サービスの現状および評価・整備の方向(安心して生活できるように)8.訪問看護サービス
訪問看護サービス
現状および評価
目的
疾病・負傷などによって、在宅で継続して療養を受ける状態にある人に、かかりつけの医師の指示に基づいて看護婦などが訪問し、看護に重点を置いたサービスを提供することを目的としています。
- 訪問看護ステーションによる訪問看護
- 平成8年度末現在、市内の訪問看護ステーションは11カ所で、設置主体はすべて医療法人や社会福祉法人などの民間法人です。
- 平成8年度の訪問看護ステーションの訪問延べ回数は、25,721件(月平均2,143件)で、在宅寝たきりの利用者がおよそ7割を占めています。
- 訪問看護ステーションからの情報提供は年間3,979件あって、関係課で対象者の状況把握やサービスの調整を行っています。
- 訪問看護ステーション間の交流や訪問看護の研修、老人保健福祉について協議する場として、平成7年から訪問看護ステーション連絡会を年1回開催しています。
- 市医師会の「在宅老人医療ネットワークシステム」が構築されたことによって、訪問看護ステーションと地域の医師がスムーズに連携しています。
- 医療機関による訪問看護
- 医療機関による訪問看護の実施状況について、把握する必要があります。
- 訪問指導事業との連携
- 本人および家族への訪問指導や福祉サービスの調整などが必要なケースについては、保健婦による訪問も行っていますが、今後も継続して対応する必要があります。
- 関係機関との連携
- 在宅サービス提供者間の情報交換や申し送りは、連絡ノートや電話を活用していますが、さらに、関係機関との連携を図っていく必要があります。
整備の方向
- 訪問看護ステーションによる訪問看護
- よりよい看護サービスを提供できるように、看護技術の向上および福祉サービスについての研修会を開催するなど、訪問看護ステーション連絡会の運営を支援します。
- 「在宅老人医療ネットワークシステム」や「ヒューマンケアネットワークシステム」の中で、他機関との連携を取りながら、訪問看護の役割を発揮していきます。
- 精神障害者も訪問看護ステーションを利用できることをPRしていきます。
- 医療機関による訪問看護
- 医療機関で実施されている訪問看護の状況を把握し、連携を図っていきます。
- 訪問指導事業との連携
- 訪問指導やほかの福祉サービスとの連携によって、在宅ケアの推進を図ります。
- 関係機関との連携
- 生活圏域内のサービス提供施設の在宅介護支援センターや、デイサービスセンター(日帰り介護施設)などとの連携を図りながら、在宅ケアの支援に努めていきます。
関連情報
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秋田市福祉保健部 障がい福祉課
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