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平成28年度 秋田市エイジフレンドリーシティカレッジ第1回リレーセミナーを開催しました

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ページ番号1005248  更新日 平成31年2月27日

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平成28年11月16日(水曜日)、秋田拠点センターアルヴェ2階多目的ホールにて、建築家の西村浩氏を講師に迎え、秋田市エイジフレンドリーシティカレッジ第1回リレーセミナーを開催しました。高齢化と人口減少が進む秋田市において、まちの賑わいと、世代を超えた人と人との繋がりを生むまちづくりに関する知識と意識の向上を目的に実施し、10代から80代まで109名の一般市民が参加しました。
参加した市民からは、「高齢者が子どもを見守ることができる社会と、元気なまちづくりに感動しました」、「過疎地に人を集める空間を作りたいと思っています。とても参考になりました」等の声をいただきました。

写真:西村浩氏
西村 浩氏
  • エイジフレンドリーシティカレッジ第1回リレーセミナーチラシ (PDF 1.1MB)新しいウィンドウで開きます

講演「まちを支えるモノ、ヒト、コト」

要旨

子どもたちも含めてまちづくりを考える

これからの超高齢社会に対応したまちづくりを考えるにあたり、「高齢者のため」と世代を限定するのではなく、子どもから大人まですべての世代を含めて一緒に考える必要がある。特に、子どもたちとまちをつくることは、次世代の担い手づくりに繋がる。

公共空間の価値を上げる仕組みをつくる

高齢化や人口減少が進み、2005年をピークに都市は縮退傾向にある。このような状況下でのまちづくりでは、公共的な空間の使い方が重要である。新しくハードを建設するのではなく、既存の施設・公園・街路・水辺などをメンテナンスすることにより、そのエリアの価値向上を図る。結果的に、地域ブランドが向上し、地価の向上に繋がる好循環が生まれる。ハードの整備はあくまで必要に応じた結果であり、大切なことは、エリアの価値を向上させるためのコンテンツと仕組みづくりである。

都市で実験をする

都市の縮退は人々にとって初めての経験のため、現時点で、成功するまちづくりの方法は存在しない。ゆえに、まちづくりの実験が必要であり、多少の失敗で足を引っ張り合うことはせずに、発見の積み上げが大切である。ただし、大きなリスクは負ってはいけない。100億円×1回ではなく、100万円×1万回の実験を行う。数多くの実験を行うことは、発見を重ねることができることと、多くの人を巻き込み、まちの未来を考える機会を持つことに繋がる。

公民が連携し、公共空間の使い方を考える

中心市街地に子どもから高齢者まで世代を超えた人々を惹きつけるために、安全で面白いエリアを作る。そのためには、公共空間の利用と管理に対する認識を改める必要がある。道路を例にとって考える。

  1. 公共の乗り物の利用促進を行い、車の数を減らす
  2. 車道を狭め、歩道を広げ、歩行者が安全に行き交う空間を確保する
  3. 歩行者が増えると、沿道のビルにお店が増える
  4. 空きビルが減り、まちは税収で潤う

このように、道路の使い方により、周辺の不動産の価値が変わる。行政は道路を税金で維持するという考え方から、利益を生む不動産であると認識を改める必要がある。

佐賀市 わいわいコンテナプロジェクトについて

中心市街地に増えた空き地を活かし、まちの価値向上を図る実験。空き地に芝生とコンテナを敷設し、空き地リビングとして誰もが集える空間として開放。加えて、コンテナを拠点に人を惹きつける仕掛け(図書館、交流所、ショップ等)を施したことで、徐々に人が集まり、周辺にお店やオフィスが増え、更に人が集まるという好循環が生まれている。面白いお店や、優れたアイデアを持つ企業や人材などがコンテナ周辺の200メートル四方に集まり出し、エリアの価値が向上している。当実験で大切なことは、みんなで体を動かしコンテナ設置や周辺のエリア整備、仕掛け作りを行っていることと、コンパクトに賑わいエリアを創ることである。現在は、市民と民間事業者が、コンテナの近くを流れるクリーク(水路)の美化に取り組んでいる。

まちの基礎体力をつける

まちにコミュニティが生まれる環境を作ることが、まちの基礎体力の向上に繋がる。補助金が得られるという理由でイベントをたくさん行っている自治体を目にするが、基礎体力がない状態では、継続的なまちの再生には繋がらない。実験を繰り返しながら、成功事例や発見を重ねていくと基礎体力が養われていく。

質疑応答

質問:生まれ故郷(佐賀市)の一番好きな場所はどこか。

回答:子どものときは、アーケードの商店街。今は、佐賀市の市街地。非常に暮らしやすいまちになっている。

質問:わいわいコンテナの成果で、市街地が活性化され、空き地に箱物が建設されていくことが考えられるが、前の時代に逆戻りしていくことではないか

回答:箱物は悪いわけではない。建物による景観の変化は考えなければいけないが、市街地のため建物がある方が正常である。前の時代は、必要性を考えずに箱を作ったのが問題であり、ソフトを考えた結果のハードであればよい。

質問:市街地への移住者が増えると、移動元のエリアが空洞化し空き家が増えると思われるが、どのように考えているか。

回答:市街地エリアの価値が上がると、そこに人の移動が起きるため、移動元に人口減少は生じる。ただし市街地エリアから他エリアへの価値の波及により、最終的に、移動元エリアも巻き込んで、価値が広がる可能性がある。波及が途中で止まるのであれば、それがその都市のベストな範囲である。

写真:講演の様子1

写真:講演の様子2

写真:講演の様子3

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〒010-8560 秋田市山王一丁目1番1号 本庁舎2階
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