サービスの現状および評価・整備の方向(自立した生活のために)1.福祉教育の推進
福祉教育の推進
社会福祉への関心や理解を深めるとともに、他人を思いやり、あたたかい人間関係を大切にする「福祉の心」を育成するために、児童生徒が主体になったボランティア活動などの体験的な活動や、発達段階に応じた各教科・領域との関連を図った計画的な指導を推進しています。
福祉教育推進校(秋田市社会福祉協議会・秋田市教育委員会)
現状および評価
秋田市社会福祉協議会では、平成2年度から秋田市教育委員会の協力により福祉教育推進事業を実施しています。平成7年度からは、秋田市教育委員会との共同事業と して、毎年小学校4校、中学校1校を「けやきプラン福祉教育実践校」として委嘱し、児童生徒の体験活動を中心とした実践的な取り組みを展開することにより福祉教育の推進を図っています。
評価
実践校においては、福祉施設の訪問や車椅子の使用などの体験学習、地域の高齢者との手紙での交流、学校行事への招待などをとおして、児童生徒の福祉への関心が高まり「思いやりの心」が深まっています。
しかし、市内には小学校が40校、中学校が19校(市立)あり、すべての小・中学校 が指定を受けるためには、かなりの年数がかかります。
また、指定校の終了後もすべての学校で継続した取り組みが望まれます。
整備の方向
「けやきプラン福祉教育実践校」の年間ごとの指定校数を増やし、市内の全小・中学校で福祉教育が推進されるようにします。
また、体験的な活動を通して、障害のある児童生徒と障害のない児童生徒が共に理解し合い尊重し合う心を醸成できるように交流の機会を広げていきます。
小・中学生と障害児・者との交流
現状および評価
各小・中学校では、体験活動のひとつとして、地域の障害者施設や養護学校・盲学校と交流しているほか、自校の特殊学級の児童生徒とともに学習や学校行事などの教育活動を行い、心の教育の充実を図っています。
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このページに関するお問い合わせ
秋田市福祉保健部 障がい福祉課
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電話:018-888-5663 ファクス:018-888-5664
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