路交通法で禁⽌されており、我々スケーターも他⼈に迷惑をかけたくない気持ちは強いため、練習場所はかなり限られてきます。安全で⼈に迷惑をかけない場を作ることで、⼀般市⺠の理解を得られながらスポーツを楽しむことができると考えます。
ここからは愛好家以外の⽅、市⺠の⽅にとっても考えられるメリットについて⾔及します。地理上、秋⽥市にスケートパークができる事で、スケート愛好家が東北最⼤級のパークがある⼭形県寒河江市を始点として、にかほ市-秋⽥市と⾜を伸ばすようになり秋⽥県の観光事業にとってもメリットになると考えます。スケート愛好家は若者、家族連れが多いと思われますので周囲の飲⾷店やカフェ、⼊浴施設などの利⽤増加も⾒込まれます。
他県の私が興味深いと感じたスケートパークを参考にしますと、新潟県の村上市スケートパークはボルダリング施設、トレーニング施設との複合施設となっており、パーク施設の構築次第ではさらなる利⽤者が⾒込まれると思います。⻑野県のNPO法⼈librantが⽴ち上げたパークはスケートパークとしてスタートしていますが、⾃習スペースを設けていたり、最終的には学童保育施設としての運⽤を目標としており、そのアイデアはとても魅⼒的と感じました。勉強ができるスペースとスケートボードができるスペースが共存することで、学校終わりに宿題をしたり、⻑期休みの遊び場として⼦供たちが集える場所になる可能性があります。また、そういった環境で育った⼦供たちは⾃分の街に愛着を持つことができると考えられ、将来的に若者が秋⽥に定住するきっかけとなると考えられます。
以上簡潔ですが、私の秋⽥市へのスケートパーク整備についての要望となります。スケートパークの整備は秋⽥市が掲げる「芸術・スポーツ・観光による街づくり」の⼀助となると考えます。是非、ご検討をお願いできればと思います。 - 回答要旨
- スケートボードについては、若者を中心に人気が高く、本市では、スケートボードを行う場所が欲しいとの要望を踏まえ、施設利用に影響のない範囲で一部駐車場の試験的な開放などを行っているところであります。
スケートボードパークの整備も含めた練習・活動の場の確保にあたっては、安全のためのルールづくりや運営などを見据えた競技団体等の組織化が課題であると考えております。
本市のスポーツ施設については、現在、既存施設の長寿命化を念頭に整備に取り組んでおり、スケートボードパークの新たな設置の具体的な計画はありませんが、秋田市文化創造館において、敷地内の試験的な利用や、課題解決に向けたトークイベントが行われており、それらの意見交換等の推移を見据え、本市として必要な対応を検討してまいります。 - 回答課
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スポーツ振興課(電話:018-888-5611)
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