サービスの現状および評価・整備の方向（安心して生活できるように）3.デイサービス

デイサービス（日帰り介護）

目的

就労が困難な在宅障害児・者が通所し、文化活動や機能訓練を行うことでその自立を図るとともに、生きがいを高めることを目的としています。

内容

在宅障害児・者をリフト付きバスで送迎し、文化活動、機能訓練、生活訓練、家族への指導、給食・入浴サービスなどを行っています。

身体障害者デイサービス（日帰り介護）事業

現状および評価

平成9年度現在、市内に身体障害者用のデイサービス（日帰り介護）施設はありませんが、知的障害者デイサービスセンター（日帰り介護施設）や老人デイサービスセンター（日帰り介護施設）において、身体障害者にもサービスを提供しています。

利用料：1日500円 利用時間：午前9時から午後4まで

利用状況（平成9年6月1日現在）

施設名	利用人数
中央部：旭南	4
中央部：川口	2
中央部：八橋	9
東部：太平荘	5
東部：光峰園	7
東部：ふきのとう	20
北部：金寿園	11
西部：松涛園	13
南部：中央エリア	4
南部：南寿園	6

注：「ふきのとう」のみ知的障害者施設

• それぞれの地域のデイサービスセンター（日帰り介護施設）は、障害のある人にも開放しています。
• 知的障害者用のデイサービスセンター（日帰り介護施設）「ふきのとう」は、利用者20人中、知的・身体ともに障害のある人は18人います。

整備の方向

平成10年度、北部地区に身体障害者デイサービスセンター（日帰り介護施設）が開所しますので、障害のある人のためのデイサービス（日帰り介護）施設は、市内に、北部 地区1カ所、東部地区1カ所の合わせて2カ所になります。
また、交通至便な中央部にも身体障害者デイサービスセンター（日帰り介護施設）の整備を検討し、地域的な理由で通所困難な在宅障害者へのサービスの提供を拡大していきます。

• 高齢者デイサービスセンター（日帰り介護施設）や知的障害者デイサービスセンター（日帰り介護施設）との相互利用を推進します。
• 土曜日・日曜日・祝日の開所や利用回数の拡大、「レスパイトサービス」の実施について、関係機関と協議しながら検討していきます。
• 機能訓練などを充実するためのOT（作業療法士）・PT（理学療法士）の配置については、実施施設に配置するのか他の施設から派遣してもらうのかを検討していきます。
• 障害のある人の自立と社会参加を推進するため、サービス内容や利用状況などをPRしていきます。

注：「レスパイトサービス」とは、障害のある人を家庭で介護している家族が、自らの休養や趣味活動などを通じて生活の質を高めるため、ショートステイ（短期入所生活介護）などの一時預かりサービスを利用することです。

知的障害者デイサービス（日帰り介護）事業

現状および評価

平成8年4月に開所したデイサービスセンター（日帰り介護施設）「ふきのとう」では、登録者54人中、知的・身体ともに障害のある人が18人、身体にのみ障害のある人が2人となっています。

利用料：1日500円
利用時間：午前9時から午後4まで

利用状況（平成8年度の実績）

登録者数	平均利用者数/日
54人	11人

評価

• デイサービスの利用回数は、原則として週1～2回に限られているので、回数を増やしてほしいという要望が寄せられています。
  また、「レスパイトサービス」を実施してほしいという要望も多く寄せられています。
• 機能訓練などを充実するために、OT（作業療法士）・PT（理学療法士）を配置する必要があります。

整備の方向

• 高齢者デイサービスセンター（日帰り介護施設）や身体障害者デイサービスセンター（日帰り介護施設）との施設の相互利用を推進します。
• 土曜日・日曜日・祝日の開所や利用回数の拡大、「レスパイトサービス」の実施について、関係機関と協議しながら検討していきます。
• 機能訓練などを充実するためのOT（作業療法士）・PT（理学療法士）の配置については、実施施設に配置するのか他の施設から派遣してもらうのかを検討していきます。
• 障害のある人の自立と社会参加を推進するため、サービス内容や利用状況などをPRしていきます。
  
  注：「レスパイトサービス」とは、障害のある人を家庭で介護している家族が、自らの休養や趣味活動などを通じて生活の質を高めるため、ショートステイ（短期入所生活介護）などの一時預かりサービスを利用することです。