サービスの現状および評価・整備の方向(健康と生きがいづくりのために)11.地域活動への支援
地域活動への支援
地域行事への参加促進
現状および評価
近年のノーマライゼーション(障害のある人も家庭や地域で通常の生活ができるようにする社会づくり)の意識の高まりの中、障害のある人と地域住民が、施設や地域の行事などで交流を深めることによって、障害のある人自身が生きがいをもって生活できるような地域社会づくりが望まれています。
- 障害者施設と地域の交流
各自治会・町内会とその近隣の障害者施設との間では、年中行事(運動会・夏祭り・クリスマス会など)への参加をお互いに呼びかけあって、ふれあいを深めようとする取り組みがなされています。
平成9年の実態調査でも、在宅障害者の30パーセント以上が、機会があればいろいろな行事に参加したいと答えています。 - イベントでの交流
毎年定期的に開催している「夢と希望のコンサート」、「であいのコンサート」では、音楽をとおして障害のある人と障害のない人が交流を深めています。
また、竿灯まつりや雄物川の花火大会など、市が主催するイベントには障害のある人を招待しています。
整備の方向
- 障害者施設と地域の交流
障害者施設が地域に開かれた存在になるように、新たに設置する障害者施設には地域に開放するスペースを設け、福祉介護用品の展示、専門職員による地域住民への介護教室の開催など、施設と地域との交流活動を支援していきます。
また、自治会・町内会のほかにも、保育所、小学校、各種福祉施設などが開催する行事に、障害のある人が参加しやすい雰囲気になるように働きかけていきます。 - イベントでの交流
「夢と希望のコンサート」や「であいのコンサート」など、障害のある人が中心になるイベントについては、一般市民からも参加者が増えるように広報あきたや市政テレビ番組で広くPRしていきます。
また、竿灯まつりや雄物川の花火大会などのほかにも、市が主催するイベントには障害のある人を積極的に招待していくとともに、障害のある人自らが参加できるような体制を推進します。
ふれあい福祉基金
現状および評価
平成4年から、地方交付税をもとに運用益によって、民間団体の行う在宅福祉の向上、健康と生きがいづくり、ボランティア活動の推進などの事業に助成を行っています。
特に、障害者団体などに関連した助成については、施設で行う地域開放事業、障害者団体が行う音楽コンサートなどに助成を行った実績があります。
なお、平成9年3月末現在の基金原資額は、およそ9億円となっています。
整備の方向
障害者団体をはじめ民間の団体が行う芸術・文化活動については、障害のある人本人が企画の段階から参加するものも含めて、今後も、先駆的・試行的事業を中心に支援していきます。
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このページに関するお問い合わせ
秋田市福祉保健部 障がい福祉課
〒010-8560 秋田市山王一丁目1番1号 本庁舎1階
電話:018-888-5663 ファクス:018-888-5664
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